この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)』を実際にプレイしどんなゲームアプリなのかを読者様に向けてわかりやすくレビュー、解説しています。
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ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)の概要
『ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)』がどんなゲームアプリなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はここだけ読もう。
ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)はどんなゲーム?
『ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)』は、COGNOSPHERE PTE. LTD.が2024年7月4日にiOS/Android/PC/PS5にて配信したアクション。価格は基本無料。『原神』『崩壊:スターレイル』で知られるHoYoverseの完全新作タイトルだ。
3人一組で臨む爽快なアクションバトルと、既存作の中でも随一に分かりやすく触れやすい世界観・シナリオ、近未来都市での日常感を演出した作りなど、全体的にキャッチーで触りやすい作品になっている。
- HoYoverseが紡ぐ全く新しい世界観。近未来都市の陰謀を暴く物語!
- ジャスト回避やパリィなどの爽快アクションが誰でも楽しめる!
- ほかにはない「新エリー都」の日常感が堪らない!
ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)の評価
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (4.0) |
グラフィック | (5.0) |
世界観 | (5.0) |
コンテンツ | (4.0) |
BGM | (4.0) |
総合評価 | (4.4) |
Apple Store(4.1) | Google Play(3.5) |
ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)の良い点・イマイチな点
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
近未来都市の陰謀を暴く物語 爽快アクションが誰でも楽しめる 「新エリー都」の日常感 | ホロウ探索パートはテンポが悪い |
ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)のゲーム内容をレビュー!
ここでは『ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)』がどんなゲームなのか魅力別にレビューしていきます。
HoYoverseが紡ぐ全く新しい世界観。近未来都市の陰謀を暴く物語!
『原神』『崩壊:スターレイル』など、世界的な大ヒットタイトルを打ち出してきたHoYoverseが新たに贈る『ゼンレスゾーンゼロ(以下、「ゼンゼロ」)』。
本作は、終末の近未来都市「新エリー都」を舞台に、裏社会で活躍するエージェントと、それをサポートするナビゲーター「プロキシ」が、数多の事件と陰謀を暴き出していくアクションだ。
HoYoverseの作品は、何かと多元世界的な繋がりを感じさせるマルチバース展開な世界観が多い。『崩壊』シリーズと『原神』などもそうした例に挙がるため、人によっては「既存作を遊んでいなければ楽しめない」と、感じてしまうユーザーもいる。
だが、現状『ゼンゼロ』はそういった“匂わせ”もなく、イチから楽しめる独立したIPと明かされている。同社が培ってきたアニメーション技術は磨きがかかり、コミックテイストな演出と既存作の中でも理解しやすいストーリーテリングで、取っ付きやすいゲームとなった。
主人公は、新エリー都で小さなビデオ屋を営む兄妹・アキラとリンだ。彼らの裏の顔は、高額な報酬と引き換えに、怪物が巣食う異空間「ホロウ」の内部をリアルタイムにナビゲートする伝説のプロキシ「パエトーン」である。
ホロウによる災害が多発するこの世界では、ホロウ内部の危険な仕事に大きな需要がある。主人公兄妹は、ホロウ内での活動に耐性を持つエージェントと協力し、さまざまな事件や依頼をこなして過ごしている。
独自の世界観を織りなす上で、ゲームには数々の固有名詞や複雑な設定が登場するものだが、かつてテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」から多大な影響を受けたHoYoverseは、往々にして考察前提の入り組んだ世界を作りがちである。
コアなプレイヤーの考察によって、ファンコミュニティは作品を研究する盛り上がりを見せているが、こうした作品群は新規プレイヤーを阻むハードルになりやすい。だが、『ゼンゼロ』は過去の作風と決別して、ひたむきに“キャッチーさ”を強めていった。
HoYoverseが得意とする魅力的なキャラクターたちを、ピクサーのアニメーション映画のようなヌルッとした動きの質感で大袈裟に表現。エンタメ性の高いCG演出は、見ている側も楽しいと感じられる没入感を生み出した。
さらに近未来都市という比較的現実世界と近い舞台設定の中で、“日常の裏に潜む悪意のある事件”を章ごとに描く。わかりやすい勧善懲悪モノにしたことで、プレイヤーは数々の設定が絡まり合う難解なシナリオとは無縁。非常に親しみやすい世界観に仕上がっている。
ジャスト回避やパリィなどの爽快アクションが誰でも楽しめる!
