この記事では買い切りで遊べるスマホゲームアプリ『リトルナイトメア』を実際にプレイしどんなゲームアプリなのかを読者様に向けてわかりやすくレビュー、解説しています。
『リトルナイトメア』はios:1,200円/android:1,080円でインストール可能です。
サクっとリトルナイトメアを評価&レビュー!
『リトルナイトメア』がどんなゲームアプリなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はここだけ読もう。
リトルナイトメアはどんなゲーム?
『リトルナイトメア』は、Playdigiousから配信されたホラーアドベンチャー。PlayStation 4/Nintendo Switch/Xbox Oneなど幅広いプラットフォームで発売された、横スクロール形式の人気シリーズだ。
不気味な世界観の中、少女「シックス」を操作して、探索&謎解きでステージのゴールを目指す。物語はテキストではなく、シチュエーションとキャラクターの動きで展開する。部屋ごとの謎解きや精密なアクション要素が特徴で、静かな船内の環境音や足音が恐怖を煽る。
リトルナイトメアの評価
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (4.0) |
グラフィック | (4.5) |
世界観 | (4.5) |
コンテンツ | (4.5) |
BGM | (4.5) |
総合評価 | (4.4) |
Apple Store(4.5) | Google Play(4.2) |
リトルナイトメアの良い点・イマイチな点
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
人気ホラーアドベンチャーがアプリ化! 根源的な恐怖が演出される 使えるアイテム探す謎解き要素 | 操作に慣れるまでやや大変 |
こんな人におすすめ!
- ホラーゲームが好きな人
- 『リトルナイトメア』シリーズのファン
- 謎解き要素が好きな人
ここからは『リトルナイトメア』について実際に遊んだ体験をもとに、詳しくレビューをおこなっていきます。
リトルナイトメアとは?
『リトルナイトメア』は、iOS:2023年12月11日/Android:2023年12月12日にPlaydigiousがリリースしたホラーアドベンチャー。暗く静かな船内を探索し、心理的な恐怖に立ち向かうことになる。
謎解きとアクション要素が織りなす緊張感はユニークで、ホラーゲーム愛好家や謎解きが好きな人におすすめしたい。一見無害に見える環境には、異形の敵や即死トラップが張り巡らされることも。静かで不気味な雰囲気を楽しむホラーファンには必見の作品だ。
- 人気ホラーアドベンチャーシリーズ1作目がアプリ化!
- 理解できないものは不気味で怖い。根源的な恐怖が演出される
- 横スクロールのステージを見渡せ!使えるアイテム探す謎解き要素
リトルナイトメアのゲーム内容を徹底レビュー
ここでは『リトルナイトメア』がどんなゲームなのか特徴別にレビューしていきます。
人気ホラーアドベンチャーシリーズ1作目がアプリ化!
バンダイナムコエンターテインメントがパブリッシングを務める人気ホラーゲームシリーズ『Little Nightmares(リトルナイトメア)』の第1作目が、iOS&Android向けに登場した。
本作は、謎に包まれた巨大な船舶「モウ」に囚われている少女を操作して、船舶からの脱出を目指していくホラーアドベンチャーだ。
2023年時点で『リトルナイトメア』シリーズは、3作目『リトルナイトメア3』の発売が決定している定番のホラーゲームとなっている。
悪夢のような不気味さを持つ世界観、それを打ち消すような可愛らしいキャラクターのギャップが、男女問わず幅広い世代に親しまれている。
本シリーズを開発するのはスウェーデンのデベロッパー・Tarsier Studios(ターシア スタジオ)。この名前だけを聞いてピンと来る人はあまりいないのではないだろうか。
代表作は本作以外だと、プレイステーション3でクリエイティブなゲーム性が人気を博した『リトルビッグプラネット』シリーズが挙げられる。キャラクターを動かしたときの繊細な挙動は確かに通ずるものがある。
具体的なストーリーなどはテキストで明かされることはない。全てのキャラクターの動きとその場のシチュエーションをプレイヤーが観察し、自分で考察する必要がある。
一応世界観の大まかな舞台背景や設定そのものはオフィシャルサイトないし、ゲームストアの公式紹介文で把握できるため、それらを読んでからプレイした方がわかりやすい。無論、自分で思考を巡らすのもヨシ。
理解できないものは不気味で怖い。根源的な恐怖が演出される
「わからないものは怖い」これは人間というよりも、全ての動物に備わる根源的な恐怖のメソッドではないだろうか。
