この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『Final Fantasy XV: War for Eos』を実際にプレイしゲームが気になっている方に向けて分かりやすく解説しています。
レビューを読むのがめんどうな人向けにいきなり結論!
『Final Fantasy XV: War for Eos』は、Machine Zone, Inc.からリリースされたモバイル戦略ゲーム。『ファイナルファンタジーXV』のあり得たかもしれない別の世界線を描いており、本編とは異なるテイストの新たな『FF15』が楽しめる。
戦いが映える3Dモデルを活用したオートバトルに、資源を集めて自国を強化するシンプルな遊びやすさを備えた。『FF15』に初めて触れる人でも楽しめるが、過去に本編を遊んだことのあるファンはもっと楽しめる、そんなタイトルになっている。
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (4.0) |
グラフィック | (4.0) |
世界観 | (4.5) |
コンテンツ | (4.0) |
BGM | (5.0) |
総合評価 | (4.3) |
Apple Store(4.1) | Google Play(3.8) |
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
全く新しい『FF15』の世界! 3Dで戦うお馴染みのキャラクターたち グローバルに繋がれるワールドマップ | 和訳の精度が惜しい |
こんな人におすすめ!
- 『FF15』を遊んだことがある人
- 国づくりゲームを遊ぶ人
- ワールドワイドな繋がりを求めている人
ここからは『Final Fantasy XV: War for Eos』がどんなゲームなのか詳しくレビューしていこう。
Final Fantasy XV: War for Eosとは?
『Final Fantasy XV: War for Eos』は、2023年2月16日に配信されたモバイル戦略ゲーム。本作は世界的人気IP『ファイナルファンタジー』シリーズの15作品目、『ファイナルファンタジーXV(FF15)』を活用した国づくり系MMOだ。
パブリッシャーのMachine Zone, Inc.は『モバイルストライク』や『ゲーム・オブ・ウォー』など、人気作で知られている。『FF15』本編では実現し得なかった王国の復興と宿敵国との戦いが楽しめる新たな『FF15』。
- あの『FF15』の新たな世界線。ノクティスたちが王国を築く!
- 3Dモデルのキャラクターたちが繰り広げるRPGバトルが映える!
- 資源を集めて王国をより強固に。世界中のプレイヤーとも交流OK
Final Fantasy XV: War for Eosのゲーム内容を徹底レビュー
あの『FF15』の新たな世界線。ノクティスたちが王国を築く!
本作は、PS4で発売された『ファイナルファンタジーXV』(以降、「FF15」)を題材とした国づくり主体のモバイル向けオンラインゲームだ。
世界観・キャラクター・シナリオは紛うことなき『FF15』がベースであり、『Final Fantasy XV: War for Eos』は本編と違う世界線の物語である。
ゲーム冒頭は主人公・ノクティスと、ヒロイン・ルナフレーナの共闘シーンから始まり、本編を遊んだ人ほど受ける衝撃が大きい。筆者にも当てはまるが、一部のファンに望まれていた展開とも言えるだろう。
また、導入部分から本編と大きく展開が異なるため、初めて『FF15』に触れた人にも優しい口当たりではないかと思える。
敵国・ニフルハイムの襲撃によって逃げるように旅をする本編を、もしも「表」とするならば、国の再建を中心に軍備を整える選択をした本作は「裏」と言うべきか。
チャプター形式のチュートリアルがシナリオの役割を併せ持ち、イグニスやグラディオラス、プロンプトら等、お馴染みのメンバーたちと協力しながら国づくりに励んでいく。
“別の世界線”といった特徴をしっかり活かしたシナリオ展開は特に新鮮だ。本来なら志半ばで野望ごと潰えた者たちが、手練手管に暗躍している。凄く生き生きとしている印象を受けた。
『FF15』初見のプレイヤーには、恐らく悪いことを企む帝国の偉い人たちと、ステレオな印象を与える可能性は高い。しかし、本編では見られない立ち回りなので、遊んだ身としてはちょっとした感動すら覚える。
本作は「村ゲー」と呼ばれるポピュラーなモバイルMMO。ただ、『FF15』のパラレルなシナリオ展開とシステム紹介を紐付ける手腕が見事だ。例えば、資源を収集するための農場施設を1つビルドする最序盤の指南が物語展開に自然と絡まっている。
物語とニコイチでシステムを紹介するのは村ゲーの中では一般的である。本作が良いのはプレイヤー側に納得感があり、強引に指南されている“無理矢理感”がないのだ。人物の解像度も高く、『FF15』の世界を上手く再構築している手応えが感じられた。
3Dモデルのキャラクターたちが繰り広げるRPGバトルが映える!
国づくりゲームにおける自国の発展と、バトルで活躍するユニットの育成は本作でも欠かせない。新たな設備の建設、あるいは既存設備の増築には「資源」を集める必要がある。
その資源回収をこなす中で各コンテンツのキモになるのがバトルだ。当然、ユニットを育てなければバトルには勝てないし、満足できる報酬も望めないだろう。
バトルは3Dモデルのキャラクターたちが繰り広げるオートバトルを採用。『FF15』本編の攻撃モーションが多数使用されていた。敵の魔物たちもそのまま登場してきた再現度で、国づくりゲームのバトルにしてはかなりリッチではないだろうか…?
