【評価&レビュー】『ブラッククローバーモバイル 魔法帝への道 The Opening of Fate(ブラクロモ)』ジャンプの人気ファンタジー作品の世界を体験できるRPG!

ブラッククローバーモバイル-魔法帝への道のレビューと序盤攻略

この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)』を実際にプレイしゲームが気になっている方に向けて分かりやすく解説しています。

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目次

レビューを読むのがめんどうな人向けにいきなり結論!

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ブラッククローバーモバイル 魔法帝への道 The Opening of Fate(ブラクロモ)』は、VIC Game StudiosからリリースされたRPG。公称ジャンルは「次世代アニメーションRPG」としている。

TVアニメを見ているかのような高い没入感と、それを忠実に再現した物語描写の数々、スマートフォンゲームらしく、クセが少なく遊びやすいコマンドバトルなど、ゲームとしての密度も感じられる原作付きのRPGとなる

\ 実際に遊んだ評価 /

ゲーム性(4.0)
グラフィック (5.0)
世界観 (5.0)
コンテンツ (4.0)
BGM (5.5)
総合評価 (4.3)
※評価の基準について
Apple Store(3.9)Google Play(3.1)
良い点イマイチな点
TVアニメの再現度が高いストーリー

オーソドックスで遊びやすいバトル
原作の世界を歩き回れる!
育成が少し面倒

こんな人におすすめ!

  • 「ブラッククローバー」のファン
  • スマートフォンで遊びやすいRPGを探している人
  • 王道少年漫画が好きな人

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)
iPhoneAndroid
VIC Game Studios
次世代アニメーションRPG

ここからは『ブラッククローバーモバイル 魔法帝への道 The Opening of Fate(ブラクロモ)』がどんなゲームなのか詳しくレビューしていこう。

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)とは?

ブラッククローバーモバイル 魔法帝への道 The Opening of Fate(ブラクロモ)』は、2023年5月25日にVIC Game Studiosから配信された次世代アニメーションRPG「週刊少年ジャンプ」の漫画作品「ブラッククローバー」の物語を忠実に再現したアプリゲームだ。

本作は作中のムービーシーンや細かなネタなどTVアニメ版からの影響が大きいタイトル。作品が持つ“熱血体育会系ファンタジー”をアニメ調の3Dグラフィックで緻密に描いており、原作を知らない人もイチから「ブラッククローバー」が楽しめる。

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)の特徴
  • アニメ版を忠実に再現したアニメルックな3Dモデルによる物語描写
  • 驚くほどにクセが少ないオーソドックスなコマンドバトル!a
  • 漫画&アニメでお馴染みのファンタジー世界を自分で歩ける感動

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)のゲーム内容を徹底レビュー

アニメ版を忠実に再現したアニメルックな3Dモデルによる物語描写

アニメ版を忠実に再現したアニメルックな3Dモデルによる物語描写

「週刊少年ジャンプ」にて連載の人気ファンタジーコミックス「ブラッククローバー」は、日本国内より海外での熱が大きいと言われている。持たざる者の成り上がる様がウケているのかもしれない。

同作は「魔法」が全ての世界で魔力を持たない少年・アスタと、天賦の才に恵まれた幼馴染み・ユノが紡ぐ“熱血ファンタジー”だ。主人公のアスタが持つ底抜けな明るさと、近年稀に見るド根性気質が、作風そのものを象徴しているとすら思う。

アニメ版を忠実に再現したアニメルックな3Dモデルによる物語描写

そんな人気作をRPGとして構築した本作は、物語の大筋を原作ストーリーになぞらえつつ『鋼の錬金術師 MOBILE』のようなアニメルックで贈る。キャラクターの表情、動き、カットシーンに至るまで、TVアニメ版を踏襲した非常に高い再現度である。

印象的なシーンはムービーによるフルボイスで、それ以外では3Dモデルのキャラクターを立ち絵としたテキスト主体のアドベンチャーパート(会話劇)が基本となっている。

アニメ版を忠実に再現したアニメルックな3Dモデルによる物語描写

ムービー単体の仕上がりは当然素晴らしいのだが、個人的にはボイスがない会話劇部分に注目してほしい。ムービーほどではないにしろ、キャラクターが生きているかの如く表情豊かに動くのだ。

ボイスがないのにも関わらず、人物のリアクションを含めてその場の空気がしっかりと編み出されている。ムービーにはない良さが明確に感じられるポイントで、開発陣の力の入れ具合がスゴい部分。

