この記事では買い切りで遊べるスマホゲームアプリ『Kingdom Eighties』を実際にプレイしどんなゲームアプリなのかを読者様に向けてわかりやすくレビュー、解説しています。
サクっとKingdom Eightiesを評価&レビュー!
『Kingdom Eighties』がどんなゲームアプリなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はここだけ読もう。
Kingdom Eightiesはどんなゲーム?
大切なものを守るため、少年たちの戦いが始まる!
『Kingdom Eighties』は子供たちを集めてキャンプ王国を築き、ドロドロした正体不明の敵「グリード」に立ち向かう建国シミュレーションゲーム。
本作は数々の受賞歴を誇る「Kingdom」シリーズの最新作。高い戦略性はそのままにストーリーモードが新設され、より親しみやすく、遊びやすく進化を遂げました。
5段階から選択可能な難易度&親切なチュートリアル完備で、シリーズ入門用としてもおすすめの一作です。
Kingdom Eightiesの評価
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (5.0) |
グラフィック | (5.0) |
世界観 | (4.0) |
コンテンツ | (3.5) |
BGM | (4.0) |
総合評価 | (4.3) |
Apple Store(4.5) | Google Play(3.6) |
Kingdom Eightiesの良い点・イマイチな点
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
コツコツ地道な拠点作りが楽しい クリア後もたっぷり遊べる 選べる5段階の難易度 | 進行条件がわかりにくい時あり |
こんな人におすすめ!
- 建国シミュレーションゲームが好きな人
- 遊びごたえある作品を探している人
- 質の高いドットグラフィックに惹かれる人
ここからは『Kingdom Eighties』について実際に遊んだ体験をもとに、詳しくレビューをおこなっていきます。
Kingdom Eightiesとは?
2023年10月17日にRaw Furyよりサービスが開始されたスマホゲームアプリ『Kingdom Eighties』は、質の高いドットグラフィックが魅力の建国シミュレーションゲームです。
メインストーリーにあたる「キャンペーン」とエンドレスに続く敵の襲撃から拠点を守り続ける「サバイバル」、ボリューム満点の2つのモードを楽しめるのが特徴。
限りある資源を有効に使い国を築いていく戦略性の高い建国パート、拠点を襲う魔物とのバトルパート、フィールドに点在する謎めいたオブジェクトの探索など、歯応えある難易度と奥深いゲーム性が魅力の作品です。
なお、過去作とのつながりはないため、本作から遊んでも問題なく楽しめます。
- 80年代アメリカを舞台に少年たちと魔物の戦いを描く建国シミュレーションゲーム
- アメコミ風タッチのアニメーションで描かれる奥深いストーリー
- 好奇心をくすぐるギミック満載!多彩なオブジェクトに触れてみよう
Kingdom Eightiesのゲーム内容を徹底レビュー
ここでは『Kingdom Eighties』がどんなゲームなのか特徴別にレビューしていきます。
80年代アメリカを舞台に少年たちと魔物の戦いを描く建国シミュレーションゲーム
『Kingdom Eighties』は、魔物に侵略された街を取り戻そうと奮闘する勇敢な少年たちの戦いを描いたシミュレーションゲーム。
サマーキャンプに参加中、正体不明の魔物「グリード」に襲われた主人公・リーダーは、3人の友人とともに子供たちを束ね、魔物の襲撃に立ち向かうことに。
ネオンサイン輝く80年代アメリカの田舎町「モナーク」を舞台に、ナウでヤングな若者たちによる国づくりが楽しめます。
戦力となるのは主に近所に住む子供たち。リーダーは子供たちに弓兵や工兵としての役割を与え、コインを駆使して要塞のように強固な拠点を築き上げていきます。
夜には画面左右から魔物が押し寄せるタワーディフェンス形式のバトルが発生!