ディスプレイ縦持ちの関係もあって、決して広いとは言えないフィールド内だが、キャラクターたちが縦横無尽に戦っている姿は壮観だ。複数対複数の入り乱れた乱戦バトルが映える。
戦闘が自動進行なので、最大5人のパーティーはRPGらしいロールプレイを軸とした編成が望ましい。現状実装されているキャラクターは確認できるもので12体である。
決して多くはないが『FF15』には敵を含めて多数のキャラクターたちが登場しているので、こちらについては今後のアップデートに期待がかかるところだろう。
ちなみに戦闘に参加できるプレイアブルキャラクターの中には、召喚獣・カーバンクルから、本編では非戦闘員であるはずの整備士・シドニーまで登場している。
敵側、ニフルハイム帝国に属する将校・ロキや、作中で根強い人気を持つ女性竜騎士・アラネアもいるので、ファンには堪らない。夢のようなパーティー編成が組めそうである。
なお、オートバトルにプレイヤーの介入余地が全くないのかと問われれば実はそうでもない。スキルの発動(自動も可)、アイテム使用はプレイヤーが行うので、強敵との戦いではその都度戦況に合わせた行動が求められてくる。
確実な勝利を得たければ、少なくともスキルは自分で発動した方が良さそうだ。ケースバイケースだが、特別難しくはないはずだ。簡易的ながら戦略性を持たせた設計である。
資源を集めて王国をより強固に。世界中のプレイヤーとも交流OK
ゲームの基本は比較的オーソドックスな作りといったところ。資源回収→建設・増強→各コンテンツ→資源回収…と、国づくりゲームの基本構成に忠実で遊びやすい。
前々項で紹介しているが、チュートリアルに物語を満遍なく絡めている事情もあって、気がつくとシステムの全容を概ね理解できてしまう。変に尖った要素がないのも理由になるのだろうか。
確かに独自過ぎる要素はこの手のゲームを遊ぶプレイヤーには敬遠されそうだ。その点、本作は『FF15』のIPを使っていても別段オリジナリティにこだわり過ぎていない。
“モバイル戦略ゲームとして手堅い作り”になっているので、口コミで本作から『FF15』を知る人もいそうである。また、世界的には「FF」ブランドに対する信頼感も一定以上あることから、遊ぶ理由になるのは想像に難くないわけだ。ゆえに誰でも触れやすいのは大きい。
国づくりの最初は自国内を中心に設備を整えていく。チャプターの進行に伴い、徐々にその規模は大きく拡大していくことだろう。ワールドマップが解放されれば、プレイヤーの行動範囲はより広がり、他のプレイヤーたちとも自然に関わっていく。
マップは広大なので1人で黙々と遊んでても良いし、ギルドを結成してサーバー内の頂点を目指しても良い。チャットはグローバルなプレイヤーたちとの交流・情報交換も容易である。
特に海外圏に住むプレイヤーのチャットは自動的に翻訳されるので、遊ぶ側が英語が苦手でも、最低限のコミュニケーションは取りやすい。自国を強化する目的でも積極的にギルドは活用したいところだ。
Final Fantasy XV: War for Eosの序盤攻略
シナリオを楽しみながらゲームの基本も学べる「チャプター」を進めたい。5章まで進めるとワールドマップが解放され、プレイヤーの遊び方にも自由度が出る。ギルドの加入はもう少し前の時点から行えるが、ギルドごとに特色や文化があるため、できれば参加する際には吟味したいところ。
また、本作はアプリストアのアカウントとサーバーが紐づけられているためなのか、どうやらリセマラはできないようだ。
Final Fantasy XV: War for Eosの事前登録特典
『Final Fantasy XV: War for Eos』でチュートリアルを完了すると下記の特典を入手できる。
- ゴールド×100
- 基本テレポート×1
- プレイヤー名の変更×1
- 英雄経験値×1,000
- スタンダードな鍵(ガチャアイテム)×40
Final Fantasy XV: War for Eosのレビュー、評価まとめ(総評)
本作は『FF15』のIPを活用したモバイル戦略ゲームだが、本編とは別の世界というのが最も魅力的に思えた。無論、『ゲーム・オブ・ウォー』などのヒット作を手がけてきたMachine Zone, Inc.の基本を抑えたゲーム作りも評価できるもので、誰もが取っ付きやすい。
しかしながら、スクウェア・エニックスが実現し得なかった主人公とヒロインの密接な共闘関係は、ある種『FF15』にとっての救いでもあり、求めていたファンは多いことだろう。パラレルであっても全く新しい『FF15』が楽しめる点は、それだけで十分なセールポイントなのだ。
- あの『FF15』の新たな世界線。ノクティスたちが王国を築く!
- 3Dモデルのキャラクターたちが繰り広げるRPGバトルが映える!
- 資源を集めて王国をより強固に。世界中のプレイヤーとも交流OK
動画
Final Fantasy XV: War for Eosのアプリ情報
アプリタイトル | Final Fantasy XV: War for Eos |
ジャンル | モバイル戦略ゲーム |
会社 | Machine Zone, Inc. |
配信日 | iOS:2023年2月16日 Android:2023年2月16日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | Final Fantasy XV: War for Eos公式サイト |
公式Twitter | Final Fantasy XV: War for Eos公式Twitter |
対応機種 | iOS13.0以降 /Android5.1 以上 |
サイズ | 371.7MB~ |
レビュー日 | 2023年4月7日 |
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