無料で遊べるスマホゲームアプリ『信長の野望 覇道』をプレイしレビューと序盤攻略を掲載しています。どんなゲームなのか気になっている方は当記事を参考にしてみてください。
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信長の野望 覇道とは
2022年12月1日、KOEI TECMO GAMES CO., LTD.より配信されたアプリゲーム『信長の野望 覇道』は、同社のゲームクリエイター シブサワ・コウ(襟川 陽一 氏)が世に贈る「覇道」シリーズの第2作目(1作目は『三国志 覇道』)。
「シブサワ・コウ40周年記念作品」として同社が直接と開発・運営を手がけている。戦国時代をテーマにしたMMOシミュレーション(村ゲー)の世界に歴史ゲームの金字塔的タイトルが本格参戦した形となり、今後の展開が非常に気になる作品である。
- コーエーが村ゲー界隈に参戦!純度高めな「信長の野望」の本格MMOSLGがついに登場!
- 「世界よ、これが本当の戦国時代だ!」コーエーだからこその時代考証力の高さに感動
- 天下を取るのはどの大名?領土を奪い合うプレイヤー同士の合戦がアツい!
信長の野望 覇道の評価
『信長の野望 覇道』をプレイし良い点とイマイチな点、どんな人におすすめできるゲームアプリなのかわかりやすく評価しています。
ゲーム性 | (4.5) |
グラフィック | (4.0) |
世界観 | (5.0) |
コンテンツ | (3.5) |
BGM | (4.0) |
総合評価 | (4.1) |
Apple Store(4.2) | Google Play(3.8) |
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
「信長の野望」が本格3D戦略MMOに コーエーだけあって時代考証に期待できる 全国プレイヤーとの派閥争いがアツい | 目玉の「攻城戦」は気軽に遊べない |
こんな人におすすめ!
- 「信長の野望」シリーズのファン
- 戦国大名たちの熾烈な争いに心惹かれる人
- 戦略MMO、村ゲーが好きな人
ゲーム内容を詳しくレビュー
ここからは『信長の野望 覇道』がどのようなタイトルなのか、ゲームの魅力とあわせて率直なレビューをご紹介しよう。
コーエーが村ゲー界隈に参戦!純度高めな「信長の野望」の本格MMOSLGがついに登場!
“日本”を題材とした歴史系のゲーム開発で、まず名前の挙がるメーカーこそコーエーテクモゲームスだろう。同社は「三国志」「信長の野望」「大航海時代」など数々のシミュレーションゲームを開発してきた実績を持つ。
今回紹介する『信長の野望 覇道』も、そんなコーエーが展開する「信長の野望」シリーズの一つに過ぎない。しかし、『100万人の信長の野望』や『新信長の野望』など、過去にライセンスの許諾を得て登場したモバイル向けの「信長の野望」が既に登場しているわけである。
とはいえ、本作は同社の展開する主力ゲームブランド「シブサワ・コウ」40周年記念作品。とどのつまり記念作品であることから、開発・運営をほぼ直接的にコーエー自身で手がけている。それゆえ「戦国時代」をテーマにした戦略MMO(村ゲー)界隈には激震が走ったのではないかと勝手に思っているのだ。
ちなみにゲームの全体像は分かる人には分かるスタンダードな村ゲー。基本的には「戦略マップ」と「内政」画面の2種類で構成され、施設の強化、武将の育成、領土の拡張等をそれぞれ進めていく割と普通の設計である。
