この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)』を実際にプレイしゲームが気になっている方に向けて分かりやすく解説しています。
レビューを読むのがめんどうな人向けにいきなり結論!
『サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)』は、韓国のモバイルゲームパブリッシャーCom2uSが展開している大人気シリーズ『サマナーズウォー』の過去を描いた作品。350種類を超える「召喚獣」たちで自分だけのパーティーを編成し、王国の未来を護るために戦う。
本作はMMORPGとなっており、ワールド内で多くのプレイヤーたちと交流を楽しめるほか、共闘・対戦、ギルドコンテンツといった多数の遊び方が用意されている。ストーリークエストを中心に、ソロプレイでじっくり召喚獣の育成にも励めるタイトルだ。
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (3.5) |
グラフィック | (3.5) |
世界観 | (4.5) |
コンテンツ | (4.0) |
BGM | (3.5) |
総合評価 | (3.5) |
Apple Store(3.9) | Google Play(4.1) |
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
アニメ調で描かれる新しい『サマナーズウォー』 召喚獣たちを育成して組み合わせる戦略 幅広く時間の溶ける育成要素 | 見づらいUIと操作性の悪さが目立つ |
こんな人におすすめ!
- オンラインゲームが好きな人
- 『サマナーズウォー』を遊んだことのある人
- モンスター育成要素が好きな人
サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)とは?
『サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)』は、2023年3月9日にCom2uSがリリースしたMMORPG。公称ジャンルは“召喚で結ばれる、本格冒険「絆」RPG”としている。
世界中で人気を博したモバイルアプリゲーム『サマナーズウォー』の世界観をより親しみやすく、そしてアニメ調のテイストで描いた公式スピンオフ。『サマナーズウォー: Sky Arena』『サマナーズウォー:ロストセンチュリア』とはまた違い、召喚獣との共闘感を感じられるタイトルになっている。
- アニメ調で日本人により親しみやすくなった『サマナーズウォー』
- 属性違いもアリ。種類豊富な召喚獣を組み合わせるバトル
- プレイヤーの個性が出やすい育成要素とアバターカスタマイズ!
サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)のゲーム内容を徹底レビュー
ここからは『サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)』がどんなゲームなのか特徴別に徹底レビューしていきますね!
アニメ調で日本人により親しみやすくなった『サマナーズウォー』
『サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)』をリリースしたCom2uSは、数々の人気モバイルゲームを打ち出してきた実力派パブリッシャーだ。その中でも一際人気を誇る作品こそ『サマナーズウォー』シリーズだろう。
本作のほかにシリーズ本編の『Sky Arena』、PvPにフォーカスした『ロストセンチュリア』が存在し、幅広いプレイヤー層の心を掴んでいる。
Com2uSはこの3作品で「サマナーズウォー ユニバース」として横の繋がりを意識しており、本作もまた過去2作とは違った強みをその特徴に据えている。
それこそが、昨今アジア圏を筆頭に世界的なトレンドを巻き起こしている“アニメ調グラフィック”。本作は「MMORPG」の土俵に強力な自社IPでアニメ調を押し出したというワケだ。
ゲームは主にアクションRPGを思わせるバーチャルパッド形式の操作体系で、シリーズお馴染み「召喚獣」たちとの冒険が楽しめるというもの。過去2作と比較すればアニメ調になったことで、キャラクター&世界観全般に親しみやすさが出てきた。
『サマナーズウォー』はWEB広告の露出も多く、それなりの認知度を誇るタイトル。ただ、洋ゲー風味なビジュアル色は日本人ユーザーに好まれるものではないだろう。
思わず目を引くような分かりやすい美少女・美少年キャラクターで、ユーザーが手にするハードルを下げたのは思い切った策である。しかし、プレイの中で特に印象に残ったのは、意外なことに“おっさん系”や“マスコット系”のキャラクター。
コテコテに洋ゲーの風格を纏うおっさんキャラはいないし、マスコット系のキャラはとにかく可愛いさ重視。しかも皆表情豊かなのでおっさんですら可愛く見えてしまう(※ 異論は認める)。
過去作に触れた身としては、その神秘的なファンタジー世界を召喚獣と歩けるだけでも価値を感じられるのだが、アニメ調になったことで本作から『サマナーズウォー』に触れる人が多いはずだ。
SNSでしか大々的に推されてはいないものの、声優ファンなら容易に特定できる超大物声優陣も多く起用している。この機会に「サマナーズウォー ユニバース」へと、足を踏み出してはいかがだろうか。
属性違いもアリ。種類豊富な召喚獣を組み合わせるバトル
『サマナーズウォー:クロニクル』最大の特徴はやはり「召喚獣」。ゲームのメインストリームにあたる数々の要素に召喚獣は必ず関わってくる。
2023年3月9日のリリース時点では350種類以上の召喚獣が登場し、プレイヤーたちの冒険を献身的にサポートしてくれる。
召喚獣はデザインの趣向が実に多様なもので、人間の戦士にしか見えない者から逞しい守護霊のような精霊、ケモナー紳士歓喜な亜人系美少女に正統派モンスターなどなど。
これだけ種類豊富であれば、お気に入りの召喚獣も見つけやすそうなものだ。
また、作中では主人公(1人)+召喚獣(3体)の合計4人パーティーの編成が基本。召喚獣たちには属性があり、バトルではターゲットの弱点属性を突きながら召喚獣1体と「ソウルリンク(連携)」して戦う。
ソウルリンクは連携した召喚獣のスキルをプレイヤーが扱える要素で、バトル中パーティー内の召喚獣とリンク先を切り替えて、状況に合わせたスキル回しが行える。
これらの要素を総括すると、「好みのビジュアル」「必要な属性」「便利なスキル」の主に3つがパーティー編成の要になるだろう。
「あのキャラは好きだけど同じ属性でもコッチの方が良い」「このキャラが好きだから弱点は主人公でカバー」と、悩ましくも研究のしがいがあるのだ。自分だけの組み合わせでオリジナリティ溢れる戦術ロジックを考案して欲しい。
プレイヤーの個性が出やすい育成要素とアバターカスタマイズ!
