無料で遊べるスマホゲームアプリ『始皇帝の道へ:七雄の争い』をプレイしてレビューと序盤攻略を掲載しています。どんなゲームなのか気になっている方は当記事を参考にしてみてください。
始皇帝の道へ:七雄の争いとは
2022年10月12日、MAX GAME PTE.LTD.から正式リリースを迎えたスマホゲームアプリ『始皇帝の道へ:七雄の争い』は、中国の春秋戦国時代を題材としたシミュレーション。
「三国志」で知られる三国時代より500年前の古典的世界観をテーマにしており、かの偉大な“始皇帝”を筆頭に数々の戦国武将が登場。
春秋時代の英雄を仲間とし、軍略を巡らせ領土の拡大で強固な国づくりを行う。争乱の時代を舞台とした本格歴史ストラテジーが楽しめる戦略MMOでもある。
- 春秋戦国時代を生き抜く覚悟はあるか?本格歴史シミュレーション!
- 知略を駆使して領土を制圧!武将を育て、天下の一歩を踏みしめろ
- 充実したチュートリアルで戦略MMO初心者でも一人前の領主に!
始皇帝の道へ:七雄の争いの評価
『始皇帝の道へ:七雄の争い』をプレイし良い点とイマイチな点、どんな人におすすめできるゲームアプリなのかわかりやすく評価しています。
ゲーム性 | (4.0) |
グラフィック | (3.0) |
世界観 | (4.0) |
コンテンツ | (3.0) |
BGM | (3.5) |
総合評価 | (3.5) |
Apple Store(3.4) | Google Play(4.4) |
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
春秋戦国という独自のチョイス 良く動く武将のイラスト 充実のチュートリアル | グラフィックに時代を感じる チュートリアルの日本語が怪しい |
こんな人におすすめ!
- 初めてシミュレーションゲームを遊ぶ人
- 戦術、戦略を活用し天下を手に入れたい人
- 時代設定が目新しいゲームを遊んでみたい人
ゲーム内容を詳しくレビュー
ここからは『始皇帝の道へ:七雄の争い』がどんなゲームなのか特徴を詳しくレビューしていきますね!
春秋戦国時代を生き抜く覚悟はあるか?本格歴史シミュレーション!
『始皇帝の道へ:七雄の争い』は、本格的な国づくりと小国の主から大国を治める領主までの道のりを、春秋戦国時代(しゅんじゅうせんごくじだい)の世界で体験できる歴史シミュレーション。
中国史に残る初代皇帝として有名な“始皇帝”が登場する古代中国。多数の国々が大陸の覇権をかけて競い合う戦乱の世の中で、各プレイヤーたちは最強の軍事国家を築いていく。
ゲーム開始時に登場する勢力は「秦」「楚」「周」「趙」「燕」「魏」「韓」「斉」の国々だ。プレイヤーたちはそれらの強豪国家に負けじと、自分の勢力を伸ばしていくことになる。
ゲームシステムはスマホ向けの“国づくり系歴史MMO”でよく見られるオーソドックスな作り。資源をかき集めて施設を建築し、領主のレベルを上げながら軍備を編成。本城最寄りの拠点を足がかりに、少しずつ勢力の拡大を目指していくというスタイルだ。
とりわけ重要になるのは勢力を伸ばす上でも軍備を整える上でも必要不可欠な資源。資源は時間経過で徴収できるが、自国の中核を担う「都府」のレベルを上昇させていくことで、より多くの資源が入手しやすくなる。
都府を中心とした機能群は“内政コマンド”に集約されており、城の拡張や軍備増強で伸び悩んだら「とりあえず内政を進めておけば良いか」という、ある種のシンプルさが嬉しい。
「政策発布」を行うと自国が取り組むべき方針にプラスアルファでサポート効果が付与できる。武力を高める時期には「武治」、自国の発展に集中するなら「文治」と住み分けされており、これを上手く活用すれば国の早期発展も容易い。
細かい政治的な要素の数々はまさしく本格シミュレーションと言うべきで、領土の拡大以前に自国の土台作りの重要性をゲームながらに説いていた。
知略を駆使して領土を制圧!武将を育て、天下の一歩を踏みしめろ
マス目上に仕切られたワールドマップでは刻一刻と変化する世界の中で、プレイヤーたちが日々しのぎを削り合っている。
最初のうちこそ領土を一つも持たない小国の領主でも、国の発展によって少しずつ周りにある領土を制圧していけるように。
そんなプレイヤーの覇道を支えるのは春秋戦国時代を代表する数々の名武将たち。あまりこの時代の武将に馴染みがないプレイヤーもひと目その姿を見たら「ああ、彼が○○か!」と、特徴を覚えやすいイラストになっている。ちなみにイラストは動いている。
遊ぶ時間が長ければ自然と“一人のキャラクター”として武将を覚えてしまうのが歴史シミュレーションである…。
また、国の発展は天下統一に欠かせない取り組みだが、それをサポートしてくれる武将の育成も忘れてはならない。武将ごとに得意とする「兵種」も個別に設定されており、リアルタイムに繰り広げられる戦いでもその役割に準じた活躍を見せてくれる。
戦いは発生した直後からリアルタイムにユニット同士でHPを削り合う。部隊に編成した武将を上手く味方の戦いに合流させ、一つひとつの小さな戦いを確実に勝ち抜くことが戦乱の世を生き抜く秘訣。
さらに、領土制圧までの一連の流れが身体に馴染めば先述した「兵種」の役割を考慮してバトルを展開させることも可能。例えば、複数の槍兵で前線を押し上げつつ、弩兵の遠距離攻撃で補助する…など。
どこの勢力にも属さない山賊、野盗のような者であろうと油断は禁物。プレイヤーの予想を超えて思わぬ兵種が紛れているケースもあるため、消耗した兵士の補充から武将のスキル強化まで、滞りなく準備しておくのが安全だ。
国を預かる者として常に策略と向き合い、春秋戦国時代を賢く生き残るべし。
充実したチュートリアルで戦略MMO初心者でも一人前の領主に!
