『Devil May Cry: Peak of Combat』。カプコンの名作『デビル メイ クライ3』の世界観を踏襲!悪魔も泣き出すスタイリッシュアクション

Devil May Cry: Peak of Combatのレビューと序盤攻略を掲載

この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『DMC-デビルメイクライピークオブコンバット』を実際にプレイしどんなゲームアプリなのかを読者様に向けてわかりやすくレビュー、解説しています。

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目次

DMC-デビルメイクライピークオブコンバットの概要

『DMC-デビルメイクライピークオブコンバット』がどんなゲームアプリなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はここだけ読もう

DMC-デビルメイクライピークオブコンバットはどんなゲーム?

Devil May Cry: Peak of Combat(デビル メイ クライ:ピーク オブ コンバット)』は、nebulajoyが2024年4月11日にiOS/Androidにて配信したスタイリッシュアクション。価格は基本無料。『Devil May Cry3』の世界観を踏襲し、デビルハンターであるダンテたちの新たな戦いが描かれる。

過去作にはないキャラクター切り替えによるコンボ繋ぎや、デビルハンターたちの日常に迫ったシナリオなど、ファン&新規プレイヤーのどちらもがシリーズの世界観を楽しめる。

DMC-デビルメイクライピークオブコンバットの魅力
  • これまでの『DMC』とやや異なるテイストのアクションに変化
  • 多分パラレルワールド。本作から過去シリーズに触れるのもアリ!
  • 「ブラッディパレスモード」やスマホゲームらしい独自要素も

DMC-デビルメイクライピークオブコンバットの評価

\ 実際に遊んだ評価 /

ゲーム性(5.0)
グラフィック(3.0)
世界観(3.5)
コンテンツ(4.0)
BGM(4.0)
総合評価(3.9)
※評価の基準について
Apple Store(4.3)Google Play(4.3)

DMC-デビルメイクライピークオブコンバットの良い点・イマイチな点

良い点イマイチな点
新しい変化を起こした『DMC』
本作から過去シリーズにも触れやすい
多彩なモードを収録
日本語テキストやUIの品質に詰めが甘い

Devil May Cry: Peak of Combat

Devil May Cry: Peak of Combat
iPhoneAndroid
nebulajoy
アクション

DMC-デビルメイクライピークオブコンバットの魅力を詳しくレビュー!

ここでは『DMC-デビルメイクライピークオブコンバット』がどんなゲームなのか魅力別にレビューしていきます。

これまでの『DMC』とやや異なるテイストのアクションに変化

これまでの『DMC』とやや異なるテイストのアクションに変化

カプコンが発売するスタイリッシュアクションゲーム『Devil May Cry(デビル メイ クライ)』シリーズの中でも、屈指の名作として名高い『Devil May Cry3』の世界観がスマホゲームになった。

オリジナル版ではコンボ中、ボタンを押すタイミングをわずかに遅らせる“ディレイ”だったり、レバーを前後に入力することで別の攻撃に派生するなど、カプコンが得意とする「アクション」の醍醐味をとにかく詰め込んだゲームになっていた。

これまでの『DMC』とやや異なるテイストのアクションに変化

しかし、スマートフォンで過去シリーズのような幅広い攻撃アクションを再現するとなれば、バーチャルパッドは間違いなく向かない。

昨今でこそ精密操作を難なくこなせるユーザーは増えてきたが、物理的なゲームパッドと比較すれば、やはりボタン数に限界があるというものだろう。ボタンが増えるほど比例するかたちで誤タップも増えるし、ディスプレイもゴチャついてしまう。

これまでの『DMC』とやや異なるテイストのアクションに変化

今作はモバイルゲームという前提に合わせて、過去作のアクション体験をライトな手触り感にした。キャラクター1人がコンボを派生しまくり、オーバーキル気味に容赦無く無数の攻撃を叩き込み続ける…というスタイルから、方向性が変化したのだ。

