この記事ではスマホゲームアプリ『クリプト・オブ・ネクロダンサー』を実際にプレイしどんなゲームアプリなのかを読者様に向けてわかりやすくレビュー、解説しています。
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クリプト・オブ・ネクロダンサーの概要
『クリプト・オブ・ネクロダンサー』がどんなゲームアプリなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はここだけ読もう。
クリプト・オブ・ネクロダンサーはどんなゲーム?
『クリプト・オブ・ネクロダンサー(Crypt of the NecroDancer)』は、Brace Yourself Gamesが配信しているローグライム・リズムゲーム。配信日と価格は、iOS:2016年7月1日(800円)/Android:2021年6月8日(540円)。
入るたびに構造が変化するランダム生成のダンジョン探索要素と、リズムゲームのようにビートを刻みながら進行していくゲーム性が独特のゲーム体験を生み出している。
- リズムゲームとローグライクが融合した独創的なシステム
- 多様なプレイスタイルでダンジョンを踏破しよう!
- 高い戦略性とリプレイ性が遊びごたえに貢献
クリプト・オブ・ネクロダンサーの評価
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (4.5) |
グラフィック | (4.0) |
世界観 | (3.5) |
コンテンツ | (5.0) |
BGM | (5.0) |
総合評価 | (4.4) |
Apple Store(3.4) | Google Play(4.3) |
クリプト・オブ・ネクロダンサーの良い点・イマイチな点
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
独創的なシステム 多様なプレイスタイルが楽しめる 高い戦略性とリプレイ性の両立 | アプリの落ちる頻度が高い |
クリプト・オブ・ネクロダンサーのゲーム内容をレビュー!
ここでは『クリプト・オブ・ネクロダンサー』がどんなゲームなのか魅力別にレビューしていきます。
リズムゲームとローグライクが融合した独創的なシステム
ダンジョン探索系ローグライクにリズムゲーム要素をミックスさせた本作は、他では見られない独創的なゲーム体験がプレイヤーの記憶に残る。
「移動」と「攻撃」、2つの基本メカニズムを手に馴染ませるのであれば、リズムゲームに求められる”音感”も自然と身に付くことだろう。今までに体験し得ない不思議なプレイフィールがこのゲームの持ち味だ。
ゲームを始めるとローグライクゲームなのになぜかオーディオレイテンシーの調整がスタートする。心臓の鼓動にノーツが重なるアニメーションが挿入されて、プレイヤーは指示通りにタイミング合わせを行う。
本作を何も知らず購入するというケースはあまりなさそうだが、仮にそうだとしたら戸惑うのも無理はないはずだ。
ゲームは最初に調整したリズムをベースに進行していく。心臓にノーツが重なったタイミングでキャラクターを動かし、ダンジョン内を1マスずつ移動するイメージだ。
また、そのノーツのタイミングで敵モンスターもダンジョン内を行動することから、ゲーム全体に決まったリズム感があると考えてほしい。
基本はリズムに合わせて行動する必要があり、タイミングがズレると上手く行動が繋がらない。しかもリズムにノレている最中は【ボーナス】が発生する。ボーナス発生中は敵を倒した際の獲得ゴールドが増えるので、探索が有利に働く仕様だ。
なお、各モンスターには規則性のようなものが備わっている。敵の行動パターンを把握して、ビートを刻みながらダンジョンを探索するのは容易ではないが、他では得られないユニークな体験となっている。
多様なプレイスタイルでダンジョンを踏破しよう!