『ゼンゼロ』では最大3人一組でホロウ内部の敵を殲滅していくチーム制アクションバトルを採用する。同じHoYoverse作品でも『崩壊3rd』に通じるところが大きいだろう。
ただ『崩壊3rd』とは異なり、キャラクター1人ひとりに多彩な派生攻撃が用意されたり、独自の固有パッシブで延々と戦い続けたりするようなシステムではない。あくまで編成に組まれたチームメンバーとのシナジーを意識して戦うのが基本だ。
戦闘中は度々キャラクター切り替えが誘導されるので、『崩壊3rd』以上にキャラクターチェンジが多発する。スキルゲージも個別にあることから『原神』的でもあって、好きなキャラクター1人で戦う時間は少なめ。
戦闘では敵を攻撃し続けて、ブレイク状態を引き起こし、ダウンした敵に怒涛の連続攻撃を繰り出して体力を削っていく。ブレイク値を積み上げる過程で、敵の攻撃をジャスト回避したり、パリィで弾いたりと、実にアクションゲームらしい駆け引きがある。
また、パリィには防御のほかにもキャラクターチェンジと瞬間的な反撃行動、3つの側面を持ち合わせている。スピーディに展開される戦闘の駆け引きに、こうした機能的な攻防要素が加わることで、プレイヤーは少ない操作に対して多くのリターンが得られるワケだ。
UIの見やすさも洗練されていて、プレイヤーが気にかけないといけない要素は少ない。プレイ中、攻撃・回避・キャラクターチェンジを意識していれば、あとはブレイク状態や属性攻撃の状態異常なども、敵を一目見るだけで理解できる分かりやすさ。
バトルでキモになるのが「連携スキル」と呼ばれるもの。ブレイク状態の敵に対して「重撃」効果を持つスキルが命中すると、チーム内のメンバーに交代しながら、次々と強力な攻撃を繋げていける。
ボスエネミーや精鋭エネミーに対しては、回避やパリィ以外にも、こうした連携スキルを駆使した戦闘が、バトルのタイムを縮める要素となっている。
アクションゲームにしては要求されるテクニックも少なく、そもそもボタン自体も少なめ。コントローラーでのゲームプレイにも対応しているので、かなり遊びやすいアクションゲームの部類だ。
そしてキャラクターの陣営を統一することで、バフ効果が発動して最低限の編成メリットを得られる。チーム編成も何かと悩みがちで、攻略サイトに頼りたくなる大きな要因だが、『ゼンゼロ』は、そうした部分もカジュアルにしている。
ほかにはない「新エリー都」の日常感が堪らない!
『ゼンゼロ』が『原神』『崩壊:スターレイル』と、明確に異なる作風を如実に感じさせてくれるのが、日常パートの存在感。プレイヤーは、朝・昼・夜と変化していく新エリー都の日常を体感しながら、メインストーリーやサブクエストを進めていく。
街中を歩いていると、エージェントがゲームセンターへ遊びに来ていたり、ラーメン屋やカフェでバッタリと出会って会話イベントが発生したりもする。さらに、スマートフォンでDMを送ると、キャラクターと出かけることも可能だ。
新エリー都はオープンワールドでもないし、決して広いということもない。それでも日中日差しが差し込む街並みや、NPCが行き交う駅前交差点など、現代社会とのシンパシーを感じさせる作り込みは、歩いているだけでも楽しい。
人々の生活感が感じられる上、NPCにも1人ひとりバックボーンが設けられていることが多い。街を探索して、彼らの日常生活に触れていく体験は、過去のHoYoverse作品では得られなかった真新しさと言える。
主人公兄妹の営むビデオ屋がある「六分街」のゲームセンターは、実際にミニゲームがプレイ可能。しかも1人で遊べるのはもちろん、最大4人のマルチプレイにまで対応する謎の作り込みである。
また、カフェでは1日1回育成アイテムの獲得量がアップするバフとスタミナ回復が行える。隣のラーメン屋は、戦闘時に役立つバフ効果を一時的に獲得。どの設備にも何かしら意味があるのだ。
平和な日常を楽しむ日常パートと、スケールの大きい大事件を解き明かすメインストーリーの起伏は、『ゼンゼロ』でしか味わうことのできないゲーム体験。
アップデートによって新エリー都は拡張されていくことから、より日常にフォーカスされた新コンテンツの登場にも期待が持てる。なにより、作中で共闘するエージェントたちの生活を、その目で見れる新鮮さも面白い。既存作にはないアプローチのゲームとなっている。
ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)の序盤攻略
ゲームではプロキシレベルを上げることでメインストーリーとコンテンツが解放されていく。スタミナ消費のほか、サブクエストやキャラクターエピソードを進めることで、経験値を貰える仕組みだ。レベル30以降は上げづらくなるので、留意しておいてほしい。
ゲームの性質上リセマラは推奨しないが、ガチャは『原神』同様に渋い印象。そのため、欲しいSレアのキャラクターがいるなら挑戦してもいい。
ゼンレスゾーンゼロ(ゼンゼロ)のレビュー、感想まとめ(総評)
本作はスマートフォンのほか、PC・PS5でも遊ぶことができる。アカウントを連携しておけば、出先はスマートフォン、自宅はPCとシームレスにプレイすることも可能。
ゲーム体験に大きな目新しさがあるわけではないが、世界観・ストーリー・キャラクター描写は、HoYoverse既存作の中でも随一で触りやすい。また、アクション部分のほかにもホロウ探索パートという部分が登場しているが、ここは好みが大きく分かれる要素。ゲームのテンポ感を損なっているのは否定できないので、将来的な改善に期待したい。
- HoYoverseが紡ぐ全く新しい世界観。近未来都市の陰謀を暴く物語!
- ジャスト回避やパリィなどの爽快アクションが誰でも楽しめる!
- ほかにはない「新エリー都」の日常感が堪らない!
動画
ゼンレスゾーンゼロのアプリ情報
アプリタイトル | ゼンレスゾーンゼロ |
ジャンル | アクション |
会社 | COGNOSPHERE PTE. LTD. |
配信日 | iOS:2024年7月4日 Android:2024年7月4日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | ゼンレスゾーンゼロ公式サイト |
公式X(旧Twitter) | ゼンレスゾーンゼロ公式X |
対応機種 | iOS14.0以降 /Android5.0 以上 |
サイズ | 3.6GB |
レビュー日 | 2024年7月10日 |
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