この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『英雄伝説 閃の軌跡:Northern War』を実際にプレイしどんなゲームアプリなのかを読者様に向けてわかりやすくレビュー、解説しています。
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サクっと英雄伝説 閃の軌跡:Northern Warを評価&レビュー!
『英雄伝説 閃の軌跡:Northern War』がどんなゲームアプリなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はここだけ読もう。
英雄伝説 閃の軌跡:Northern Warはどんなゲーム?
『英雄伝説 閃の軌跡:Northern War(ノーザン・ウォー)』は、USERJOY Technology Co., Ltd.から配信された放置系RPG。ファルコムによる監修で、本編の『英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ』と『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ』の間に起こった「北方戦役」を描く。
今作はTVアニメも放映され、メディアミックス的な展開で『閃の軌跡』の裏側に迫ったスピンオフ作品だ。過去の「軌跡」シリーズに触れていなくても、概ね独立した物語で楽しむことができる。
英雄伝説 閃の軌跡:Northern Warの評価
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (3.0) |
グラフィック | (4.5) |
世界観 | (4.0) |
コンテンツ | (4.5) |
BGM | (3.0) |
総合評価 | (3.7) |
Apple Store(2.9) | Google Play(2.7) |
英雄伝説 閃の軌跡:Northern Warの良い点・イマイチな点
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
「軌跡」シリーズを知らなくても遊べる スマホゲーム的には悪くないバトル サブコンテンツの豊富さが嬉しい | 戦闘中の音関連のバランスが悪い 日本語テキストがおかしい |
こんな人におすすめ!
- 放置系RPGが好きな人
- 「軌跡」シリーズが好きな人
- 簡単に遊べるゲームが好きな人
ここからは『英雄伝説 閃の軌跡:Northern War』について実際に遊んだ体験をもとに、詳しくレビューをおこなっていきます。
英雄伝説 閃の軌跡:Northern Warとは?
『英雄伝説 閃の軌跡:Northern War』は、2023年12月6日にUSERJOY Technology Co., Ltd.がリリースした放置系RPG。「軌跡」シリーズの一作品『閃の軌跡』のスピンオフ作品であり、ファルコムが監修を務める。
『閃の軌跡』未プレイでもOKな物語の動かし方、賛否あれど昨今のスマホゲームにおけるユーザーのニーズを意識したバトルシステム、ローグライク要素やダンジョン探索、ワールドマップのミニシナリオなど、サブコンテンツも楽しめる。
- 『閃の軌跡』未プレイでもOK!シリーズの入口になれるかも?
- 賛否はあれどスマホゲーム的には悪くないバトルシステム
- ローグライクにダンジョン探索、ワールドマップのミニシナリオがイイ
英雄伝説 閃の軌跡:Northern Warのゲーム内容を徹底レビュー
ここでは『英雄伝説 閃の軌跡:Northern War』がどんなゲームなのか特徴別にレビューしていきます。
『閃の軌跡』未プレイでもOK!シリーズの入口になれるかも?
ファルコムが長々と続けてきた人気RPGの「軌跡」シリーズは、あの大ヒットタイトル『崩壊:スターレイル』のプロデューサー・David Jiang氏に大きく影響を与えたJPRGだ。
今では2004年にパソコン向けで発売された『英雄伝説VI 空の軌跡』から始まり、PS4&PS5向けの『英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ』が2022年に発売されている。驚くことに、この期間に登場したシリーズは全て物語が続いている。
「軌跡」シリーズの中でも、4部作で描く『閃の軌跡』は特に人気の高いタイトルで、今作『英雄伝説 閃の軌跡:Northern War』では、『閃の軌跡Ⅱ』と『閃の軌跡Ⅲ』の間を描いたスピンオフ作品だ。
世界観や話が続いている以上、過去作のキャラクターは登場する。ただ、今作からプレイしても、話の流れ・全体像が致命的に分からないということはなかった。
【メインストーリー】は、今作の世界に初めて触れる人へ配慮したのか、やや冗長ながらも丁寧かつ自然なトークで現在置かれている状況を説明してくれる。そこまで不自然ではないし、メインストーリーにおける会話にはボイスもある。
そして、実は今作に関していえば、同タイトルでTVアニメーションが放映されていた。ゲームに触れ、少しでも刺さるものがあれば、TVアニメ版を視聴するのも悪くない選択肢だ。
メインストーリーではそんなアニメ版のカットを度々挿入して、プレイヤーの没入感を高めてくれる。
基本的にテキスト主体のアドベンチャーパートで物語が進行するのだが、盛り上がる局面でアニメ映像が流れると、ユーザーの心理的には見入ってしまうというもの。この辺りは放置ゲームらしからぬポイントとして、ファルコム監修の色が出ているのかもしれない。
賛否はあれどスマホゲーム的には悪くないバトルシステム
「軌跡」シリーズは長編ストーリーも魅力の1つ(脱落する人もいる)だが、戦略性の高いコマンド選択バトルがほぼ毎作品好評を博している。
多くのファンが期待を膨らませて今作のバトルを心待ちにしていたようである。しかし残念ながら、今作は「オートバトル」を採用しており、スキルを使い分けて戦うような戦略性が皆無となっている。
2023年12月6日に今作がリリースされると、事前登録していたファンたちは、SNS上で今作のバトルシステムについて大きく声を荒げる。「よくある放置ゲーと何も変わらない」と。