“ローグライクとリズムゲームの融合”については本作のコンセプトというべきものであり、その方向性から大きく逸脱しないことだろう。
しかし、特異なゲームシステムという部分は誰から見ても明白であるため、それが強制されるとあまりに人を選び過ぎるゲームになってしまう。本作では、キャラクターを変更することによって遊び方に多様性を生み出した。
初期キャラクターの「ケイデンス」以外にも、多彩なプレイアブルキャラクターたちが登場しており、それぞれ初期装備と個々で持つ性能が全く異なっている。
中でもケイデンスと共に最初から選択できるプレイアブルキャラクター「バード」は、リズム感に左右されない性能だ。つまり、一般的なローグライクゲームとほとんど同じプレイ感で攻略できてしまう。
今回のゲームプレイではアンロックするに至らなかったが、作中にはビートのミスによって即死してしまう者、次フロア到達前に曲が終わると死亡してしまう者など、大きなリスクを抱えた上級者向けキャラクターも登場している。
正直、筆者はケイデンスのプレイだけでもかなり苦労したのだが、バードのようにリズムゲームルールに左右されない選択肢があるのはとても助かる。
逆にそれが好きな人には、よりピーキーなプレイスタイルで攻略が楽しめる。コアユーザーと興味本位で手を出したカジュアルユーザーのどちらもプレイし続けられそうな感じが、開発側の優しさとも捉えられそうだ。
高い戦略性とリプレイ性が遊びごたえに貢献
『クリプト・オブ・ネクロダンサー』は、リズムゲーム的な要素を抜けば、一般的なローグライクゲームとあまり差異がない。
プレイする度に構造が変化するダンジョンは、毎回異なる戦略がプレイヤー側に求められてくる。そのランダム要素こそが、高いリプレイ性を実現しているマテリアルの1つである。
構造が変化するということは、いわゆる“覚えゲー”にならないということだ。例えば人気のソウルライクゲームなどは、立体的で人の手によって作り込まれた罠だらけのステージ探索が魅力の特競上、1度覚えた仕掛けが警戒できてしまう。
だが、本作のようなローグライクゲームにおいては、罠や敵の配置以外に、武器・防具の入手タイミングから次フロアの入口までもが毎回変化する。
そして高いリプレイ性を生み出す要素はランダム性だけではない。スマートフォン内部に保存したMP3データを使えば、プレイ中に流れる楽曲を自分好みに変更してダンジョン攻略が楽しめてしまう。これはPCでも使えるシステムだ。
さらにマルチプレイにも対応していることから、フレンドたちとワイワイ楽しみながら遊べるのもポイントが大きい。
死亡するとダンジョン内で入手した武器・防具は失ってしまうが、ダイヤなどを持ち帰ることで装備を変更し、探索に改めて挑戦できるのも救いがある。
「次回はこんな方法で挑もう」と、プレイヤーが主体的に攻略のアプローチを変えていけるのは、戦略性の高さゆえだろう。好きな人はとことんハマり続けられる…そんな遊びごたえを持っているタイトルだ。
クリプト・オブ・ネクロダンサーの序盤攻略
プレイ開始直後からバードを使うのはあまりおすすめしないが、リズムゲーム要素が不要と感じたらこの限りではない。
探索中は壁を破壊して新たな道を作れるのも本作の攻略ポイントだ。稀にアイテムが見つかるので、余裕があれば壁を破壊してみるといい。手にしたアイテムは、生き残るために積極的に使用していきたい。
クリプト・オブ・ネクロダンサーのレビュー、感想まとめ(総評)
変わったゲームプレイ体験だが、Steamでは「圧倒的に好評」を記録して数多くのローグライクファンを虜にしているようだ。ただ、アプリ版はゲームのリリースから時間が経過しており、それでも強制終了が不可欠なフリーズ現象が起きるなど、不安定な動作で評価を落としてしまっている。勿体無いので、ぜひ積極的な修正を試みてほしい次第だ。
- リズムゲームとローグライクが融合した独創的なシステム
- 多様なプレイスタイルでダンジョンを踏破しよう!
- 高い戦略性とリプレイ性が遊びごたえに貢献
動画
クリプト・オブ・ネクロダンサーのアプリ情報
アプリタイトル | クリプト・オブ・ネクロダンサー |
ジャンル | ローグライム・リズムゲーム |
会社 | Brace Yourself Games |
配信日 | iOS:2016年7月1日 Android:2021年6月8日 |
価格 | iOS:800円 Android:540円 |
公式サイト | クリプト・オブ・ネクロダンサー公式サイト |
公式X(旧Twitter) | クリプト・オブ・ネクロダンサー公式X |
対応機種 | iOS8.0以降 /Android5.0以降 |
サイズ | 2.2GB |
レビュー日 | 2024年6月10日 |
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