【評価&レビュー】『ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム』主役はまさかの“狼”!?日本初の狼シミュレーションゲーム!

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダムのレビューと序盤攻略

この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム』を実際にプレイしゲームが気になっている方に向けて分かりやすく解説しています。

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目次

レビューを読むのがめんどうな人向けにいきなり結論!

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ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム』は、Special Gamezがリリースしたシミュレーションゲーム。モバイル向けアプリの人気ジャンルであるMMOSLG(通称:「村ゲー」)をベースとしたタイトルだ。

ゲームの主役を飾るのは気高き野生の「」。作中に人間は登場せず、弱肉強食の自然世界で狼たちの王国を築き上げていく。リアルなCGの動物たちや、毛並みにこだわりが見える秀逸な3Dモデルなど、狼マニアたちに刺さりそうなユニークなゲームとなっている。

\ 実際に遊んだ評価 /

ゲーム性(3.5)
グラフィック (4.0)
世界観 (4.0)
コンテンツ (4.5)
BGM (3.0)
総合評価 (3.8)
※評価の基準について
Apple Store(4.5)Google Play(4.0)
良い点イマイチな点
「狼」を主役に据えた斬新さ
王国を徐々に拡大していく手堅いSLG
モフモフの毛並みと秀逸な3Dモデル
バトルに迫力が全くない

こんな人におすすめ!

  • MMOSLG、村ゲーが好きな人
  • 犬が好きな、あるいは狼のマニア
  • 変わった切り口のタイトルを探している人

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム
iPhoneAndroid
Special Gamez
シミュレーション

ここからは『ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム』がどんなゲームなのか詳しくレビューしていこう。

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダムとは?

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム』は、2023年6月20日にSpecial Gamezが配信した日本初の狼シミュレーションゲーム。狼の主人公「アルファ」は父を失い、領地まで焼かれて放浪生活を送ることになる。

プレイヤーはそんな過酷な野生の世界で一人前の“狼王”となるべく、新たな領地の獲得を目指して、狼たちの王国を築きあげていく。3Dでリアルな質感に拘った動物たちが多数登場しており、誰でも触れやすいシミュレーションゲームとなる。

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダムの特徴
  • 活躍する霊長類はサル。あくまで「狼」を主役にした斬新なゲーム
  • 狼たちの王国を徐々に拡大していき自分たちの縄張りを守りきれ!
  • やたらリアルな動物たち。モフモフの毛並みと秀逸な3Dモデル

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダムのゲーム内容を徹底レビュー

活躍する霊長類はサル。あくまで「狼」を主役にした斬新なゲーム

活躍する霊長類はサル。あくまで「狼」を主役にした斬新なゲーム

気高いけれどもモフモフの哺乳類「」。彼らこそがこのゲームにおける主役である。本作『ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム』は、自然界を生き抜く狼たちにスポットを当てた、あまりに斬新なシミュレーションゲームだ。

企画した者が余程犬好きなのか、はたまたワールドワイドに狼需要を満たそうと言うのか、それらの詳細は一切不明。挙句に「日本初の狼シミュレーションゲーム」などと大々的な宣伝すら打っている。

活躍する霊長類はサル。あくまで「狼」を主役にした斬新なゲーム

ゲームの世界を覗いてみれば、喋る喋る。狼たちがペラペラと日本語ボイスで会話をしているではないか。しかもそのストーリーはやたら王道な“復讐劇”なのである。

狼王の父と共に狩りへ出かけた主人公「アルファ」は、その途中で卑しいハイエナたちと結託した兄の「ロキ」に襲撃されてしまう。父の犠牲もあって命からがら領地へ戻ってみれば、そこで待ち受けていたのは燃え盛る故郷であった。

活躍する霊長類はサル。あくまで「狼」を主役にした斬新なゲーム

プレイヤーは、何もかも失い放浪の旅を続ける狼・アルファとして、新たな領地での仲間との出会い、そして全ての元凶である兄・ロキとハイエナたちへの復讐を誓っていく…こんな具合のストーリーだ。