本作が大多数の村ゲーと大きく相違しているのはあくまでも「MMO」であることに重きを置いている点。例えば、プレイヤーは別に織田信長ではない。信長は戦国大名の一人として、プレイヤーたち新人領主が属する“勢力”なのである。
もちろん、作中ではSSR武将「織田信長」「武田信玄」「上杉謙信」ら大名がユニットで登場している。ただ、世界観・チュートリアルのストーリー、ゲームの設定としては、彼ら大名家を天下に導くのがプレイヤーの役目となる。
ゲームでは広大な戦国日本を舞台に無数のプレイヤーたちが日々領地を巡って争いを続けていく。シーズンごとに各種大名家の領地数が戦果としてランキング化され、上位入賞した大名家が覇者となる仕組み。
また、本作はギルドへ加入したり・しなかったりと、自由気ままな村ゲーの雰囲気ではなく、積極的に味方勢力のプレイヤーと協力するロングスパンの対戦型MMO。
『信長の野望 覇道』でもマイペースに遊ぶことは可能だが、村ゲージャンルにしては目的が明確化されているため、ソロだとゲームの醍醐味が大きく失われてしまうのだ。ぜひ、気の合う「一門(ギルド)」を見つけて、ガンガン戦国時代を戦い抜いて欲しい。
「世界よ、これが本当の戦国時代だ!」コーエーだからこその時代考証力の高さに感動
世の中にはありとあらゆる“戦国時代の村ゲー”が存在するが、そのどれもが「ちょっと怪しい日本語」「謎のお城」「セクシーな正室&側室」などなど、些か残念なところが顕著に目立つ。
一方で『信長の野望 覇道』は、コーエーが長らく積み重ねてきた戦国歴史ゲームのノウハウを存分に発揮しており、なんだか伝統的なシリーズの風格すら漂わす。
美形だらけの戦国武将ではなく「これよ、これこれ」と、戦国マニアが唸りそうなイカツイ縄文人を彷彿とさせる武将が勢揃い。無論、側室・正室たちはセクシーダイナマイトな美女ではなく、大和撫子あっぱれな正統派美女に仕上がっている(イケメン武将もいるよ)。
武将たちを紹介する「列伝」は決してWikipediaのコピー&ペーストではないし、日本史に強いコーエーだから実現できた「縁(えにし)」システムも面白い。補足すると、全ての武将は史実に基づいた個性でカテゴライズ(縁)されており、同じ縁を持つ武将で部隊編制すると部隊が強くなる。
厳密には武将が攻撃スキルを発動した際、編制に組み込まれたほかの武将のスキルも連鎖的に発動しやすくなる。結果的にバトルを有利に行えるメリットがある。
縁はその武将の個性でもあるので、戦国武将に詳しくないプレイヤーでも「この武将、○○家ではかなり重宝されてたんだな」と、実はちょっとした勉強にもなったりするのだ。
そして、戦国大名家の本拠地となる実在した名城・名所の数々も登場。現在でも武田氏館跡として知られる「躑躅ヶ崎館(つつじがさきのやかた)」など、コーエーの時代考証で作られた3Dモデルは形状にもこだわりが感じられる。
他社の戦国シミュレーションでは到底再現し得ないような、戦国大名たちの本拠地をちゃんと描いているのが感慨深い…。
さらには、日本古来からの芸術と関わりの深い“四季の表現”にも注目したい。
ゲーム内では刻一刻と変化を催す乱世の移り変わりを演出。春には桜が舞い、夏は陽光が野に落ちる。秋は紅葉が山々を彩り、冬は雪の世界が美しい。これぞ、兵どもが夢の跡。
万物流転の戦国史をアプリに落とし込めたのはコーエーだからできたこと。しかも作中の3Dマップは、NHKの大河ドラマに提供したものを改良して使用しているという。今後の運営次第では、戦国時代をテーマにした村ゲーの覇道がここに極まることになるはずだ。
天下を取るのはどの大名?領土を奪い合うプレイヤー同士の合戦がアツい!