夜間の襲撃に備えるため、昼間のうちに守りを整えておく必要があります。
仲間の助けを借りて集めたコインをどこに投資するかはプレイヤー次第。そのとき準備できる最良の装備とメンバーで、いかに拠点を守り抜くか、常に選択を迫られる戦略性の高さが本作の魅力です。
戦いの舞台もバラエティに富んでおり、湖畔・学校・ショッピングモールなど、次々に移り変わるフィールドは見どころ満載。
特に水面に映り込む人物や風景の表現が素晴らしく、ドット絵で描かれた美しいアメリカの街並みや、眩い夜景がプレイヤーを魅了します。
自転車でブイブイ言わせたり、装甲車の上でエアギターをかき鳴らしてみたり(?)と、ユーモアあふれる演出も面白いポイントです。
緊迫した状況下にあってもどこか無邪気な少年たちの姿に、プレイヤー側も勇気をもらえる遊び心満載の作品に仕上がっています。
アメコミ風タッチのアニメーションで描かれる奥深いストーリー
本作はシリーズ初の試みとしてストーリーモードを導入しており、戦略性あふれる国づくりとシナリオを同時に楽しめる贅沢な仕様です。
グリードたちはどこから現れ、なぜリーダーの持つ「創造の王冠」を狙うのか。連絡がとれない両親の安否は?等々、進めるほどに深まる謎と怒涛の展開が最後までプレイヤーの心をつかんで離しません。
アメコミ風の独特な絵柄はやや好みが分かれそうですが、ふんだんに盛り込まれたアニメーションパートの質は高く、まるでテレビアニメを観ているような没入感で楽しめます。
ストーリー上で仲間になる3人の友人もまた魅力的です。
体力自慢の「チャンプ」・頭脳担当の「ウィズ」・修理担当の「ティンカラー」はそれぞれユニークなスキルを所持しており、攻撃に防衛にと大活躍。チャンプとティンカラーに至っては、遭遇した魔物を自転車タックルで吹き飛ばす力技に笑ってしまいます。
1人では困難な戦いも仲間が一緒なら百人力。抜群のコンビネーションを発揮する4人の友情も見どころの1つとなっています。
ストーリーの追加はシリーズに新たな風を吹き込んだ一方で、国づくりに集中したいプレイヤーにとってはマイナスに感じられるかもしれません。
「心ゆくまで国づくりに没頭したい」そんなプレイヤーにおすすめなのが、エンドレスに襲来する魔物から拠点を守り続けるやりこみモード「サバイバル・オリジナルテープ」。
本モードは序盤から敵の出現数が多く、本編以上に手応えある難易度でリーダーとしての力が試されます。
拠点を守り抜いた日数に応じて獲得できる王冠や実績など、やりこみ要素も豊富に用意されており、クリア後も長く楽しめることでしょう!
好奇心をくすぐるギミック満載!多彩なオブジェクトに触れてみよう
フィールドに存在する用途不明のオブジェクトの効果を読み解き、国づくりに利用していく「Kingdom」シリーズならではの面白さは本作でも健在。
各ステージに存在する多彩な施設やオブジェクトは、コインを投入することでさまざまな効果を発揮します。
たとえば、新しい乗り物が解放されることもあれば、洋服屋やバーといった店舗が開業し、継続的にコインを稼いでくれる場合も。ただし何が起こるかはコインを投じるまで分からないのが悩ましいポイントです。
特にコインの不足する序盤は、失敗したくない気持ちから葛藤が生まれがちですが、リスクを承知で飛び込み、成果が得られた時の嬉しさは本作ならでは醍醐味と言えるでしょう。
ちなみに個人的イチオシは美味しそうな看板が目印のピザ屋さん。「ピッツァ〜ヤミヤミピッツァ〜」という店員のゆるいかけ声が可愛らしく、前を通りかかるたび思わず頬が緩むこと請け合いです。
ストーリーを進めるだけであれば、ある程度の拠点開発を行えばOKなため、実は触れなくともクリアできるオブジェクトも数多く存在します。
しかしあえて時間をかけてフィールドを探索することで、新たな発見や楽しみが得られることでしょう。