それは、キャラクター3人編成でバトルに挑み、戦闘中にそれらを切り替えることで、従来とは特色の全く異なる“連携コンボ”を繋くといったものである。

これまでの『DMC』とやや異なるテイストのアクションに変化

過去作ではキャラクター切り替えを戦闘中に行うことはできない。今作で攻撃の種類が大きく減ったのは間違いないが、戦闘中にキャラクター切り替えができることで、今までにはなかったキャラクターtoキャラクターのコンボアクションを可能にしたのだ

キャラクター1人あたりのアクション数を減らすことで、操作はより単純なものとなる。また、ダンテで打ち上げた敵をレディの銃撃によって追撃し、止めはネロの攻撃で叩き落とすなど、アクションの性質は異なってもコンボの自由度は健在といえるだろう。

これまでの『DMC』とやや異なるテイストのアクションに変化

アクションの簡略化がもたらしたメリットはほかにもある。たとえば、過去でダンテやバージルの使用する「デビルトリガー」と呼ばれた一定時間の魔神化状態は、必殺技スキルとして扱われ、発動できる頻度がより高まった。

ネロの場合はエンジン付きの剣・レッドクイーンのアクセルを全開にした状態で一定時間火を纏い、レディの場合はカットイン付きで撒いた複数の手榴弾を打ち抜き、大爆発を起こすという必殺技らしいものになっている。

多分パラレルワールド。本作から過去シリーズに触れるのもアリ!

多分パラレルワールド。本作から過去シリーズに触れるのもアリ!

『Devil May Cry: Peak of Combat』の世界観は前項でも触れたように、シリーズ3作目を土台にしている。この時間軸は主人公であるダンテがもっとも若い上に、人気キャラクターのバージルと、ヒロインのレディも活躍する。

ダンテはシリーズの時間軸が進むにつれて、チャラチャラした若造からジョークが大好きなニヒルおじさんへ変化を遂げていく。恐らくグローバルな女性ダンテファンとしては「3作目と1作目の青年ダンテが好き」という人が多いのではないかと思う。

多分パラレルワールド。本作から過去シリーズに触れるのもアリ!

本来ベースとなった3作目では、ダンテが便利屋「Devil May Cry」を営んでいる地元に突如として出現した、巨大な塔の調査に向かい、そこで待ち受ける事件や陰謀を阻止するという展開だ。

この過程でレディやバージルとも出会うのだが、今作のメインストーリーとは話が繋がらないような描写が確認できる。ネタバレになるため詳細な解説は避けておきたい。

多分パラレルワールド。本作から過去シリーズに触れるのもアリ!

また、アニメ版を除く過去作は、一つひとつの作品で大きな事件・陰謀に立ち向かうようなシナリオ展開が特徴的。基本は1本道のマップを突き進んでいく構造で、探索→バトル→ストーリー→探索… etcのようなスタイルである。

今作はどちらかといえばアニメ版のようなダンテの日常に迫った側面が大きい。バーで事件を起こす悪魔退治の依頼を引き受け、現場で問題の悪魔を倒していく。その道中にちょっとしたストーリーが挟まれるようになっていた。

多分パラレルワールド。本作から過去シリーズに触れるのもアリ!

スマートフォン版だけのオリジナルストーリーだが、“万年金欠気味な便利屋の日常”と、基本的にはイマイチ格好がつかない普段のダサいダンテにフォーカスされた内容である。

ファンとしては非常に嬉しい限りの描写だが、新規プレイヤーにはもしかすると刺激が足りないかもしれない。チャプターごとにシナリオは細かく分かれているようなので、程よく楽しめるのは間違いないはずだ。

多分パラレルワールド。本作から過去シリーズに触れるのもアリ!

