この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『ウォークラフト ランブル』を実際にプレイしどんなゲームアプリなのかを読者様に向けてわかりやすくレビュー、解説しています。
レビューを読むのがめんどうな人向けにいきなり結論!
『ウォークラフト ランブル』がどんなゲームアプリなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はここだけ読もう。
ウォークラフト ランブルはどんなゲーム?
『ウォークラフト ランブル』は、Blizzard Entertainment, Inc.が配信するリアルタイムストラテジー。簡単操作でルールも明快、直感的にストラテジーバトルが楽しめる対戦ゲームだ。
また、人気MMORPG『ファイナルファンタジーXIV』が参考にしていることで知られる『World of Warcraft(WoW)』などの派生作品を持つ「Warcraft(ウォークラフト)」シリーズのゲームアプリとなっている。
ウォークラフト ランブルの評価
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (5.0) |
グラフィック | (4.0) |
世界観 | (3.5) |
コンテンツ | (4.5) |
BGM | (4.5) |
総合評価 | (4.5) |
Apple Store(4.7) | Google Play(4.4) |
ウォークラフト ランブルの良い点・イマイチな点
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
ミニチュアのようなストラテジー! 簡単だけども奥が深いバトル 愛着が湧きそうな育成要素 | 遊んで慣れろ感がある |
こんな人におすすめ!
- ストラテジー作品が好きな人
- 『Warcraft(ウォークラフト)』シリーズのファン
- 対戦ゲームが好きな人
ここからは『ウォークラフト ランブル』について実際に遊んだ体験をもとに、詳しくレビューをおこなっていきます。
ウォークラフト ランブルとは?
『ウォークラフト ランブル』は、2023年11月4日にBlizzard Entertainment, Inc.がリリースしたリアルタイムストラテジー。
「Warcraft(ウォークラフト)」シリーズのヒーローとヴィランが登場し、直感的なストラテジーバトルが楽しめる、奥深いタイトルだ。ミニ(駒)の収集要素と育成要素の結びつきも強く、ガチャの存在しないBlizzardらしい対戦ゲームアプリとなっている。
- Blizzardの人気作を題材にしたミニチュアのようなストラテジー!
- 簡単だけども奥が深い!直感的な体験が楽しいリアルタイムバトル
- ユニットを使い込むと強くなる!愛着が湧きそうな育成要素
ウォークラフト ランブルのゲーム内容を徹底レビュー
ここでは『ウォークラフト ランブル』がどんなゲームなのか特徴別にレビューしていきます。
Blizzardの人気作を題材にしたミニチュアのようなストラテジー!
『ウォークラフト ランブル』は、『オーバーウォッチ』『ディアブロ』で知られるBlizzardの代表作「Warcraft(ウォークラフト)」シリーズの対戦型リアルタイムストラテジーだ。ゲームに触れていなくても、その名前をどこかで目にしたゲーマーは多いことだろう。
とりわけ有名な作品としては、同シリーズの長寿MMORPG『World of Warcraft(WoW)』。この作品は新生されることで、世界的大ヒット作に変貌を遂げた国産MMO『ファイナルファンタジーXIV(FF14)』が、参考にしたタイトルでもある。
本作はシリーズ作品の1つということで、原作『ウォークラフト』の世界観をそのままに、人気キャラクターたちが活躍する、対戦型ボードゲームのようなストラテジー作品となっている。
原作『ウォークラフト』もリアルタイムストラテジーの名作として世に知られていることから、『ウォークラフト ランブル』はまさしくそのDNAを色濃く受け継いだタイトルと言っても良さそうだ。
プレイヤーvsプレイヤーの真剣なタイマン戦略バトルこそ、本作最大の持ち味。しかしながら、1人向けの【シングルプレイヤーキャンペーン】が結構な遊びごたえを誇る。ステージ収録数の多さに加えて、単純にCPUが強敵揃いなのだ。
それこそ、脳死でキャラクターを戦場に出し続けたところで、簡単に勝てる難易度とは言い難いほど。自分なりの戦局に即した戦術ロジックから、勝利への道筋をしっかり立てていく必要がある。
実はBlizzardが運営中の数少ないゲームアプリの中で、『ウォークラフト ランブル』は4作目にあたるタイトル。実際、同社の手掛けるスマートフォン向けタイトルは決して多くはない。
その分、過去から現在に至るまで、PC&家庭用ゲーム機向けに培ってきた、“Blizzardの解釈する面白いゲーム”のノウハウが凝縮されているような、そんな親しみやすいプレイフィールを持つ。ミニチュア風の世界観に惹かれた人はぜひ、手に取ってみるべきだ。
簡単だけども奥が深い!直感的な体験が楽しいリアルタイムバトル
バトルシステムを簡単に述べるとするのならば、お互いが所持ユニットを前線に送りあうリアルタイム進行のタワーディフェンスといったところだろうか。
上下に伸びる縦長のステージで、中間地点として設けられたオブジェクトを奪い合い、制圧し合いながら、バトルを有利に進めていくというものだ。遊んでみると海外圏では熱量がある対戦ゲームジャンル「MOBA」にも流れが近いかもしれない。
