無料で遊べるスマホゲームアプリ『シヴィライゼーション:覇者の君臨(CIV覇者の君臨)』をプレイしレビューと序盤攻略を掲載しています。どんなゲームなのか気になっている方は当記事を参考にしてみてください。
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シヴィライゼーション:覇者の君臨(CIV覇者の君臨)とは
2022年11月29日、NEXON Companyより配信開始となったスマホゲームアプリ『シヴィライゼーション:覇者の君臨(CIV覇者の君臨)』は、世界的な人気を誇る国づくりストラテジー「シヴィライゼーション」シリーズのMMOSLG。
本作はPCゲームにて好評を博したナンバリングタイトル『シドマイヤーズ シヴィライゼーション5』の世界を基に、スマートフォン向けのMMOSLGとして再構築。オンラインゲームの開発・配信で多くの実績を持つネクソンが手がけているタイトルとなっている。
- 世界の偉人がここに集結!信長、ワシントン、アウグストゥスとなんでもアリ!
- シミュレーションやストラテジーに触れたことがなくてもOK!
- 自国のカスタマイズからパズルに探索要素、アイテムのコレクション要素まで!
シヴィライゼーション:覇者の君臨(CIV覇者の君臨)の評価
『シヴィライゼーション:覇者の君臨(CIV覇者の君臨)』をプレイし良い点とイマイチな点、どんな人におすすめできるゲームアプリなのかわかりやすく評価しています。
ゲーム性 | (4.0) |
グラフィック | (4.0) |
世界観 | (4.0) |
コンテンツ | (4.0) |
BGM | (4.5) |
総合評価 | (4.1) |
Apple Store(4.3) | Google Play(3.6) |
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
あらゆる偉人がコラボするロマン イチからでも覚えられるカジュアルさ バラエティ豊かなコンテンツ | 目立つところは特になし |
こんな人におすすめ!
- 「シヴィライゼーション」シリーズが好きな人
- MMOSLG分野を頻繁に遊ぶプレイヤー
- シミュレーションゲームが好きな人
ゲーム内容を詳しくレビュー
ここからは『シヴィライゼーション:覇者の君臨(CIV覇者の君臨)』がどんなゲームなのか詳しくレビューしていきますね!
世界の偉人がここに集結!信長、ワシントン、アウグストゥスとなんでもアリ!
まずはこちらの異彩放つ歴史的な英雄たちの一枚絵をご覧頂きたい。
滝の向こうにはエッフェル塔、ピラミッド、お城の本丸と、ごちゃ混ぜでどこまでもカオスな光景が広がっている。しかし、これこそが世界的な人気を誇る「シヴィライゼーション」シリーズの世界観。
本作はスマートフォン向けのタイトルという立場上、幅広いプレイヤーに親しまれているモバイル向けのMMOSLGとしてリリースされた。本ジャンルをプレイしたことのある方ならご存知の通り、自国を発展させて他プレイヤーと同盟を結び、サーバー内の覇権を賭けて争うアレである。
他のMMOSLGとわかりやすく違うのは、本作が「シヴィライゼーション」という強力なIPである点、それを裏付ける時代の変遷(古代〜情報化時代)を楽しめる点の大きく分けて2つほど。
時代の変遷は自国の発展に伴って、ゲーム開始時に選んだ指導者の国柄にあわせた成長を遂げていくシステム。
原始人たちがウホウホしている「古代時代」から、高層ビルが立ち並ぶ「現代」など、人類の築き上げてきた文明の変遷を分かりやすく視覚化しており、それこそ原始人が本作をプレイしてもその変化を楽しむことができるだろう。
ゲームでは初回に選んだ文明(国)ごとの強みが用意されており、その特性を活かして自国を発展させていくのがベターである。もちろん、我が国「日本&織田信長」を選択しても良いし、アメリカンドリームを手にするため「アメリカ&ジョージ・ワシントン」を選ぶのも自由。少しでも知見を広げるため、全く知らない文明に触れてみるのも面白そうだ。
世界中の偉人が登場するシリーズだけあり、無数の英傑・豪傑たちがゲームに参戦。彼らは国の発展に貢献する意外にも、マップ上での戦闘から遺跡の探索まで幅広く活躍してくれる。シミュレーションゲーム的にわかりやすく表現すれば“自軍のユニット”という表現が近いだろうか。
偉人ごとに得意な役割があるので、指導者として彼らを適切に采配するのはゲームの大事なポイント。例え文明は違っても、数多の偉人たちが時代と国を超えて協力しあうのは中々にアツい。織田信長に仕えるアリストテレスとか一体どんな近代日本が生まれてしまうんだ。
シミュレーションやストラテジーに触れたことがなくてもOK!