アニメ版を忠実に再現したアニメルックな3Dモデルによる物語描写

話題はムービーに戻るが、アニメルックな3Dモデルならではの表現も随所で取り入れていた。例えば「漫符」を活用した演出などだ。漫符は漫画やTVアニメであれば、作品を問わず日常的に多様されている演出技法として知られる。

しかしこれがゲーム作品で、しかも“3Dゲーム”になると話は変わる。漫符はあくまで2次元の作品における人物の表情・感情表現にダイナミズムを与える技法であって、3次元の3Dゲームに適用すればやや過剰な演出に見えてしまいチープになりがちなもの。

アニメ版を忠実に再現したアニメルックな3Dモデルによる物語描写

それゆえ比較的アニメルックでいて、見え方も2次元的な3Dモデルのゲーム作品でしか、漫符を使ったナチュラルな表現は難しい。無論それが全てではなく、デフォルメの効いた作品(『どうぶつの森』シリーズなど)ではむしろ漫符を多用している例も多い。

行き着くところはやはり“キャラクターの感情表現”であり、等身が小さかったり崩されたデザインほど漫符との親和性も高い。本作は原題が漫画・アニメという事情があるので、プレイヤーはより自然な表現としても受け入れやすい。まさにアニメと漫画の良い所取りである

驚くほどにクセが少ないオーソドックスなコマンドバトル!

驚くほどにクセが少ないオーソドックスなコマンドバトル!

本作のバトルシステムは日本が昭和の年号から誇り続けているターン制のコマンドバトル(配信・開発のVIC Game Studiosは韓国のメーカーだが…。)。キャラクター4人編成で、それぞれ自分の役割と固有スキルを駆使するRPGバトルとなる。

もちろん属性相性は存在するし、「バフ」「デバフ」とロールプレイを強める戦略要素は健在。スマートフォン向けのRPGらしく、3回連続で戦う“Wave制”なのが大きな要素か。

驚くほどにクセが少ないオーソドックスなコマンドバトル!

察せられる通り1回戦〜3回戦まで連戦で戦い続ける特徴を持ち、コンテンツとチーム編成に余程の戦力差がない限りは、「AUTO」機能を使用するとダメージ蓄積が中々に手痛い。

特に高難易度のバトルコンテンツでは、初戦から扱うスキルの選定に慎重を期せねばラストのボス戦でかなりの苦戦を強いられる。もっと言ってしまうと、キャラクターの編成もイチから練り直す必要がある。

驚くほどにクセが少ないオーソドックスなコマンドバトル!

要素と言えばもう1つ。4人のチーム編成は各2名ずつでシナジーが相互作用するようになっている。特定のパートナー同士で組むと、戦闘中に特殊演出付きの「協力スキル」が発動可能だ。

これはいわゆる“合体技”であり、パートナー相性間で特に何もない場合には、それぞれのスキルを順番に放つ程度の簡素なものとなる。

驚くほどにクセが少ないオーソドックスなコマンドバトル!

スキル演出はカメラワークからエフェクトまで一貫してハイクオリティとしか言えない。「原作ファンなら嬉しい」「アニメ視聴組のことを理解している」そんな声が聞こえてきそうな具合で、ストーリー中のムービー演出に決して引けを取らないレベルである。

演出がいずれも長過ぎず短過ぎずな丁度良い尺というのも、ゲームのテンポを阻害し難い部分だ。スキップも可能なので、後々解放されていく「2倍速・3倍速」にすればサクサク遊べる。

驚くほどにクセが少ないオーソドックスなコマンドバトル!

バトルに関して言えば、本作だけのシステム要素といったようなものは、せいぜいパートナーと協力スキル程度のもの。遊んでみればとてもオーソドックスなコマンドバトルでなのである。

3回連続で戦うWave制を採用するRPGはスマートフォンアプリに多く見られるが、慣れないプレイヤーにとっては難しいと感じるかもしれない。ただそれも最初だけで、感覚を掴むとスキルのタイミング、役割を意識した選択ができるため、RPGらしいと言えばらしい。

漫画&アニメでお馴染みのファンタジー世界を自分で歩ける感動

漫画&アニメでお馴染みのファンタジー世界を自分で歩ける感動

本作は「ブラッククローバー」における主要なロケーションを3Dのフィールドで再現している。簡易的ながらバーチャルパッドでその世界を自由に歩き回れるの

漫画やアニメで頻繁に登場する、あるいは有名なロケーションの構造をゲームなりに再現している印象を受けた。フィールド内はアイテムが隠されていたり、NPCと会話ができる場合があって、探索するのがちょっとだけ楽しい。

