Nintendo Switchで遊べるゲームソフト『ANIMAL WELL』をプレイしレビューと序盤攻略を掲載。『ANIMAL WELL』がどんなゲームなのか気になっている人向けの記事となります。
ANIMAL WELLの概要
『ANIMAL WELL』がどんなゲームなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はこの項目だけチェックしよう!
ANIMAL WELLはどんなゲーム?
自由気ままな冒険と謎解きが楽しい!
『ANIMAL WELL』は2024年5月9日にBigmodeよりリリースされたアクションパズルゲーム。対応プラットフォームはNintendo Switch/Steam/PS5で、価格は2,950円(税込)。
膨大なパズルや仕掛けが散りばめられたメトロイドヴァニア風マップを駆け巡り、新たな移動手段や財宝を獲得しながら冒険が楽しめます。
可愛くてちょっぴり怖い動物たちに助けられたり襲われたりしながら広大な地下迷宮を探索し、どこまでも続く謎に挑もう!
- 舞台は超広大な地下洞窟!手探りの探索が楽しいアクションパズルゲーム
- 可愛くも恐ろしい!動物たちが織りなす魅力的なギミック
- アイテム入手で広がる行動範囲!たまごを集めるコレクション要素も
ANIMAL WELLの評価
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (5.0) |
グラフィック | (4.5) |
世界観 | (4.5) |
コンテンツ | (4.0) |
BGM | (4.0) |
総合評価 | (4.4) |
ANIMAL WELLの良い点・イマイチな点
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
歯応えあるパズル&ギミック 隠し通路や宝箱などワクワクする要素が満載 魅力あふれる動物たち | やや難易度高め |
ANIMAL WELLのゲーム内容をレビュー!
ここからは『ANIMAL WELL』がどんなゲームなのか、魅力別にレビューしていきます!
舞台は超広大な地下洞窟!手探りの探索が楽しいアクションパズルゲーム
『ANIMAL WELL』は、ドットで描かれたレトロ調グラフィックが魅力のアクションパズルゲーム。
冒険の舞台となるのは豊かな自然に覆われた神秘的なダンジョン。プレイヤーは花の蕾から生まれた茶色の可愛らしいスライムを操作し、ひとつなぎの広大なマップを探索していくことになります。
各フロアには仕掛けやパズルが盛りだくさん。エネミーは登場するものの直接的な戦闘はなく、いかにやり過ごして先へ進むかが重要となります。
ゲームの操作説明は、Aボタンでスイッチ操作などのアクション・Bボタンでジャンプの2種類のみで、世界観の解説などは一切なし。
手に入れた道具の使い道に関しても、「習うより慣れろの精神」で実際に操作しながら習得していく必要があります。
手探りではありますが、試行錯誤を繰り返しながら未知の土地へと踏み出すゲーム性は間違いなく面白く、メトロイドヴァニア好きにもれなく刺さりそうな作りです。
マップ上に記されたいかにも意味ありげな炎のマークや、静かに佇む動物たちの石像などには「一体どんな役割があるのだろう」と好奇心を刺激されます。
そもそもタイトルの『ANIMAL WELL』を直訳すると「動物の井戸」となるため、もしかすると名前の通り井戸の底を冒険しているのかな?などと想像が無限に膨らみました。
自由気ままな冒険を通じて、謎めいた世界観を考察してみるのも面白いでしょう!
可愛くも恐ろしい!動物たちが織りなす魅力的なギミック
本作を語るうえで外せないのが、ダンジョンに生息する動物たちの存在です。
不思議な地下世界にはリスやウサギ、フラミンゴなど、大小さまざまな動物が暮らしており、その光景はさながら「動物たちの楽園」といったところ。
プレイヤーは彼らに足場を作ってもらったり、手の届かない場所にあるスイッチを押してもらったりしながら、道を切り開いていくこととなります。
しかしながら、全ての動物がプレイヤーに友好的とは限らず、時には脅威となって立ちはだかることも。小さくて丸っこいスライムは、犬からは格好のおもちゃ、肉食獣にとっては美味しそうな餌にしか見えないのです。
攻撃的な動物に襲われた際の対処も謎解きの1つ。前述の通り、手持ちのアイテムや地形を利用して危険を回避する立ち回りが求められます。
敵でも味方でもなく、ただそこに存在するだけの動物たち。美しくも恐ろしい、独特の魅力にあふれる彼らとの駆け引きは、間違いなく本作の醍醐味と言えるでしょう。
謎解きの難易度は全体的に高め。なかには0.5秒の遅れすら許さないシビアなアクションを求められることもありますが、クリア不可能な場面は1つもなく、何度も繰り返し上達することで必ず突破できる設計となっています。
試行錯誤が必要な部分は多いものの、うまく行ったときの嬉しさは筆舌に尽くし難いものがあるでしょう。
アイテム入手で広がる行動範囲!たまごを集めるコレクション要素も
本作では多くのメトロイドヴァニア作品同様、特殊アイテムを入手することでアクションが増え、行動範囲が広がっていきます。
効果は泡を出して足場を作り出すものから、離れた場所にあるスイッチを押せるものまでさまざま。1つのアイテムには必ず2つ以上の役割が用意されており、多くの場面で活躍が期待できます。
「このアイテムがあれば、あそこが通れるんじゃないかな?」などとイメージを働かせながら、うまく作用した時の気持ちよさはかなりのもの。
長い旅を経て、ゲーム序盤に立ち寄ったフロアへの道が開通した時などには、久しく会っていなかった旧友に再会したような感動が味わえることでしょう。
不思議なたまごを集めよう!
