Nintendo Switchで遊べるゲームソフト『Imagine Earth』をプレイしレビューと序盤攻略を掲載。『Imagine Earth』がどんなゲームなのか気になっている人向けの記事となります。
Imagine Earthの概要
『Imagine Earth』がどんなゲームなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はこの項目だけチェックしよう!
Imagine Earthはどんなゲーム?
『Imagine Earth(イマジン アース)』は、Serious Brothersが2024年5月9日にSwitch/PS4/PS5にて発売したシミュレーション。価格は2,750円(税込)。地球と似ている惑星を人類が住みやすい星へ開拓し、テラフォーミングの成功を目指す。
人口を増やそうとすると星の温暖化が進んだり、資源が不足したりと、絶妙なバランスの匙加減が特徴的。なお、Steam/Xbox One/Xbox Series X|Sでは2021年に発売しているタイトルだ。
- 新たな惑星を開拓してテラフォーミングを成功させよう!
- 人口を増やして快適な惑星にしていくバランス感の奥深さ
- 資源を集めて惑星開拓。余った資源を宇宙人との取引に!
Imagine Earthの評価
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (5.0) |
グラフィック | (4.0) |
世界観 | (3.5) |
コンテンツ | (4.0) |
BGM | (3.5) |
総合評価 | (4.0) |
Imagine Earthの良い点・イマイチな点
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
惑星を開拓するコツコツとしたゲーム 快適な惑星にしていく奥深さ 宇宙人との取引で有利に開拓を進める | UIの見辛さや操作性の悪さ |
Imagine Earthのゲーム内容をレビュー!
ここからは『Imagine Earth』がどんなゲームなのか、魅力別にレビューしていきます!
新たな惑星を開拓してテラフォーミングを成功させよう!
『Imagine Earth』は、地球によく似た未知の惑星を開拓していく、惑星開拓シミュレーションだ。
プレイヤーはゲームタイトルにあるよう「イマジン(imagine:想像)」を発揮して、自分だけの「アース(Earth:地球)」を作り上げることができる。
惑星は多数の三角形状エリアで区切られている。何もない平地のエリアや森林が生い茂るエリア、鉱山が採石できるエリアなど、一つひとつの地形をプレイヤーの裁量次第で開拓する。
資源を採取するエリアとして残しておくのもヨシ、解体し都市を建設してもヨシ。ゲームの目的は惑星を発展させて居住人口数を増やすことである。
この手の惑星開拓シミュレーションはゲームを構成する要素が膨大かつ複雑で、同ジャンルを全く遊んだことのないプレイヤーがハードルの高さを感じてしまうものだ。無論、本作もリソースを管理して、上手い具合に惑星の発展を目指さなければならない。
ただ、ゲームを遊んだことがないプレイヤー向けに、手順を追って進んでいくチュートリアルの存在や、ある程度緩く進められるカジュアルな難易度設定も備わっているので、覚えやすくはあるだろう。
イチから全てを解説してくれる細やかなチュートリアルではないが、基本を抑えるには十分だった。実際メニューの表示が複雑で、筆者もどれが何を指し示しているのか全く理解できていない。
それでもゲームにおいてやるべきことは明確な上、それら副次的要素の数々が、遊び続けていると自然に理解していけるようになるのは間違いないだろう。言わば“スルメ的なゲーム”というのがファーストインプレッションである。
人口を増やして快適な惑星にしていくバランス感の奥深さ
本作ではただ惑星を発展させていけばいい…というわけでもない。そこはやはり都市建設シミュレーターに近いものがあり、生活する人々や惑星環境に配慮するのが大前提だ。
惑星が住みやすくなればなるほど、人口はどんどん増えていく。一方で、住みづらくなれば、ポッドで別の惑星に逃げてしまう。
人々が生活する都市エリアを設置すると、顔のアイコンが表示されて現在その場所に住みやすいかが判別可能。たとえば、都市エリアの横に工業エリアがあると、人々は住みづらくなり、不満げな顔のアイコンが表示される。
不満を解消するため、最寄りに公園エリアを建設してあげたり、工業エリアの場所を移設するようなことも重要となる。
だが、あまりに人々の住みやすさを意識すると、今度は自然環境が減っていき、惑星の温暖化が進んでしまう。また、惑星の地形も考慮しなければならないので、どんどん開拓するエリアの最大値を増やすことに繋がる。
すると資源の数も限られているので、工業エリアや食料エリア、エネルギー生産エリアやらも増やす必要が出てくる。自然環境も人為的な設備エリアに囲まれてしまうと、衰退する一方なので、全体のバランスを考えることになるのだ。これがとても奥深い。
そして自然環境が悪化して温暖化が進むと自然災害が発生しやすくなる。せっかく開拓してきた都市群も被害を被ってしまいかねないので、注意を払うべきだろう。
ゲームを進めていけば最新技術の研究開発が行えるようになり、既存設備に何らかの効果をもたらすこともできる。人々から徴収できる税金の収入もプレイヤーの運営する惑星次第なので、もし余力があれば設備投資で問題を改善するのも政策の1つである。
資源を集めて惑星開拓。余った資源を宇宙人との取引に!
