この記事では買い切りで遊べるスマホゲームアプリ『クルミットの物語』を実際にプレイしゲームが気になっている方に向けて分かりやすく解説しています。
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レビューを読むのがめんどうな人向けにいきなり結論!
『クルミットの物語』は、Slothwerksから配信されたデッキ構築型ローグライクゲーム。本作は同社が配信している『Meteorfall: Journeys』の続編タイトルだ。
3×3のグリッドに配置されたアイテムカード、あるいはアビリティカードを駆使し、モンスターと戦いダンジョンを攻略していく。個性の強いカートゥーン系なキャラクター、毎戦新たな気持ちで臨めるローグライク要素。バトルの緊張感も楽しめる戦略性の高い人気タイトルである。
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (5.0) |
グラフィック | (4.5) |
世界観 | (4.5) |
コンテンツ | (4.0) |
BGM | (4.0) |
総合評価 | (4.4) |
Apple Store(4.5) | Google Play(4.4) |
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
選択1つが攻略を左右する緊張感 装備と魔法を駆使する起伏あるバトル クセの強いキャラクターと収集要素 | 人を選ぶイラスト |
こんな人におすすめ!
- ローグライクゲームが好きな人
- 戦いに緊張感を求める人
- 戦略性の高いゲームが好きな人
クルミットの物語とは?
『クルミットの物語』は、iOS2020年8月26日/Android2020年9月1日にSlothwerksがリリースしたデッキ構築型ローグライクゲーム。本作は有料のタイトルで、価格はiOS1,100円、Android750円となっている。
挑戦する度に変化する敵やアイテムの配置、ダンジョン攻略中にランダムで登場したデッキのカードを「引く」「捨てる」かの両者択一な決断等、戦略的なカード選択が奥深い作品だ。
- プレイヤーの選択がダンジョン攻略を左右する!
- 一筋縄ではいかないバトルシステムの奥深さと戦略性!
- 個性豊かすぎ!?まだ見ぬ敵とヒーローを求める収集要素
クルミットの物語のゲーム内容を徹底解説
ここからは『クルミットの物語』がどんなゲームなのか特徴別に詳しくレビューしていこう。
プレイヤーの選択がダンジョン攻略を左右する!
ソロプレイで楽しめるローグライクゲーム『Meteorfall: Journeys』の続編タイトルで、“世界観”や登場する“キャラクター”をほとんど引き継いでいる。
ただ、「ストーリー」を楽しめるようなゲームモードは存在せず、『クルミットの物語』から十分遊べてしまうだろう。
システムは「ダンジョン(盤上)」に登場するモンスターカードを全て倒せばクリア。表面上は非常に単純なゲームルールなのだが、これが遊んでみると一筋縄ではいかない。
盤上は3×3のグリッド構造で、敵を倒すかアイテム&アビリティカードの習得によって次のカードが盤上に追加されていく仕組みだ。
盤上に追加されるのはデッキに組まれたカードか宝箱、あるいはモンスターカードなど。モンスターを選択するとターン制のバトルに突入する。
バトルでは手札に加えているカードを駆使して戦い、敵のライフをゼロにすれば勝利。報酬の「コイン」と引き換えに盤上のカードを手札に加え、戦いを有利にしていくイメージである。
本作ではプレイヤーのライフが攻略中のダンジョン内では引き継がれたまま。
防具で敵の攻撃を防ぐか回復薬を入手して使用する、またはカードを捨ててライフを回復するなど、プレイヤーの選択が常に付きまとうのだ。
ダンジョンを進むほど“限られたリソースでギリギリの戦い”を強いられやすく、繰り返し遊んで自分なりの戦術を構築する面白さが味わえた。
意識しだすと意思決定ひとつに妙な緊張感すら覚えてしまうが、それこそローグライク作品の醍醐味でもあるだろう。
一筋縄ではいかないバトルシステムの奥深さと戦略性!