筆者自身の経験として、撃破する必要のない強敵を倒した結果、コインの最大容量を増やすアイテムが手に入り攻略の大きな助けとなりました。
過去作以上に好奇心をくすぐる仕掛けにあふれた本作。ぜひ隅々までフィールドの探索を楽しんでみて下さい。
Kingdom Eightiesの序盤攻略
まずは幽霊の案内に沿ってチュートリアルを進め、基本操作を覚えましょう。
エピソード1のクリア条件は「グリードに奪われたカヌーの奪還」です。
最終的には部隊を率いてグリードのすみかへ突入することになりますが、戦闘に勝利するためには拠点の発展と戦力の充実が必要不可欠。ストーリーを進めつつ少しずつ力を蓄えていきましょう。
コインの集め方
序盤のコイン集めは過去作同様「草食動物狩り」がおすすめです。草原に生息するウサギは1体狩るごとに1枚コインを入手できます。
まずは狩場となる草原を増やすため、フィールドの左右に広がる木を切り進めていきましょう。木を伐採すると自動的に森が消滅し、草原が広がっていく仕組みです。
コインを拾うと巣に逃げ帰る魔物の習性を利用しよう!
夜間は襲撃が発生しますが、1日目~3日目程度までは魔物の数が少ないため、遭遇してしまった場合はコインを渡して撤退させることをおすすめします。
魔物を追い返した後も夜通し伐採作業を続けて効率UP!草原完成後は弓兵を大量に増員し、どんどん収益を増やしていきましょう。
仲間の集め方
まず拠点右側の遊具広場で1人目の仲間・チャンプに話しかけ、トロフィーの奪還依頼を受けます。トロフィーはフィールドのどこかに落ちているため、入手後に再びチャンプと会話し、仲間に加えましょう。
2人目の仲間・ティンカラーを仲間にするには、彼女のいる物見台付近まで森を伐採し、壁を築く必要があります。壁を作ったあと、ティンカラーと会話すると襲撃イベントが発生するため、準備を整えてから挑むようにしましょう。
ある程度拠点を拡張すると、前線で戦う戦士を雇えるようになります。十分な戦力が集まったら「移動式バリケード」を作り、敵の拠点に攻め込みましょう。ボスを倒し、持ち帰ったカヌーで旅立てばエピソード1は終了です。
エピソード2以降も同様の流れで草原づくり&拠点拡張を進めていきましょう。
Kingdom Eightiesのレビュー、感想まとめ(総評)
強固な国を築きながら王冠を守り抜こう!
硬派を絵に描いたような過去作とは異なるイケイケな世界観に驚かされますが、高い戦略性とシンプルながら骨太なシステムは健在。
今作で新たに追加されたストーリーでは、グリードが大量発生した原因や主人公の血統に迫る展開が興味深く、世界観の掘り下げ的にもオイシイ内容だと感じました。
システム面は手厚いチュートリアル・自動的にコインを稼いでくれる店舗などが追加され、全体的に遊びやすく正統進化。冒頭で触れた通り、シリーズ入門用としてもおすすめの作品に仕上がっているので、興味があればぜひ触れてみてください。
- 80年代アメリカを舞台に少年たちと魔物の戦いを描く建国シミュレーションゲーム
- アメコミ風タッチのアニメーションで描かれる奥深いストーリー
- 好奇心をくすぐるギミック満載!多彩なオブジェクトに触れてみよう
動画
Kingdom Eightiesのアプリ情報
アプリタイトル | Kingdom Eighties |
ジャンル | 建国シミュレーション |
会社 | Raw Fury |
配信日 | 2023年10月17日 |
価格 | iOS:700円、android:720円 |
公式サイト | Kingdom Eighties公式サイト |
対応機種 | iOS11.0以降 /Android6.0 以上 |
サイズ | 1.6GB~ |
レビュー日 | 2023年12月18日 |
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