この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『タップハンター』を実際にプレイしどんなゲームアプリなのかを読者様に向けてわかりやすくレビュー、解説しています。
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サクっとタップハンターを評価&レビュー!
『タップハンター』がどんなゲームアプリなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はここだけ読もう。
タップハンターはどんなゲーム?
『タップハンター』は、Aiming Inc.が配信した放置系RPG。同社が開発する『剣と魔法のログレス いにしえの女神』10周年記念のタイトルとなっている。
放置かタップだけで遊べる手軽さと、キャラクター編成、サポートスキルの引き継ぎ要素など、バトルにおける試行錯誤のRPGらしさは抑えた。
タップハンターの評価
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (3.0) |
グラフィック | (3.0) |
世界観 | (3.0) |
コンテンツ | (2.0) |
BGM | (4.0) |
総合評価 | (3.0) |
Apple Store(2.6) | Google Play(2.0) |
タップハンターの良い点・イマイチな点
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
『ログレス』10周年記念アプリ 放置かタップだけで遊べる手軽さ 試行錯誤はRPGらしさをしっかり追求 | 課金パック販促方法 コンテンツが少ない |
こんな人におすすめ!
- 『剣と魔法のログレス』の熱狂的なファン
- 放置ゲームが好きな人
- ドット絵が好きな人
ここからは『タップハンター』について実際に遊んだ体験をもとに、詳しくレビューをおこなっていきます。
タップハンターとは?
『タップハンター』は、2024年2月16日にAiming Inc.がリリースした放置系RPG。キャラクター編成やサポートスキルの引き継ぎが特徴の1つ。
『ログレス』ファン、放置ゲームやドット絵好きには刺さる可能性がある。課金パックの販促方法やコンテンツの少なさが課題点。ゲーム内容はシンプルでキャラクターのスキルや編成による戦略が求められ、ボス戦ではコマンドバトルが楽しめる1作品だ。
- 『ログレス』10周年記念アプリ。しかし根本的な問題アリ
- ゲームを放置するかあとはタップするだけで遊べる手軽さ
- キャラクター編成の試行錯誤はRPGらしさをしっかり追求
タップハンターのゲーム内容を徹底レビュー
ここでは『タップハンター』がどんなゲームなのか特徴別にレビューしていきます。
『ログレス』10周年記念アプリ。しかし根本的な問題アリ
『タップハンター~剣と魔法の放置RPG~』は、『ダンまち バトル・クロニクル』『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』などのAiming Inc.がおくるタイトル。
同社が開発し、Marvelous Inc.が配信する『剣と魔法のログレス いにしえの女神』(以下、「ログレス」)10周年記念のタイトルで、ピクセル調のグラフィックが目を引く放置系RPGとなっている。
『ログレス』と言えば、2013年にサービスが開始されて以来、多くのユーザーに支えられ続けているスマートフォン向けのMMORPGだ。
今作『タップハンター』が配信された2024年の12月にはついに11周年を迎える長寿タイトルではあるが、長くサービスが続いているのに関わらず、毎月手堅いセールスを叩き出している。
本作『タップハンター』は、『ログレス』のIPとリリース以前から付き合いの長い、Aimingの齊藤氏によれば、当初パズルゲームとしての企画で進行していたという。
※ 「gamebiz」インタビュー記事より
その背景は今まで「MMO」「ストラテジー」ジャンルを得意としてきたAimingの新しい挑戦があって、“カジュアルゲーム”の切り口で幅広いユーザーを獲得することにある。今後大型タイトルの開発を支える1つの地盤をつくろうとしているようだ。
しかし、本作に触れた筆者に言わせれば、ユーザーを舐めているのではないのか?と、疑問が湧くゲームである。それはインタビュー記事から読める開発背景と、実際のクオリティに大きなギャップがあるからだが、それ以上に「課金」という観点でも怒りを感じている。
本作を今後長期的に運営するのであれば、まずはゲームコンテンツのボリュームを増やすのが第一前提だろう。また、“ハイパーカジュアルゲーム”として手軽かつ簡単にプレイできる点も、Aimingのチャレンジ精神として支持したいポイント。
だが、記事執筆時点であまりにやることがないコンテンツ量に対し、ゲーム開始直後に出現する72時間限定の課金パック販促。11,800円で1,000回分のガチャが引ける一見お得そうなものだが、この誘導方法が非常に気に食わない。
『ログレス』のIPを大々的に打ち出し、内容を体験させる前に時限性課金を促す手法だ。72時間あれば多くのユーザーは課金の意思決定ができるだろうが、放置ゲームは時間のないプレイヤーも多い。焦って買ったユーザーに対して後出しジャンケンの構図になっている。
ゲームを放置するかあとはタップするだけで遊べる手軽さ