やりこみ要素として、洞窟内のいたるところに隠された宝箱からたまごをコレクションする「たまご集め」が楽しめます。
手に入れたたまごは専用の祭壇に飾られ見栄えもバッチリ。さらに集めた数や種類に応じて隠し通路がオープンするなど、心踊るご褒美が収集心をくすぐります。
冒険が進むと1度訪れた場所へワープできるファストトラベル機能も解放され、宝箱の回収がしやすくなるのも嬉しいポイントです。
マップ全踏破にたまご集めなど、本編をクリアした後も長く遊べる要素が満載の本作。ぜひ隅々まで探索し、コンプリートを目指してみて下さい。
ANIMAL WELLの序盤攻略
ゲームをクリアするためには、マップに記された4つの炎を入手する必要があります。
まずはパズルをクリアしながら地道にマップを埋めつつ、特殊アイテムの入手を目指すのが当面の目標となるでしょう。
左下の水馬が生息するエリアで手に入る「バブルワンド」は、足場になる泡を作り出せる優れもの。
ジャンプで届かない高所へ登る際などに利用できるため、早い段階で入手しておくと冒険に役立つでしょう。
バブルワンドの泡には、プレイヤーが上に乗ると下へ向かって落ちる特性があり、高層から下層へ移動する際のエレベーター代わりとしても優秀です。
中央左上付近に位置する猫の祭壇では、「ディスク」を入手できますが、取ると猫の亡霊(?)が出現し、返すまで追われ続けます。
初めて訪れた段階ではディスクを取らず先へと進み、「にせものディスク」を手に入れてからすり替える形で入手すると良いでしょう。
犬は捕まるとダメージを受けてしまう厄介なエネミー。「ヒバナバナ」またはディスクを投げると注意をそらせるため、うまく活用してやり過ごしましょう。
「高い場所から落ちて戻れない」など、一見詰んだようにしか見えない状況にも、必ず解決方法が用意されています。部屋の隅に隠し通路がないか確認したり、怪しげな場所にアイテムを使ってみたりと、持てる手段を全て使い冒険を楽しんでみて下さい。
ANIMAL WELLのレビュー、感想まとめ(総評)
「難しいけど面白い」という言葉がピッタリ!
あまりの自由さに最初は戸惑うかもしれませんが、行き当たりばったりでも何かしらの収穫が得られるワクワク感が絶妙で、直感的に楽しめます。
謎解きに詰まることも1度や2度ではないはず。しかし苦労したぶん突破できた時の喜びはひとしお。想像力をフル回転させ、童心に帰って夢中になれる作品です。
- 舞台は超広大な地下洞窟!手探りの探索が楽しいアクションパズルゲーム
- 可愛くも恐ろしい!動物たちが織りなす魅力的なギミック
- アイテム入手で広がる行動範囲!たまごを集めるコレクション要素も
動画
ANIMAL WELLの基本情報
ゲームタイトル | ANIMAL WELL |
ジャンル | アクションパズル |
会社 | Bigmode |
配信日 | 2024年5月9日 |
価格 | 2,950円 |
公式サイト | ANIMAL WELL公式サイト |
公式X(旧Twitter) | ANIMAL WELL公式X(旧Twitter) |
対応ハード | Nintendo Switch/Steam/PS5 |
対応言語 | 日本語,フランス語,ドイツ語,イタリア語,韓国語,ロシア語,中国語 (簡体字),スペイン語,ポルトガル語,英語 |
サイズ | 84.0MB |
レビュー日 | 2024年5月18日 |
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