キャラクターたちの普段の日常を垣間見ることができるからこそ、新規プレイヤーの感じる“物足りない感じ”が、やがて過去への購買意欲とIPに対する興味にも繋がると思う。

シリーズファンとしては3作目以来となる、行動を共にし続けるレディとのやり取りが見れて面白い。アニメ版の日常をもっと楽しみたかったファンにとっても、『Devil May Cry』シリーズの供給源になれそうだ。

「ブラッディパレスモード」やスマホゲームらしい独自要素も

「ブラッディパレスモード」やスマホゲームらしい独自要素も

『Devil May Cry』シリーズでも人気のエンドコンテンツ「ブラッディパレスモード」は本作にも収録済み。キャラクター3人編成で、次々と出現する悪魔たちを倒しながら階層を進んでいくモードだ。

「バトルをただ求めている」「爽快なコンボの研究開発」「自分の力がどこまで通用するのか試したい」そういったニーズに応えられるコンテンツになっている。

「ブラッディパレスモード」やスマホゲームらしい独自要素も

ゲームモードはそれだけではない。これは一般的なスマートフォンゲームユーザーからすると、至極当たり前のことなのだが、『Devil May Cry』シリーズのファンとしては結構大ごとである。

なんとシリーズ初の「PvP」モードがゲームには備わっている。ザコ悪魔とボス悪魔の戦いに飽きてきたプレイヤーには打ってつけなモードだろう。活動拠点のバーがあるのも結構新鮮なポイント。

「ブラッディパレスモード」やスマホゲームらしい独自要素も

既に触れたように、本作は攻撃アクションの総数が少なめな設計だ。しかし、過去作ではダンテやバージルが戦闘中の武器切り替えによって、さらにコンボを繋げていくようなことができていた。

本作は同じ人物でも“別の武器を持った別キャラクター”として扱われる。これはシンプルにスマホゲームだからという事情もあるのだが、そもそもナンバリングの過去5作品を合計しても、プレイアブルキャラクター数が10人に満たない事情があるからだろう。

「ブラッディパレスモード」やスマホゲームらしい独自要素も

また、本作はカプコンが監修しているとはいえ、中国のnebulajoyが開発を行う。随所にスマートフォンゲームらしい報酬制度が用意されているが、お得なパックのお得感も大きい。

オリジナルキャラクターも決して入れることなく、総数自体も少ないことからも、ファンが少額で継続的な課金を行えるような施策になっているのかもしれない。


Devil May Cry: Peak of Combat

Devil May Cry: Peak of Combat
iPhoneAndroid
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アクション

DMC-デビルメイクライピークオブコンバットの序盤攻略

DMC-デビルメイクライピークオブコンバットの序盤攻略

メインストーリーのチャプター序盤でもザコ敵が強めでプレイヤースキルが問われやすい。素材を獲得したら、適時しっかりとキャラクターのレベルを上げるなりして育成しておこう。ガチャはアカウントが連携される関係で数も限られるリセマラ非推奨

DMC-デビルメイクライピークオブコンバットのレビュー、感想まとめ(総評)

DMC-デビルメイクライピークオブコンバットのレビュー、感想まとめ(総評)

スマートフォンゲームにしては全体のクオリティそのものも悪くないだろう。ただ、グラフィックの粗さだったり、不自然な日本語テキストだったりと外注のゲーム感が強め。

ホーム画面のUIと通常のフィールド移動が融合しているのも結構なクセだ。これは没入感の妨げになるので非常時機能がほしいところ。中国では数年前に先行して配信されていたが、正直このクオリティでグローバルに運営を続けていくのは厳しいかもしれない。

DMC-デビルメイクライピークオブコンバットの魅力
  • これまでの『DMC』とやや異なるテイストのアクションに変化
  • 多分パラレルワールド。本作から過去シリーズに触れるのもアリ!
  • 「ブラッディパレスモード」やスマホゲームらしい独自要素も

Devil May Cry: Peak of Combat

Devil May Cry: Peak of Combat
iPhoneAndroid
nebulajoy
アクション

動画

DMC-デビルメイクライピークオブコンバットのアプリ情報

アプリタイトルDevil May Cry: Peak of Combat
ジャンルスタイリッシュアクション
会社nebulajoy
配信日iOS:2024年4月11日
Android:2024年4月11日
価格基本無料(ゲーム内課金あり)
公式サイトDevil May Cry: Peak of Combat公式サイト
公式X(旧Twitter)‎Devil May Cry: Peak of Combat公式X
対応機種iOS9.0以降 /Android6.0 以上
サイズ3GB
レビュー日2024年4月12日

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