バトルは「足軽」→「騎馬」→「弓」→「足軽」…と3すくみ。部隊編制は4部隊まで可能となっており、部隊の大将を軸にした兵科、縁で繋がった武将の組み合わせがチームの構成で重要視されるポイント。
プレイヤー同士が領土を奪い合う戦略マップは三角形上のグリッドで仕切られており、自領が隣接したエリアを制圧しに行ける。しかし、領土の保有できる数は「威信旗」の数によって決まっているので、将来的な進軍を見越した運用が大切だ。
領土の奪い合いは、一言で言えば「熾烈を極める」。筆者が上杉家の領土を制圧に向かったところ、突如として最寄りに移転してきた他プレイヤーの部隊に見事壊滅させられた。ビギナープレイヤーと言えど、領土制圧に関しては無慈悲な報復が待っているのは覚悟して欲しい。
これぞ勢力争いが中心となるMMO戦略シミュレーションならではの醍醐味(涙)
なお、自領の本拠地をプレイヤーに制圧されると、「領土消失に伴う里移転」が発生する。容赦無く現在地からの強制退去を命じられ、追い討ちをかけるように衰弱状態に。この衰弱中は領土制圧を行う場合に、全ユニットが弱体化する強烈なデバフ。
このように対戦の悔しさをしっかり噛み締めることができる反面、仲間と協力して大名家の領土を増やしていく喜びもひとしおに感じられる。こんなドラマがあるからこそ、ソロプレイは勿体無いのだ。
信長の野望 覇道の序盤攻略
村ゲーである以上、覚えることの多さが付き纏うのは仕方のないこと。それでも『信長の野望 覇道』はチュートリアル周りの解説が非常に丁寧な上、初めてアクセスした機能ごとにその紹介が入る設計でやさし目。
ストーリーのような簡単な物語形式で、基本的なゲームシステムを覚えられる点も大きいだろう。まずはミッションを進めて少しずつシステムを覚えると良い。どちらにせよ、ミッションを進めて「領主レベル」を上げなければ他のシステムも解放できない。
リセマラを行うかは正直自由。初回10連ガチャは引き直せるし、武将と交流を進めることで時間はかかるが欲しい武将をスカウトするシステムも用意されている。
一応、リセマラで狙えるユニットにはSSR「織田信長」「武田信玄」「上杉謙信」などの戦国大名ユニットがいる。アカウント削除でチュートリアルを飛ばしていけば、リセマラは十分行える。
信長の野望 覇道の事前登録特典
事前登録者数25万人を突破した『信長の野望 覇道』を始めると、下記の事前登録特典が獲得できる。
事前登録特典
- 無償小判×2,000
- 経験書・上×60
- 領主フレーム×1
- 里休戦旗・特×1
- 良将登用状×10
信長の野望 覇道のレビュー、評価まとめ(総評)
村ゲージャンルはワールドワイドに親しまれている人気のシミュレーションゲームだが、変わり映えしないゲーム性、浅いテーマと、昨今面白みに欠けてきたように思う。
しかし『信長の野望 覇道』では、勢力同士の対戦を主軸にしたため、問答無用で領土を侵攻される緊張感が他のタイトルよりも強い。ここは上手く差別化できているのではないだろうか。
初心者プレイヤーたちでも十分楽しめる設計になっているが、下手に他人の領土を制圧すると相応の報復が待っているのが村ゲーの厳しさ。それは本作でも同様で、過酷な世界を失敗しながら生き抜いていく面白さとも言えよう。
ちなみに不満がないわけではない。
それはギルドありきの「攻城戦」の仕様だ。本作最大の見所とはいえ、ギルド一丸となってガチプレイが推奨されるこのコンテンツは気楽に遊べない設計である。せめて攻城戦を単独で遊べるコンテンツを増やして欲しいのが正直な感想である。
- コーエーが村ゲー界隈に参戦!純度高めな「信長の野望」の本格MMOSLGがついに登場!
- 「世界よ、これが本当の戦国時代だ!」コーエーだからこその時代考証力の高さに感動
- 天下を取るのはどの大名?領土を奪い合うプレイヤー同士の合戦がアツい!
動画
信長の野望 覇道のアプリ情報
アプリタイトル | 信長の野望 覇道 |
ジャンル | MMO戦略シミュレーションゲーム |
会社 | KOEI TECMO GAMES CO., LTD. |
配信日 | 2022年12月1日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | 信長の野望 覇道公式サイト |
公式Twitter | 信長の野望 覇道公式Twitter |
対応機種 | ios9.0以降 /Android5.0 以上 |
サイズ | 117MB~ |
レビュー日 | 2022年12月6日 |
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