シミュレーション、ストラテジーといったジャンルを普段遊ばない、あるいは触れたことがないプレイヤーでもカジュアルに遊べるのがMMOSLGの強み。具体的には小難しい要素を考える必要性がない。
例えば、効率良く資源回収するために最適な能力を持つ偉人をある場所に配置させる、民から暴動を起こされないよう、絶妙なバランス感で税金を徴収するなどだ(※ 本作にそれらの要素はありません)。
ゲームシステムを少しずつ覚えるチュートリアル導線も敷かれているが、それは決して強制的ではなく、慣れているプレイヤーなら自力で手早く発展していけるのも本作の特徴。また、同ジャンルにあまり触れないプレイヤーは「とりあえずミッションをタップして施設を建築しておけば良いか」程度の認識で何も問題がない。
この点、実は筆者としてはかなり意外であった。「シヴィライゼーション」と言えば、遊べば遊ぶほどにその奥深さを痛感しそうな“こ難しさMAX”のイメージがあったからだ。
その理由はそもそも本作の訴求の仕方に原因がある。「シドマイヤーズ シヴィライゼーション5の世界をベースに」「特有の勝利条件(制覇・科学・文化)を踏襲」などと、いかにもハードルを上げた紹介文をアプリストアに載せているのだ。
気になって『シドマイヤーズ シヴィライゼーション5』のプレイ動画をチェックしたところ、まさしく情報量の多さゆえにSLGアレルギーなプレイヤーには刺さりそうなゲーム性。これではライトな一般プレイヤーが勘違いして避けてしまいそうである。
カジュアルに遊べる理由は至極単純で、本作が昨今アプリゲーム界隈に蔓延る“量産型MMORPG”だからである。土台になっているのは『シドマイヤーズ シヴィライゼーション5』かもしれない。しかし、その実態は凡庸な国づくりゲーなのである。
これは決して悪いことではなく「他のタイトルと類似点が多いから遊びやすい」「ジャンルとしてノウハウが煮詰まっている」などのメリットも挙げられる。
つまるところ数多くの先人アプリたちが多数の失敗を重ねているから、それらを改善していけばまずハズレない。何よりネクソンは無数のオンラインゲームを運営してきた実績から、自社で顧客分析できるデータを保有していそうなものだ。
そのデータ資産を本作で生かし切れているかは不明だが、「シヴィライゼーション」シリーズという世界的に根強いファンを持つIPなのも後押ししている。何せゲーム好きなら一度くらいは耳にするタイトルである。
ゆえにシリーズが持つ一見とっつきにくいイメージを払拭できるよう、ゲーム内でプレイヤーが取れる選択肢は極力シンプル化。「できないことはできない」と清々しく割り切り、スマートフォンゲームだからこその手軽なプレイ感を実現している。
従来のシリーズファンはゆるく遊べるし、未経験者は本作からシリーズファンへと昇華する可能性だってある。広く浅い「シヴィライゼーション」にしたことで、誰でも無料でゲームの雰囲気を感じ取れるワケだ。
自国のカスタマイズからパズルに探索要素、アイテムのコレクション要素まで!