漫画&アニメでお馴染みのファンタジー世界を自分で歩ける感動

原作付きのスマートフォンゲームは、アニメルックな3Dモデルを使用している場合でも、キャラクターを自分で動かせるタイトルが少ないものだ。なくはないのだが、そのどれもが“物語の追体験”を大きな軸に捉えているので、あくまでストーリーの再現度だけにこだわりがちである。

一方で本作は原作の物語を軸足に置きつつ、時にはプレイヤーが探索するような遊びの部分を残す配慮が感じられる。「3D」の特色を無駄にせず、ゲーム体験として昇華させているのだ。

漫画&アニメでお馴染みのファンタジー世界を自分で歩ける感動

面白いのはワールドマップを活用したことで、コンテンツとコンテンツの繋ぎを直感的かつシームレスな構造に仕立てた点。昔ながらのRPGスタイル「素材を集めるために〇〇へ向かう」といった冒険感に貢献している。

この点、昨今忙しく働く現代人プレイヤーのニーズに合っているかは疑問が残るところだが、筆者のような「ブラッククローバー」ファンにはちょっとした感動でもある。手を抜いている感じがなくて素直に嬉しい。

漫画&アニメでお馴染みのファンタジー世界を自分で歩ける感動

冒険の拠点「黒の暴牛・アジト」では、お馴染みの仲間たちと会話を楽しんだり、バトルに役立つ料理を作ったりもできる。大多数のゲームで例えるならば“ホーム画面”の扱いになるのだろうか。

また、下記のメニューからそれぞれのコンテンツにショートカット可能なので、移動や探索を面倒に感じるプレイヤーはそれらを利用するのが手っ取り早い。各ロケーションは再び訪れることもできるので、後々のアイテム探しに役立てたい


ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)
iPhoneAndroid
VIC Game Studios
次世代アニメーションRPG

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)の序盤攻略

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)の序盤攻略

本作はバトルの流れにWave制を取り入れていることが起因してストーリーにおける難易度がやや高く感じてしまう。キャラクターを育成できるコンテンツが解放されたら、少なくとも要求された戦力以上は育成しておこう。

リセマラについては場合によりけりだ初回の10連ガチャを最大20回まで引き直せるので、その中で欲しい結果が得られない場合に行うのは良いだろう。

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)の事前登録特典

事前登録者数70万人を突破した『ブラッククローバーモバイル 魔法帝への道 The Opening of Fate(ブラクロモ)』では事前登録特典として下記がプレゼントされる。

  • ブラッククリスタル×300個
  • ガチャチケット×20個
  • SRミモザ

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)のレビュー、評価まとめ(総評)

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)のレビュー、評価まとめ(総評)

筆者は別のメディアにて本作を先行プレイレポートさせていただく機会があった。その頃のβ版と比べてみると、ストーリー最序盤の描写がより鮮明に描かれていたりと、製品版らしいパワーアップを遂げていた。ゲーム自体も王道RPGテイストで触りは悪くないはずだ。

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)のレビュー、評価まとめ(総評)

なによりもファンサの多さを顕著に感じる仕上がりで、時間をかけて開発しただけはあるだろう。度々登場するデフォルメキャラクターはアニメ版だけのネタ「プチット・クローバー!」が元ネタであり、コミカルかつキュートにゲームを紹介してくれる。

開発チームの愛に恵まれた大作RPGと評しても問題はなさそうだ。「ブラッククローバー」ファンならば、ぜひ触れておくべきタイトルである

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)の特徴
  • アニメ版を忠実に再現したアニメルックな3Dモデルによる物語描写
  • 驚くほどにクセが少ないオーソドックスなコマンドバトル!a
  • 漫画&アニメでお馴染みのファンタジー世界を自分で歩ける感動

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)
iPhoneAndroid
VIC Game Studios
次世代アニメーションRPG

動画

ブラッククローバーモバイル(ブラクロモ)のアプリ情報

アプリタイトルブラッククローバーモバイル 魔法帝への道 The Opening of Fate(ブラクロモ
ジャンル次世代アニメーションRPG
会社VIC Game Studios
配信日iOS:2023年5月25日
Android:2023年5月25日
価格基本無料(ゲーム内課金あり)
公式サイトブラッククローバーモバイル 魔法帝への道 The Opening of Fate(ブラクロモ)公式サイト
公式Twitterブラッククローバーモバイル 魔法帝への道 The Opening of Fate(ブラクロモ)公式Twitter
対応機種iOS14.0以降 /Android5.0 以上
サイズ2.1GB~
レビュー日2023年5月26日

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