そういった意見の多くは、同年8月23日付けでサービスを終了した『英雄伝説 暁の軌跡モバイル』をプレイしていたファンの声でもあったようだ。そちらはゲーム全体のレスポンスが悪くも、過去シリーズを踏襲する骨太なコマンドバトルを採用していた。
だが、誰でもすぐにプレイできるオートバトルにしたことは、決して悪いことばかりじゃない。腰を据えて遊ぶようなRPGは、ゲームプレイに必要な気力だったり、労力だったりを大きく損耗させる。そういったゲーム本来の特色は「軌跡」シリーズ本編で味わえば良い。
育成したキャラクターがド派手に戦うRPGバトルのキモを、もっとカジュアルに楽しみたいユーザーは多いと思うのだ。キャラクターの配置先、必殺技(Sクラフト)の発動はプレイヤーが行うので完全なフルオートバトルでもない。
また、スマホゲームだからこそ、長期的な運営の中で読めるオリジナルストーリーにも期待ができるだろう。しかしながらそういったコンテンツを楽しむためには、やはりプレイヤーも継続的に遊ばなくてはならないわけだ。
イベントやデイリーをこなすのにいちいちコマンドバトルをやるのは大変。“面倒くさい”という、本能的な欲求から手軽に遊べる「放置ゲーム」が登場したのだから、スマホゲームの性質的にオートバトル化は適していたりもする。
「軌跡」シリーズなので、しっかり遊びたい気持ちは理解できる。だが、今作がもしもシリーズの入り口としての役割を担うのだとすれば、「放置系RPG」になったゲーム側の意図も理解できてしまう。
まあ、そもそもシリーズの入り口にするのであれば、わざわざ『閃の軌跡』のスピンオフを題材にする必要はないのだが、実際のところはどんな意図があるのだろうか。賛否はあれど悪い側面ばかりではないことは、改めて強調しておきたい。
ローグライクにダンジョン探索、ワールドマップのミニシナリオがイイ
長らくトレンドが続いている「ローグライク」。エリアを進み、バトルを勝ち抜いていく中で、さまざまなパワーアップを遂げて、最深部の強敵撃破を目指すランダム性の高いコンテンツだ。
今作ではワールド内の【試練の森】からローグライク要素のあるバトルコンテンツに挑戦できる。
試練の森ではモンスター以外に、過去作のキャラクターたちが敵として登場する場合もあるようだ。
キャラクターの配置・属性・優先して狙うべきターゲットなどを決め、しっかり準備した方が良いだろう。奥に進むほど強敵が登場するので、出現するエネミーの種類には気をつけておきたい。
ほかには【ダンジョン探索】コンテンツも存在している。こちらは戦術したローグライク要素に加えて、3Dのダンジョンマップを探索していくというもの。
ダンジョン内全ての敵を倒して宝箱を開けていくのが目標ではあるが、最奥に進んでそのままゴールしてしまっても問題はない。
ダンジョン内では大量の敵が闊歩しており、倒すたびにパワーアップを獲得できる。倒した数と回収した宝箱の数が多いほど、クリア時のランクが決定する仕組みだ。
もちろん、クリア報酬はその分豪華なものとなっている。ダンジョンにはギミックが備わっており、簡易的な謎解き要素も楽しめた。撤退することもできるので、自分のペースに合わせて攻略するのが良さそうだ。
今作ではワールドマップ内をプレイヤーが自由に移動できる。メインストーリーを進めるにあたって、特別訪れなくても良い街や村もある。
そういった場所ではちょっとしたミニシナリオが楽しめるので、世界観を深掘りするのに適している。行動に縛られることなく、あちこちフラフラ見てまわれる面白さがあった。
英雄伝説 閃の軌跡:Northern Warの序盤攻略
まずは【メインストーリー】を進めよう。途中に登場する敵が一部強敵なので、しっかりユニットを育成しておくことが大切だ。なお今作はアカウントが紐付けられてしまう関係で、リセマラを行うにはメールアドレスが複数必要になる。手間暇を考えると、おすすめはできない。
英雄伝説 閃の軌跡:Northern Warの事前登録特典
事前登録50万人を突破した『英雄伝説 閃の軌跡:Northern War』では下記のアイテムが貰える。
- ガチャチケット×10
- キャラ経験値結晶×8,000
- ミラ×240,000
- セプチウム×500
- JC×500
- SSR「エリィ・マクダエル」
英雄伝説 閃の軌跡:Northern Warのレビュー、感想まとめ(総評)
世界観やストーリー、バトルシステム以上に個人的に気になったのはキャラクターの3Dモデリングだ。「軌跡」シリーズが全体的に控えめなビジュアル表現なので、今作のキャラクターモデリングの完成度には少し驚いた。
今作配信時点での新作『英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ』とはまた異なるアニメ調モデルのビジュアルで、男女問わず作り込んだように感じる出来栄えだ。欲を言えば、もう少しバトル中のサウンド周りを調整してほしいところ。
- 『閃の軌跡』未プレイでもOK!シリーズの入口になれるかも?
- 賛否はあれどスマホゲーム的には悪くないバトルシステム
- ローグライクにダンジョン探索、ワールドマップのミニシナリオがイイ
動画
英雄伝説 閃の軌跡:Northern Warのアプリ情報
アプリタイトル | 英雄伝説 閃の軌跡:Northern War |
ジャンル | 放置系RPG |
会社 | USERJOY Technology Co., Ltd. |
配信日 | iOS:2023年12月6日 Android:2023年12月6日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | 英雄伝説 閃の軌跡:Northern War公式サイト |
公式X(旧Twitter) | 英雄伝説 閃の軌跡:Northern War公式X(Twitter) |
対応機種 | iOS11以降 /Android10 以上 |
サイズ | 1.9GB~ |
レビュー日 | 2023年12月6日 |
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