鏡を初めて見た犬が自分の姿に驚くこともあるし、野良猫は人が近づくと身の危険を感じてすぐに逃げ出してしまう。逆にそれらを大したことないと理解しているカラスは鏡を巣に持ち帰るし、鳩は人間が餌をくれると知っているからむしろ寄ってくる。
『リトルナイトメア』が持つホラー成分とは、まさしく前述した“理解できないものの恐怖”にあると思うのだ。物語はテキストで語られるわけでもないし、主人公の少女「シックス」が何者なのかもよくわからない。
黄色のレインコートを身に纏い、ただお腹を空かせている描写が所々で見られるくらいのものである。それは可愛くも映るが、あまりに情報が少ないことから未知なる恐怖心を煽る場合もある。
脱出を目指すために船の奥を目指す本作は、基本薄暗い部屋を横スクロールで進み続ける必要があり、手元を照らせるライター以外に持ち合わせているものは何もない。
見つかればどうなってしまうかもわからない、謎のクリーチャーまがいな異形の者すら徘徊しており、隠れたり逃げたりするシチュエーションも多い。不気味な存在に理由なくいきなり追われたら、誰でもビビってしまうことだろう。
静かな船内に鳴り響く機械の音や足音、そういった表現の演出部分もかなり手が込んでいる。「次の部屋では何が待ってているんだ」そういった先の見えない恐怖と戦い続けるような、ビックリホラー系にはないジワジワと来るテイストが、魅力的に感じられる。
ヘッドフォンを装着し、薄暗い部屋の中で静かにプレイすれば、プレイヤー自身も『リトルナイトメア』が持つ悪夢的恐怖のエッセンスを肌身で体験できるはずだ。
横スクロールのステージを見渡せ!使えるアイテム探す謎解き要素
本作はシームレスに接続された部屋1つひとつを探索し、仕掛けを動かしたり、抜け道を見つけたりするライトな謎解き要素が備わっている。
部屋によっては仕掛けを起動しておもりに飛び乗るなど、操作ミスの許されない精密なアクションが要求される場合も。なお、シックスに体力の概念などはない。高所から落下するか、巨大なヒルに取りつかれる、敵に見つかるなどでゲームオーバーとなる。
どの部屋も基本は横向きに接続されているが、一部の場所は仕掛けで閉ざされていることもある。
そういった際は別のルートを模索したり、一旦前の部屋に戻って、仕掛けを解くヒントがないかを探すようなことも求められてくるだろう。良い意味で王道謎解きゲームの側面を持ち合わせているのだ。
一見動かなそうなオブジェクトも、引っ張ることで結構動く。高くて手の届かない場所は、オブジェクトを運んできて足場にしなければ先へと進めない。
画面中央部をドラッグしたままスワイプすると、部屋の空間を上下左右見回すことが可能だ。その場の状況に相応しいアイテムを探し出し、機転を効かせて状況を打開するのが面白い。
ステージのどこかには臆病な謎の生き物「ノーム」が囚われている。彼らを檻から救出するのも一種のサブクエスト的な役割を担っており、ステージのゴールでは救出したノームと共に脱出する描写もある。
ゲーマー界隈では何かと本作のトラウマシーンと結び付けられるノームだが、恐怖の空間における“癒やしの存在”といえるだろう。ノームたちを救出した先で待ち受けるゲームのエンディングは、ぜひその目で確認していただきたい。
リトルナイトメアの序盤攻略
本作は全体的にステージ内が薄暗く視界も悪い。ライターを積極的に用いて、周囲を照らし、利用できそうなアイテムや囚われたノームがいないか、よく周りを見渡そう。また、本作は死亡しても、少し前のチェックポイントから再開できるので安心してほしい。
リトルナイトメアのレビュー、感想まとめ(総評)
スマートフォン版は直感的な操作の【イマーシブモード】とバーチャルパッドの【スタンダードモード】が備わっている。さらにプレイヤー側で操作方法をカスタマイズできるため、自分が動かしやすいと感じる設定を見つけた方が良さそうだ。
ホラーアドベンチャーとして手堅く制作されている一方で、精密なアクション操作なども要求されることから、ちょっとのミスでやり直しするケースが多い。操作性に慣れるまで、少し時間を要することだろう。
- 人気ホラーアドベンチャーシリーズ1作目がアプリ化!
- 理解できないものは不気味で怖い。根源的な恐怖が演出される
- 横スクロールのステージを見渡せ!使えるアイテム探す謎解き要素
動画
リトルナイトメアのアプリ情報
アプリタイトル | リトルナイトメア |
ジャンル | ホラーアドベンチャー |
会社 | Playdigious |
配信日 | iOS:2023年12月11日 Android:2023年12月12日 |
価格 | iOS:1,200円 Android:1,080円 |
公式サイト | リトルナイトメア公式サイト |
公式X(旧Twitter) | リトルナイトメア公式X(Twitter) |
対応機種 | iOS15.0以降 /Android9 以上 |
サイズ | 2.4GB~ |
レビュー日 | 2023年12月27日 |
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