宇宙港を建設すると別の星からやって来た宇宙人が貿易を申し出てくる。貴重な資源を売買するチャンスなので、惑星を早期発展させるのには打ってつけだ。
こちらの惑星で採れる資源が思わぬ利益に繋がる可能性も秘めている。ゆえに、入手できる資源をある程度貯蓄しておくというのも意味ある行為となっている。
惑星の物資採取は基本的には自動で行ってくれるが、メニューから保管数や生産数をしておくと、倉庫を無駄に圧迫せず比較的便利に運用できる。
ちょっとした機能に過ぎないものだが、こうした機能が要所的に多く見られるので、プレイヤーの抱えるストレスはある程度軽減されていると思う。もちろん、プレイヤーの直接的な意思決定によって、採取する物資の優先度を決めることもできた。
惑星開拓を進める上で宇宙人との貿易はいち要素に過ぎない。
しかし、現在の発展度合いでは本来獲得できない技術を入手できたり、物資なども購入できたりするため、場合によってはプレイヤーの惑星が抱えている恒久的な課題をクリアするといったことも十分考えられる。
国づくり&街づくり系のゲームでは、外交といった形で外的な要因がもたらす運要素が一種のスパイスになり得る。
地道でコツコツした開拓も悪くはないが、本作のように宇宙人という未知の存在がもたらすサプライズのような刺激も、シミュレーションゲームには欠かせないものだと再認識できる。
Imagine Earthの序盤攻略
ゲームの流れは初回にヘルプコメントの有無を設定することで、表示できるようになる。初めのうちはチュートリアルを一つずつ完了するようにして、惑星開拓を進めていきたい。
Imagine Earthのレビュー、感想まとめ(総評)
ゲームが内包する要素は、本稿で紹介したものに止まらないようだ。遊べば遊ぶほど、ゲームが持つ戦略的な深みを実感してもらえると思う。
チュートリアルの分かりにくさや、コンソールゲームでプレイした際の操作性は良いものとは言えないにしろ、Switchならば持ち運んで遊べるから大きいだろう。惑星開拓シミュレーションの第一歩としてはおすすめできる。
- 新たな惑星を開拓してテラフォーミングを成功させよう!
- 人口を増やして快適な惑星にしていくバランス感の奥深さ
- 資源を集めて惑星開拓。余った資源を宇宙人との取引に!
動画
Imagine Earthの基本情報
ゲームタイトル | Imagine Earth |
ジャンル | シミュレーション |
会社 | Serious Brothers |
配信日 | 2024年5月9日 |
価格 | 2,750円(税込) |
公式サイト | Imagine Earth 公式サイト |
公式X(旧Twitter) | Imagine Earth 公式X |
対応ハード | Switch/Steam/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S |
対応言語 | 日本語,フランス語,ドイツ語,イタリア語,スペイン語,韓国語,ロシア語,中国語 (簡体字),ポルトガル語,英語 |
サイズ | 1.5GB |
レビュー日 | 2024年5月9日 |
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