操作性やシステム、ゲームのルールそのものは非常にわかりやすい設計がなされている。システムに関するチュートリアルがほとんどなく、冒頭の触り程度で簡素な印象すら受ける。
直感任せに遊んでもルールが身に付くということなのだろう。例えるならば、説明書が入ってないiPhoneのようなもの。ぶっちゃけると、さまざまな種族にユニット相性などもあるため、基礎的な説明はやっぱり欲しかったところだ。
バトルは自動的に溜まるゴールドを消費して、ユニットを続々と出撃させていく。ゴールドの消費コストが大きいほど、前線を維持しやすい強力なユニット。この構図もわかりやすい。中にはユニットではなく、魔法で直接敵を攻撃できるミニ(駒)も登場している。
なお、ユニットの出撃については、本陣あるいは中間地点で制圧したタワーから行うが、一部のユニットは、出撃と同時に広範囲攻撃を発生させるためこの限りではない。
プレイヤーの取れる選択肢は多種多様だ。しかしシステム的には非常に簡素で、操作のアクションを制約している。誰がゲームを遊んだとしても問われてくるのは、“ユニットの出撃管理”と、“リアルタイムに変化し続ける戦況の見極め力”の2つのみ。
プレイの単純さにストラテジー由来の奥深い戦略要素が加わり、直感的に遊びながらも頭を使う戦略バトルが楽しめる本作。「戦略ゲームは難しそう」と感じるプレイヤーたちも、かなり遊びやすいのではないだろうか。
ユニットを使い込むと強くなる!愛着が湧きそうな育成要素
本作はデッキ編成に最大7つのミニを編成してバトルに臨むが、これらミニは基礎能力が成長する。バトルに勝利する、または敗北した場合でも【XP(経験値)】が加算され、ミニのステータスが少しずつ伸びていくのだ。
この育成要素のおかげで、『ウォークラフト ランブル』は低コストユニットも活躍しやすい環境にある。使い込むほどステータスが単純に強化されていき、前線を支える貴重な手札になり得る。
ちなみにゲームリリース時点では、60種類以上とミニの数もそこまで多くはない。ただ、今後サービスが続いていくことによって、その母数は増えていくと考えられる。
嬉しいのはゲーム内にガチャが存在しないため、地道にプレイしているだけでほぼ全てのユニットが無料で獲得する機会がある点だろう。課金はミニ獲得・成長の時短にはなるが、意地でも“Pay to Win”にしないBlizzardの信念が感じられた。
ユニット数が最初から豊富過ぎないということは、どのユニットも等しく活躍させやすい配慮とも考えられる。総数が多いほどバトルのバランスは偏りやすく、ユーザーと運営側にも調整の認識で乖離を生みやすいものだ。
そのため、リリース始めでは数をあえて絞り、育成を前提としたユニットバランスにすることで、デッキ編成の偏り解消や、組み合わせの多様化を図ろうとしているのかもしれない。案外開発リソースのためだなんて、大人の事情もありそうだが……。
『ウォークラフト ランブル』は、イギリスのボードゲーム『ウォーハンマー40,000』のように、なんとなく所有欲を満たされるミニチュアデザインなのが面白い。キャラクターのビジュアルだけでも、編成に採用したくなる“ホビー感”の良さがある。
ゲームではお気に入りのミニチュアが、使い込むほど強化されていき、活躍場面すらも増えていく。コレクション要素に上手いこと育成要素の恩恵を結び付けたと思える。
ウォークラフト ランブルの序盤攻略
本作はガチャシステムがないため、リセマラは気にしなくて良い。ゲーム序盤はシングルプレイモードを進めていくことになるワケだが、敵がそこそこ強いので、試行錯誤で粘り強く進めて欲しい。負けてもミニが強化されることから、勝率は上がっていくはずだ。
ウォークラフト ランブルの事前登録特典
『ウォークラフト ランブル』では下記のアイテムが貰える。
- スキン「メカ・コボルト」
- ポートレート「メカ・コボルト」
- スキン「メカ・タワー」
ウォークラフト ランブルのレビュー、評価まとめ(総評)
ゲームのクオリティやシステムは上々。多くのユーザーに本作を通じて、『ウォークラフト』シリーズに触れて貰えそうである。気になるのはチュートリアルの解説不足と、そこそこ強いシングルプレイヤーを進めなければ、PvP、ギルド要素などが解放されないという致命的な導線設計にある。ここだけは不親切極まりない。
- Blizzardの人気作を題材にしたミニチュアのようなストラテジー!
- 簡単だけども奥が深い!直感的な体験が楽しいリアルタイムバトル
- ユニットを使い込むと強くなる!愛着が湧きそうな育成要素
動画
ウォークラフト ランブルのアプリ情報
アプリタイトル | ウォークラフト ランブル |
ジャンル | タワーディフェンス |
会社 | Blizzard Entertainment, Inc. |
配信日 | iOS:2023年11月4日 Android:2023年11月4日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | ウォークラフト ランブル公式サイト |
公式X(旧Twitter) | ウォークラフト ランブル公式X(Twitter) |
対応機種 | iOS13.0以降 /Android5.1 以上 |
サイズ | 203 MB~ |
レビュー日 | 2023年11月4日 |
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