自国に設置した施設の配置は自由に変更可能。文明が発展を遂げていけば、自然と遊んでいるプレイヤー側も見た目にこだわりたくなるというもの。「道路」を敷いて設備同士を繋げれば、テキトーに配置したはずなのにそこそこ都市っぽい見た目に早変わり。
自国周辺のフィールドは基本「霧」で辺り一面が隠されており、「探索」コマンドで徐々に活動範囲を広げていく。蛮族との戦闘から古代遺跡の探索、遺産の発掘など、意外に豊富なコンテンツが用意されており、単なるMMOSLGとの差別化を図ろうとしているのかもしれない。
「古代遺跡の探索」ではパーティーに編成した偉人たちの得意とする個性で障害を取り除き、最奥を目指すというもの。報酬として偉人の育成アイテムや「ゴールド(ガチャ石)」が入手可能だ。
偉人たちは簡易的ながらもちゃんと3Dモデル化されており、それぞれにモーションへのこだわりも感じ取れる。妙なところを作り込んでいる…。
遊んでいて個人的に好きだった要素が「文化遺産の発掘」。限られた手数で目標のドロップを消していく3マッチパズルである。パズルをクリアして入手した文化遺産は自国で建設した施設「博物館」に展示できる。
展示品の位置は自由なのでこれまた自己満足的だが、コレクション要素として収集した物を飾る楽しみがあると思う。どの展示品も現実世界では有名な遺産ばかりであり、本作を通じて発明品・美術品・文学・音楽と、博物学への興味が掻き立てられる要因になり得るかもしれない。これは知識人が生まれる予感。
シヴィライゼーション:覇者の君臨(CIV覇者の君臨)の序盤攻略
プレイヤーにはある程度自由に進行する裁量が与えられているものの、チュートリアル自体は比較的長め。他のプレイヤーと交流できるワールドマップの解放は時代発展を「中世」まで進める必要があるため、そこまでは大人しくガイドに沿って進行するのが望ましいだろう。
リセマラは一応可能だが、名前被り不可かつアカウントの仕様上退会手続きなどが面倒なため、リセマラは非推奨。チュートリアル自体も長めに設定されていることから、初回無料ガチャでも最短15分程度、11連ガチャは60分程度が目安である。
シヴィライゼーション:覇者の君臨(CIV覇者の君臨)の事前登録特典
事前登録者数70万人を突破した『シヴィライゼーション:覇者の君臨(CIV覇者の君臨)』を始めると、下記の事前登録特典が獲得できる。
事前登録特典
- 6,000ゴールド
- プレミアム偉人招待状×10
シヴィライゼーション:覇者の君臨のレビュー、評価まとめ(総評)
世界的に人気のある“MMORPG”というジャンルに本腰を入れて参戦した本作。スマートフォンで遊べる「シヴィライゼーション」は幾つか存在するが、そのどれもが過去作のナンバリングタイトルである。
そのような視点から本作を遊んでみると、基本無料プレイで気軽に楽しめる立ち位置は、立派なシリーズの入門編になり得ると考えられる。また、単純な面白さとは別に、本ジャンルは時代と共に洗練され続けているため、ネクソンの手腕次第で世界的なシェアを十分に狙えると踏む。
正直なところ、良くも悪くも平均的なゲーム性ではあるのだが、「シヴィライゼーション」のIPという事情もあってか、ビジュアル部分などの細かな箇所はやはりレベルが高い。
なお、新規プレイヤーが遊びやすい反面、本編のような奥深く政治色の強い個性が出せるゲーム性を期待すると肩透かしを食うだろう。余談だが画像の「チャンドラグプタ」が筆者の父親に似過ぎていて、それだけでも遊ぶ価値があったと個人的に思った次第だ。
- 世界の偉人がここに集結!信長、ワシントン、アウグストゥスとなんでもアリ!
- シミュレーションやストラテジーに触れたことがなくてもOK!
- 自国のカスタマイズからパズルに探索要素、アイテムのコレクション要素まで!
NEXONの別タイトル
動画
シヴィライゼーション:覇者の君臨のアプリ情報
アプリタイトル | シヴィライゼーション:覇者の君臨 |
ジャンル | MMOSLG |
会社 | NEXON Company |
配信日 | 2022年11月29日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | シヴィライゼーション:覇者の君臨(CIV覇者の君臨)公式サイト |
公式Twitter | シヴィライゼーション:覇者の君臨(CIV覇者の君臨)公式Twitter |
対応機種 | ios11.0以降 /Android5.1 以上 |
サイズ | 1.2GB~ |
レビュー日 | 2022年11月30日 |
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