ゲームの冒頭からこういった導入なので、漫画的というかアニメ的と言うか、すごく馴染みやすい。きっとどこかでこのようなストーリー展開に触れた人は多いはずである。

活躍する霊長類はサル。あくまで「狼」を主役にした斬新なゲーム

当然だが人間なんて生き物は出て来ない。例え出たとしても、十中八九密猟者とかで狼たちの敵だろう(多分)。それだけシビアな弱肉強食の世界が土台として根付いている。

シミュレーションゲームなので施設の建設や増改築を行うワケだが、これらの肉体労働を担当するのは「サル」である。しかも“身の安全の保証”という、やたら交渉に長けた様子で条件を提示してくれる。猿知恵を回したにしては上出来だ。

活躍する霊長類はサル。あくまで「狼」を主役にした斬新なゲーム

本作の世界では狼こそが何においても主役であり、王国の頂点に君臨する狼王はもはや神獣の類であるかのような姿。リアルな動物たちばかり登場している中で、ファンタジックな狼王はちょっとシュールだが、インパクトはあった。

また、確かにシミュレーションゲームで狼が主役というのは物珍しく、誰が見ても「なんだこれ」といった反応になるのは容易に想像できよう。三国志・戦国・ゾンビシェルターばかりの中で「狼」の輝きは一層増すに違いないのだから。

狼たちの王国を徐々に拡大していき自分たちの縄張りを守りきれ!

狼たちの王国を徐々に拡大していき自分たちの縄張りを守りきれ!

ゲームの流れはプレイヤーが管理している領地内の各種設備を強化して、資源を増やしながら所有している狼たちを育成する、一般的なモバイル向けMMOSLGだ

ただし、キャラクターが動物たちである点は大きく、食料が生肉だったりと自然界の恵みを感じさせる世界観で構築されている。

狼たちの王国を徐々に拡大していき自分たちの縄張りを守りきれ!

分かりきっていることではあるが、兵士の役割を担うのもちゃんと狼だ。

しかも実在する狼たちが多数登場し、狼マニアには堪らない真の意味での狼王国と化している。残念なことに、素人の視点では大体同じように見えてしまうのが悩みだが…。

狼たちの王国を徐々に拡大していき自分たちの縄張りを守りきれ!

作中ではバトルが発生することもしばしば。バトルシステムは仲間にした狼を部隊編成に組み込んで、自動で戦わせる放置系のシステムに近い。

ただし、「スキル」が溜まればプレイヤーが手動で発動させるため、実際には“セミオートバトル”という表現が的を得ているだろう。3Dの狼たちが熾烈な争いを繰り広げていくのだが、ややカメラが遠すぎる。そして迫力に欠けてしまうのも気になった。

狼たちの王国を徐々に拡大していき自分たちの縄張りを守りきれ!

この手のシミュレーションゲームでは他のプレイヤーたちと結束して、「連盟(同盟)」を組んだ方がより楽しい。領地内の施設を建設する際に、仲間の協力で建設時間を短縮できるし、全体的な作業効率も上がるのだ。

さらに規模の大きなグループであるほど、他の連盟から襲撃され難くなるのもポイント。ある程度レベルが上がれば初心者バリアはなくなり、それこそ弱肉強食の世界が待っている

狼たちの王国を徐々に拡大していき自分たちの縄張りを守りきれ!

多種多様な狼たちを集めて育成し、自分の領地を堅牢な縄張りに拡大。連盟の仲間たちと共にその勢力を確実に伸ばしてサーバーランキングを目指す。本作は言ってしまえばそういったゲームだ。

魅力としては、誰が初めても取っ付きやすいゲーム性で、ガチプレイに興じるほど敵対する連盟とのスリル満点な駆け引きが楽しめる点だろう。テーマは「」でもMMOSLGの醍醐味を忘れない手堅い作りになっていた。

やたらリアルな動物たち。モフモフの毛並みと秀逸な3Dモデル

やたらリアルな動物たち。モフモフの毛並みと秀逸な3Dモデル

やたら力を入れているのが狼たちの毛並み表現だ。度々発生するADVパートのCGなんかは妙にリアルで、スマートフォン画面の奥底に手を伸ばしてファサァッとしたくなる質感である。