「歴史シミュレーション、戦略MMO…どれもシステムを覚えるのが大変そう」
初見のプレイヤーであればこのような不安に駆られるのも無理は無い。実際、アプリストアでチラ見えするゲームのスクショだけではそう判断せざるを得ないのだ。しかし、「戦略MMO」とはどのタイトルでも、初心者がその全容を覚えられるだけの地盤が整っていると言うもの。
本作でも章仕立ての物語形式で段階的に国づくりの基礎が学べ、プレイヤーの混乱が起き難い構成wo採用。各要素の説明テキストにも工夫が施され、プレイヤーにとって良いもの=緑のテキスト、プレイヤーにとって悪いもの=赤のテキスト…といった具合で視覚化されているのが優しい。
また、ゲーム冒頭では始皇帝が直々にプレイヤーの健闘を讃えてくれる。これが戦略MMO、歴史シミュレーション初心者にとってプラスに作用する魅力なのかは一切不明だが、ゲームを通してでも権威の有り余る英雄に褒められて悪い気はしない…はず。
チュートリアルがゲームを把握する上で分かりやすい導線となっているのは、率直に評価できるポイント。とりわけ“褒めて伸ばす”を前提に、プレイヤーを後押しする英雄たちのあったかい戦術指南は、まるで昨今の自動車教習所に近いものがあるかもしれない。
過程はどうあれ、ルールを覚えて一国の領主にひとり立ちできるまで、チュートリアルは網羅されていた。
序盤攻略
前項で紹介した通り、章仕立てで進行するチュートリアルは長めに設定されており、まずはゲームの基本システムを覚えるところから始めるのが最重要課題。また、本作ではガチャを引くためのアイテム「銀元宝」の入手にバラツキがあるため、リセマラそのものが困難だ。
そのため、確実にゲーム内の要素を把握しておき、各コンテンツにアクセスできる状態に持っていくのが推奨される。
もしリセマラを行うのであれば筆者の体感では第5章、第6章まで進めるのが良さそうだ。ログインボーナスやイベント報酬、達成ミッションといったリワードの獲得で銀元宝もそれなりに溜まる頃合い。
ゲームを開始する時期にもよるが、概ね20連〜30連のガチャを回せるようになっているはずである。しかしある程度の時間を要する事実には変わりないので、大人しくゲームを進行してしまった方が楽ではあるだろう。
始皇帝の道へ:七雄の争いの事前登録特典
事前登録者数が30万人を突破した『始皇帝の道へ:七雄の争い』を今始めると下記の豪華な事前登録特典が獲得できる。
事前登録特典
- 刀幣×10,000、清酒×2
- 兵符・狴干×30、儲糧令×3
- 求賢令×2、招賢令×1
- 兵符・麒麟×15、招賢令×1
- 銀元宝×150、資源宝箱×1
- アイコン枠、金将趙姬
始皇帝の道へ:七雄の争いのレビュー、評価まとめ
数多の「三国志」ゲームが蔓延るアプリゲーム界隈において、あえて春秋戦国時代を描いた『始皇帝の道へ:七雄の争い』。ゲームの中身で言えば正直なところ新鮮味は薄いものの「意地でも差別化したい」と言う、何かメッセージ性のようなものを感じてならない題材である。
なお、チュートリアルからプレイヤーが一人前にひとり立ちできるまでは、丁寧な導線が用意されているのが好印象。少し日本語の部分に違和感を感じる箇所も見受けられるが、大きく目立つ部分ではない。
バトルにおいては出撃ユニットがリアルタイムで戦うものの、かなりレトロな表現であり、令和時代のスマホゲームとしてはもう少しインパクトが欲しいところだ。また、シミュレーションゲームとしてはあまり変わり映えしない一方で、それが遊びやすくもある。
歴史シミュレーションが好きな人は「始皇帝」という題材で触る可能性はあるが、逆にいつも通りで物足りなさを感じてしまうかもしれない。そして、同ジャンルを初めてプレイする人には優しい設計なので、意外に続けてプレイできるポテンシャルは秘められていると思える。
難しい批評となるが、一長一短の目立つ戦略シミュレーションであった。
- 春秋戦国時代を生き抜く覚悟はあるか?本格歴史シミュレーション!
- 知略を駆使して領土を制圧!武将を育て、天下の一歩を踏みしめろ
- 充実したチュートリアルで戦略MMO初心者でも一人前の領主に!
動画
始皇帝の道へ:七雄の争いのアプリ情報
アプリタイトル | 始皇帝の道へ:七雄の争い |
ジャンル | ストラテジーゲーム |
会社 | MAX GAME PTE.LTD. |
配信日 | 2022年10月20日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | 始皇帝の道へ:七雄の争い公式サイト |
公式Twitter | 始皇帝の道へ:七雄の争い公式Twitter |
対応機種 | ios11.0以降 /Android7.0 以上 |
サイズ | 1GB~ |
レビュー日 | 2022年10月26日 |
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