『ヴァガンテ (Vagante)』

Nintendo Switchで遊べるゲームソフト『ヴァガンテ (Vagante)』をプレイしレビューと序盤攻略を掲載。『ヴァガンテ (Vagante)』がどんなゲームなのか気になっている人向けの記事となります。

『ヴァガンテ (Vagante)』は1,800円で購入しプレイ可能。

ヴァガンテ (Vagante)の概要

『ヴァガンテ (Vagante)』がどんなゲームなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はこの項目だけチェックしよう!

ヴァガンテ (Vagante)はどんなゲーム？

『ヴァガンテ (Vagante)』は、eastasiasoftが2024年4月25日にSwitch/PS4にて発売したアクション。価格は1,800円（税込）。入るたびに構造が変化し、死亡するとアイテムがロストするローグライクゲームとなっている。

人を選ぶがマニアなら楽しめる高い難易度と、最大4人の協力プレイでロールプレイング的にダンジョン攻略が楽しめるシステムが魅力となる。

ヴァガンテ (Vagante)の評価

＼ 実際に遊んだ評価 ／

ヴァガンテ (Vagante)の良い点・イマイチな点

価格:1,800円

Switch

Steam

Playstation

Xbox

ヴァガンテ (Vagante)のゲーム内容をレビュー!

ここからは『ヴァガンテ (Vagante)』がどんなゲームなのか、魅力別にレビューしていきます!

変化するダンジョンから生き延びるローグライクアクション

『ヴァガンテ (Vagante)』は、Switch/Steam/PS4/Xbox Oneにて発売されている、ドット絵ベースのダンジョン探索型ローグライクアクションだ。

横スクロールで上下左右に広がるダンジョン内を探索し、踏破していくのがゲームの目的となる。ファンタジー風味の世界観で、公式では「ダークファンタジー」を謳っている。

入るたびに変化するダンジョンの構造、死ぬと装備や能力ステータスがリセットされるシビアさ加減等、スタンダードなローグライクゲームといったようである。インディーゲームらしく、レトロ風味のドット絵も特徴的だ。

なお、このゲームにおける最大の魅力は最大4人での協力プレイが楽しめることにあると思う。よって、ソロプレイかマルチプレイかでゲームの評価も大きく二分されると考える。

ゲーム中はダンジョンを探索し、次のフロアに続く出口を探していく。フロアの下層にはボスモンスターが鎮座しているが、これを倒しても良いし無視しても良い自由度がある。

倒せばレベルアップのための経験値とレアアイテムが取得できる宝箱の鍵を入手可能だ。ちなみにボスモンスターはこちらを見つけると、自分のいた部屋から追いかけてくる。

敵が1体ずつであれば、動きをよく見て十分対処できるだろう。それはボスモンスターも同じだ。ただし、モンスターごとに異なる攻撃手法を取るのが、アクションゲームの厄介な性質。

中には初見殺し的なモンスターもいるので、落ち着いて対処する冷静さが問われてくる。見事危機を回避し、ダンジョンから抜け出せるかどうかのサバイバル感が、ハードコアゲーマーの本能を刺激してくれる。

ちょっと難し過ぎる？ゲーム好き程度では心を折りかねない難易度

ソウルライクゲームに飽き飽きしたが、それでも手強いゲームを求めている高難易度ゲームジャンキーならば、ぜひおすすめしたいのが本作だ。

端的に言って非常に難易度が高い。何度もプレイを繰り返し、自分の手に操作感が馴染んでも、気を抜くと意地の悪い即死トラップでやり直すような場面が多々ある。

スクリーンショットを見て分かる通り、本作はダンジョン内がかなり暗い。視界も悪い中、天井から突然岩が落下してきたり、ジャンプした先にスパイクが設置されていて串刺しになったりと、とにかく死ねる。

慎重に進まないプレイヤーが悪いのは百も承知だが、ステージがランダム生成される上に規則性がなく、オマケに装備やレベルも引き継がれないことから、一向にゲームが進まないプレイヤーもいる。

しかも攻撃アクションが多彩といったわけでもないので、少しずつダンジョン最奥に進めたとしても、余程のプレイヤースキルがなければ確実に消耗していくのが辛いところ。

罠をなんとか避けてダンジョン内のザコ敵を倒しながらレベルをあげようにも、経験値の獲得量が微々たるものである。レベル上げの攻略法にはボスモンスターを必然的に狙わなくてはならない。

武器もロストしてしまうので、ダンジョン内でいくら強力なアイテムを獲得しても、ワンミスでトラップにかかれば再び最初からである。

難しいゲームをプレイしクリアすることに快感を感じられるなど、ハードなゲームに取り憑かれたプレイヤーならば心ゆくまで満足してもらえることだろう。

行動の多彩さで危険を切り抜けていくゲーム性

本作は横スクロールアクションながら、他作品で見られる「攻撃」「ジャンプ」「移動」のような、簡素な操作だけに止まらない。

水中があれば泳ぎ、崖があれば捕まる。ゆっくり敵に近づくなど、取れる行動は非常に多彩だ。

レベルが上がりスキルポイントを割り振れば、攻撃アクションも増える。ただ、前項でも紹介した通り、ボスモンスターを倒さないとレベルを上げるのは困難だ…。

そのため、ダンジョン攻略の選択肢としては、キャラクターに最初から備わる各種行動アクションをしっかり駆使して、安全にトラップを切り抜けながらアイテム回収に励むのが手軽な方法。

つまり、宝箱を探してアイテムを回収し、ある程度装備や使えそうな魔法が揃った段階から、本格的にザコ敵処理やらボスモンスター討伐やらに挑戦する流れが生まれやすい。

これが正方法とは断言しないが、少なくとも各種行動アクションを隅々まで駆使して、トラップを切り抜けることさえできれば、十分ゲームを進めることができるだろう。

また、ダンジョン内に店を構えるアイテムショップから、装備を盗むという選択肢もある。店主に気付かれなければ問題ないが、見つかると圧倒的な機動力でプレイヤーを追い詰めてくる。

ダンジョン内にはさまざまなイベントが待ち受けているので、そうしたものを自分なりに利用して切り抜けていくのも1つの楽しみ方である。

価格:1,800円

Switch

Steam

Playstation

Xbox

ヴァガンテ (Vagante)の序盤攻略

本作はソウルライクゲーム並かそれ以上にゲームオーバーとなりやすい。特に序盤の主な死因はほとんどがトラップだ。ゆえに視界の見える限りで周囲を警戒しながら進んでいくと良い。

序盤のモンスターは1体ずつならさほど強くないので、見つかった場合安全な部屋に退避してから戦うとリスクを減らせる。

ヴァガンテ (Vagante)のレビュー、感想まとめ(総評)

ソロプレイ前提ならば人におすすめしたくない難易度バランス。逆に友人たちと面白半分にプレイするのであれば、きっと高難易度が丁度良いスパイスになり、カオスなゲーム性が楽しめるはず。無論、ハードなゲームを崇拝するマニアにはおすすめの1本だ。

価格:1,800円

Switch

Steam

Playstation

Xbox

動画

ヴァガンテ (Vagante)の基本情報