ゲームシステムは非常に単純明快な設計だ。典型的な放置系RPGをベースにしているようで、あまり気負わずゲームをプレイできるだろう。
カジュアルゲームなので簡単かつ気楽に遊べるという部分は、マストで抑える必要がある。ゲームコンセプトは逸脱していないが、中身もシステムも必要最低限といった感じだ。
ホーム画面で画面をタップすると、パーティリーダーが敵に攻撃を行う。別にタップせずとも自動的に攻撃するセミオートアタックだが、タップを連打するほど素早く敵を倒すことが可能だ。
キャラクターはHP(緑色のバー)の下にある行動ゲージが溜まれば、自動的にスキルを使用したり、攻撃を行ったりしてくれる。
2時間ごとに【フィーバー】と呼ばれる機能が利用でき、これを使用することでプレイヤーの高速タップに応じた分、敵をサクサクと倒していける。
ステージごとに一定数の敵を倒せば、次のステージに進むための【ボス戦】にチャレンジできるほか、経験値や育成アイテムが獲得できる宝箱のカウントも進む仕組みだ。
ボス戦はタップによる攻撃ができない代わりに、優先的に対象を狙うターゲット選択と、スキル選択が行える“コマンドバトル”が楽しめる。オートにしているとコマンドが表示されないので、人によっては気が付かないかもしれない。
バトルで強力な攻撃スキルを使用してくる敵や、厄介なバフスキルを使用する敵など、スキルの采配以外にも、プレイヤーは倒す敵の優先度を考えなければならないだろう。
キャラクター編成の試行錯誤はRPGらしさをしっかり追求
バトルでは属性相性が顕著に作用する。勝てないボス戦では、パーティ編成から組み直す必要が出てくるので、戦略を試行錯誤するRPGらしいプレイが楽しめることだろう。
事前登録者報酬などを含み、ガチャチケット未使用でも4人パーティがゲーム序盤から編成可能だ。ただ、属性に偏りが生まれる上、ガチャ石を貯めてもあまり意味がないことから、さっさと「通常ガチャ」を引いて戦力を増やすことになる。
放置系RPGというと、キャラクターの育成システム次第では不利な属性が相手でもかなり善戦できてしまうことが多い。
それは1人のキャラクターに対して細分化されたステータスの育成要素やら、装備アイテムの強化やらで、弱点属性に半ば強引気味なタフネスを持てるからだ。
『タップハンター』ではせいぜいキャラクターのレベル差による部分でしか、弱点属性へのイニシアティブを持てない。
そのため、キャラクターにこだわりがあって、パーティ編成をなるべく固定したい場合には、編成に選ばれなかったキャラクターからバフ・デバフ系スキルを引き継いで、戦略的に対処するのがベストとなる。
このスキルを仲間から引き継ぐ要素【スキルサポート】の仕組みは、そこまでメジャーと言える要素ではないだろう。
有名どころで言えば『ファイアーエムブレム ヒーローズ』などが挙げられるが、あちらと異なり、本作はキャラクターを失うこともない。色々なスキルを付け替えて、自分なりのパーティ編成でバトルが楽しめるRPGらしさと、編成の自由度は担保されている。
タップハンターの序盤攻略
リセマラは可能だが、こだわりがなければ特別意識する必要はないだろう。リセマラができるのは記事執筆時点(2024年2月16日)で「通常ガチャ」のみ。「スタートダッシュガチャ」「属性ガチャ」は無償ガチャ石では引けない状態となっている。
なお、敵に勝てず先に進めない際には、以前のステージに戻って宝箱を受け取るカウントを進めながらレベリングすると良さそうだ。
タップハンターの事前登録特典
事前登録者数1万人を達成した『タップハンター』では、下記の特典がもらえる。
- 「魔晶石」x3,000
- SR「フィーネ」
- SR「エミリオ」
- SSR「4s4ki」
タップハンターのレビュー、感想まとめ(総評)
断っておくがAiming Inc.のアンチでもなければ、むしろ同社が配信するチームキャラバンチャンネルのラジオも好んで聴いている側の人間だ。筆者は複数のゲームメディアでも活動しているため、本稿執筆にあたっては正直立場上悩んだ。
だが言わせてもらうと、今作はゲームとして『ログレス』という長年続くIPの名前を借りただけのハリボテに過ぎず、ユーザーに課金してもらえるサービスの基準には達していない。どこに『ログレス』の要素があるのかも新規プレイヤーには分からないだろう。
課金圧とゲームコンテンツを天秤にかけた場合、5:0の割合で課金圧の方に重みがある。それくらいにはゲーム開始時の時限性課金パックの違和感が強い。『ログレス』ユーザーにも失礼なタイトルではないだろうか。
- 『ログレス』10周年記念アプリ。しかし根本的な問題アリ
- ゲームを放置するかあとはタップするだけで遊べる手軽さ
- キャラクター編成の試行錯誤はRPGらしさをしっかり追求
動画
タップハンターのアプリ情報
アプリタイトル | タップハンター~剣と魔法の放置RPG~ |
ジャンル | 放置系RPG |
会社 | Aiming Inc. |
配信日 | iOS:2024年2月16日 Android:2024年2月16日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式X(旧Twitter) | タップハンター~剣と魔法の放置RPG~公式X |
対応機種 | iOS11.0以降 /Android8.0 以上 |
サイズ | 352.3MB |
レビュー日 | 2024年2月17日 |
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