『クルミットの物語』では手札のカードを駆使して戦うコマンドバトルが戦闘システムに採用されている。
盤上から手札に加えた武器・防具には使用回数が定められ、使い切れば消費してしまうのが特徴的だ。武器がなくても攻撃は可能だが、戦いを有利に進めるうえでこれらを活用しない手はない。
中でもバトル中に重要なのが「回避」の存在。手札の防具の数値が敵の攻撃力以上であれば、敵からの攻撃を“ブロック”しつつ相手を気絶状態に持ち込めるというもの。
気絶した敵は行動ができないため、次のターンはプレイヤーが優位に行動できる。単純明快なのだが、思うようにブロックできないのがミソ。
一部の敵は防御力に関係なくライフダメージを与える「貫通」効果持ちだったり、盤上に登場している間はそもそも装備が使用できない特殊効果持ちすら登場する。
この辺りはバトル中におけるプレイヤーの立ち回り方次第でいかようにも対処可能だろう。
ダンジョン攻略の過程でビルドを考えておくのは、攻略そのものの基本でもある。しかし、道中強力なパーク(能力)で身を固めても適切な判断を下せなければ、普通に敗北を喫するのが中々奥深いところ。
本作ではバトルに突入しても“一時的な撤退”が可能。例えば、強敵に挑む→負けそうなので撤退→装備を整えてから再戦と、そんな戦法が取れるほどにバトルの自由度が高い。
つまり倒せなそうな強敵が盤上にいても機転を効かせた戦術で上手く倒せる場合がある。
ローグライクの特性上「運ゲー」という側面はもちろんあるが、状況に応じて戦術を組み立ていく戦略性の高さはカードゲーム的で、ダイレクトに思考する楽しさを体験できたと思える。
個性豊かすぎ!?まだ見ぬ敵とヒーローを求める収集要素
お世辞にも趣味が良いとは思えない(しかも動く)『クルミットの物語』のキャラクターデザイン。カートゥーン調とは言っても、デザインの良し悪しはプレイヤーの感性に委ねられることだろう。
ここでは“個性的”や“クセが強い”と表現させて貰うが、ビジュアルだけでゲームの評価を落としているのは各種ストアレビューでも明白だ。
そこで筆者は考えたのだが、あえてそのクセ強めなビジュアルを逆手に取り、「まだ見ぬ気持ち悪さを開拓」していくというのはきっと本作でしかできないオンリーワンな遊び方である。
何せここまで個性が強いとクリエイター側にも近い意図があるとしか思えず、ギャラリー機能はまさにその裏付けだとすら感じてしまう。
こうしてギャラリーに登録された敵を眺めていると、うっすらキモかわいいとすら思えて来ないだろうか…?よく見るとボス敵のカラカスは髭を生やしたただのガイコツだし、田舎者に関しては無能力のセクシーな女性である。
また、徐々に解放されていくプレイアブルキャラクター(ここも個性的)は、皆デッキに強みがあり、その特定を少しずつ把握していく手探り感が刺さる人には刺さるはず。
繰り返し遊ぶことでそれらのキャラクターを解放していくのはもちろん、図鑑を徐々に埋めていくコレクション要素も本作のお楽しみ要素。ぜひ、まだ見ぬ個性的なキャラクターを求めて遊び尽くして欲しいところだ。
クルミットの物語の序盤攻略
序盤は細かくチュートリアルでの説明が入るため、ゲームシステムを一つひとつ確実に把握しておきたい。意識したいのはデッキのカードをどのタイミングで習得するかという部分だろう。
なお、後続の登場に備えてカードを使い切らないのも基本戦術。プレイしたてはよく理解できずにカードを使い切ってしまいがちなので、ここはジリ貧を避ける意味でも要注意だ。
クルミットの物語のレビュー、評価まとめ(総評)
本作はPC/iOS/Androidと3種類のプラットフォームで展開されているが、ゲームの体験としてはスマートフォンが特におすすめだ。PCで遊ぶにはいささか地味で物足りなさを感じてしまう一方、スマートフォンであればごろ寝プレイでローグライクが遊べる。
そして1,100円という価格帯も末永く遊べるタイトルとしてはコストパフォーマンスに優れている。一挙一動がプレイヤーの運命を握る絶妙な緊張感を、ぜひ手軽に楽しんで欲しい。
- プレイヤーの選択がダンジョン攻略を左右する!
- 一筋縄ではいかないバトルシステムの奥深さと戦略性!
- 個性豊かすぎ!?まだ見ぬ敵とヒーローを求める収集要素
動画
クルミットの物語のアプリ情報
アプリタイトル | クルミットの物語 |
ジャンル | デッキ構築型カードゲーム |
会社 | Slothwerks |
配信日 | iOS:2020年8月26日 Android:2020年9月1日 |
価格 | iOS:1,100円 Android:750円 |
公式サイト | クルミットの物語公式サイト |
対応機種 | iOS13.0以降 /Android4.1 以上 |
サイズ | 507.6MB~ |
レビュー日 | 2023年2月9日 |
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