これについてはアプリストアの紹介にも「リアルな質感」とわざわざ見出しを立ててアピールしているレベルだ。実際、耳がピクピク動いたり、呼吸にあわせて毛並みが伸縮したりする表現は見事としか言えない。

やたらリアルな動物たち。モフモフの毛並みと秀逸な3Dモデル

しかも哺乳類だけが登場しているのだと思いきや、鷲までCGの立ち絵(?)イラストが用意されていた。こちらはこちらで鳥特有の首がカクカクと動く様子が見事に再現されている。

一体どこに力を入れているんだこのゲームは

やたらリアルな動物たち。モフモフの毛並みと秀逸な3Dモデル

ツッコミどころはそれだけではない。一部の神獣みたいな狼たちに紛れて、“勘違いJAPAN全開”のネタに振り切った「忍者の狼」まで登場している。

一応最高レアリティなので入手できればかなり頼もしいのだが、開発元は日本向けにとりあえず忍者を出しとけば良いとでも思っているのだろうか。

やたらリアルな動物たち。モフモフの毛並みと秀逸な3Dモデル

最高レアリティで見られる傾向だが、謎の個性が付けられた狼は多い。こちらの「プレイボーイ」は登場するなり最初こそ比較的まともだった。しかし、おもむろにカメラを背に向けて、突然バラを取り出し香りを嗅ぎ始める。

プレイヤーのツッコミが要所要所で追いつかない珍妙なカオスぶりを見せてくれる本作。ゲーム体験はごく普通のMMOSLGでも、CGや3Dモデル周りは特に高品質な印象だ


ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム
iPhoneAndroid
Special Gamez
シミュレーション

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダムの序盤攻略

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダムの序盤攻略

MMOSLG全体に共通している点だが、独り立ちできるまでは「チャプター」をしっかりと進めていくのが良いだろう。ただ、ある程度設備を強化すると、“初心者”を保護するバリア効果がなくなってしまい、他のプレイヤーに襲撃される危険性が高まる。

比較的早い段階から連盟の加入か結成を行って、抑止力を持つのがおすすめだ。ちなみにリセマラは推奨しない。事前登録報酬で回せるのは10回分程度なので、そのまま進めた方が良いだろう。

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダムの事前登録特典

事前登録者数30万人を突破した『ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム』では事前登録特典として下記がプレゼントされる。

  • 100ジェム×10
  • 5分建造加速×30
  • 上級転送×1
  • 24時間採集強化×1

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダムのレビュー、評価まとめ(総評)

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダムのレビュー、評価まとめ(総評)

高品質な3DモデルやCGを用意している割には、バトル画面が非常に小さく迫力にイマイチ欠ける。また、日本語ボイスが中途半端に収録されているのも雑な部分を感じてしまいがちだ。

ゲーム自体は至極普通のMMOSLGなので、既存の三国志・戦国・ゾンビシェルター系に飽きた人はこちらに移行するのも悪くないかもしれない。あくまで選択肢の1つであって、問題は遊び手が「」に惹かれるかだ。

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダムの特徴
  • 活躍する霊長類はサル。あくまで「狼」を主役にした斬新なゲーム
  • 狼たちの王国を徐々に拡大していき自分たちの縄張りを守りきれ!
  • やたらリアルな動物たち。モフモフの毛並みと秀逸な3Dモデル

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム
iPhoneAndroid
Special Gamez
シミュレーション

動画

ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダムのアプリ情報

アプリタイトルウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム
ジャンル日本初の狼シミュレーションゲーム
会社Special Gamez
配信日iOS:2023年6月20日
Android:2023年6月20日
価格基本無料(ゲーム内課金あり)
公式サイトウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム公式サイト
公式Twitterウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム公式Twitter
対応機種iOS11.0以降 /Android5.0 以上
サイズ1.6GB~
レビュー日2023年6月21日

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