「召喚獣」主体のバトルで戦略に個性出やすい本作だが、育成要素についてもプレイヤーの個性を出せる設計になっている。
主人公キャラクターは「アカウントレベル(プレイヤーレベル)」の上昇で獲得するスキルポイントを配分するMMORPGらしい仕様だ。
序盤はレベルの低さが起因して必然的に他のプレイヤーと似たビルドになるが、ある程度の段階までレベルを上げれば、自分のスキルポイントをリセットして得意分野に振り直すといったことも可能に。
不要な要素をとことん削ぎ落とし、自分にしか扱えないピーキーな性能に仕上げる趣味全開のビルドまで組めそうな感触。
召喚獣も「ルーン」と呼ばれる専用装備を装着して、能力を向上させられる。ルーンはそれぞれ種類があり、同じタイプのルーンを複数装着することで「セット効果」が発動する。
攻撃特化型の召喚獣や盾役に相応しい耐久力を持つ召喚獣など、プレイヤーの戦術に合わせた性能に調整できるのがポイント。ルーンは1体につき最大6個まで装備できるので、組み合わせは熟考したい。
ちなみに召喚獣は「形状変幻」システムで、見た目を特別なデザインへと変更できる。種類豊富なうえにどれも魅力的なデザインが目を引く。
「コイツは頼もしいんだけど見た目がなぁ…」そんな“モンスター育成系RPGあるある”の悩みを取っ払う、痒いところに手が届いた嬉しい機能である。
主人公はゲーム開始時に3人の中から選択できるが、キャラクターメイク機能も備わっている。顔・髪型・肌色などの簡単なカスタム機能だが、衣装の組み合わせ次第ではこだわったアバターで冒険できる。
色んな装備を組み合わせ、唯一無二の個性でさまざまなコンテンツに挑戦するのも悪くない遊び方だろう。
サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)の序盤攻略
本作はオート機能の解放に加えて、召喚獣を入手できるガチャまでの道のりが長め。ただ、初回のガチャは確定するまで引き直しが可能なので、リセマラをする必要はなさそうだ。
序盤は各種コンテンツの解放に追われるだろうが、それらと並行してストーリーが進むうえ、達成報酬も豊富に用意されているので特別何かを意識する必要はない。得られる報酬だけは忘れずに受け取っておこう。
サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)の事前登録特典
全世界で合計200万人を突破した『サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)』を始めると下記の事前登録を入手できる。
- 制服セット
- ★4選択チケット(水/風属性)
- 新米守護団員のヘアアクセ
- エンジェルモン(水/火/風属性×各1)
- ラヒル指令書×300
- 即効回復ポーション(下級)×25
- 即効回復アンプル(下級)×25
- 春の花うさぎ
サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)のレビュー、評価まとめ(総評)
Com2uSのタイトルに触れるのはこれが初めてではないが、本作に関しては操作性の悪さやUIの見づらさが特に目立つ。ゴチャついたUIは折角のアニメ調モデリングを相殺してしまい非常に勿体無い。
また、カメラの挙動が不自然だったり、スキルが使用できない場合にわざわざ音声で「使用できません」とアナウンスされる鬱陶しさなど、細かい箇所でストレスが溜まる。題材やIP、ゲームシステムは魅力があるので、ユーザービリティ部分を今後はブラッシュアップして欲しいところだ。
- アニメ調で日本人により親しみやすくなった『サマナーズウォー』
- 属性違いもアリ。種類豊富な召喚獣を組み合わせるバトル
- プレイヤーの個性が出やすい育成要素とアバターカスタマイズ!
動画
サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)のアプリ情報
アプリタイトル | サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ) |
ジャンル | 召喚で結ばれる、本格冒険「絆」RPG |
会社 | Com2uS |
配信日 | iOS:2023年3月9日 Android:2023年3月9日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)公式サイト |
公式Twitter | サマナーズウォー:クロニクル(サマナクロ)公式Twitter |
対応機種 | iOS11.0以降 /Android8.0 以上 |
サイズ | 3.7GB~ |
レビュー日 | 2023年3月10日 |
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