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『Kardboard Kings: Card Shop Simulator』

Nintendo Switchで遊べるゲームソフト『Kardboard Kings: Card Shop Simulator』をプレイしレビューと序盤攻略を掲載。『Kardboard Kings: Card Shop Simulator』がどんなゲームなのか気になっている人向けの記事となります。

『Kardboard Kings: Card Shop Simulator』は2,050円で購入しプレイ可能。

目次

レビューを読むのがめんどうな人向けにいきなり結論!

レビューを読むのがめんどうな人向けにいきなり結論!

Kardboard Kings: Card Shop Simulator』は、Akupara Gamesが配信するカードショップ経営シミュレーション。対応プラットフォームはSwitch/Steam。

作中の世界で大人気のカードゲーム「Warlock」の元チャンプである父から譲り受けたカードショップを経営しながらさまざまなカードをコレクション。カードパックの開封会や、大会を開いてお店の評判を上げながら、次々に到来する数々の困難を乗り越えていく

\ 実際に遊んだ評価 /

ゲーム性(4.0)
グラフィック (3.0)
世界観 (4.0)
コンテンツ (3.5)
BGM (4.0)
総合評価 (4.0)
※評価の基準について
良い点イマイチな点
流行と商売を紐付けたカードショップ体験
イベント開催やお客との交流要素
退屈を感じさせないメインストーリー
日本語が怪しい

こんな人におすすめ!

  • お店経営シミュレーションが好きな人
  • カードゲームの世界観が好きな人
  • 少し変わった切り口のゲームを探している人
Kardboard Kings: Card Shop Simulator

価格:2,050円

ここからは『Kardboard Kings: Card Shop Simulator』がどんなゲームなのか詳しくレビューしていこう。

Kardboard Kings: Card Shop Simulatorとは?

Kardboard Kings: Card Shop Simulator』は2022年12月8日にAkupara Gamesがリリースしたカードショップ経営シミュレーション。Switch/Steamにて好評配信中のタイトルだ。

カードゲームの世界でまさしく“カードゲーム屋”を経営する少し変わった店舗経営シミュレーション。傷物カードからレアカードまで、あらゆるカード商品を販売・交換し、お店の売り上げを伸ばしていく。物語ではさまざまな出会いと事件がお店に訪れる…

Kardboard Kings: Card Shop Simulatorの特徴
  • トレンドを把握してカードを市場に流す。これぞカードショップ経営
  • あらゆるイベントでお店を盛り上げろ!セールやお客さんとの交流も
  • お店と主人公に待ち受けるさまざまな厄介ごとを乗り切る物語

Kardboard Kings: Card Shop Simulatorのゲーム内容を徹底解説!

トレンドを把握してカードを市場に流す。これぞカードショップ経営

トレンドを把握してカードを市場に流す。これぞカードショップ経営

数々の店舗経営シミュレーションが世に出回る中で、本作は「カードゲームショップ」という斬新な切り口である。カードゲームで遊ぶことはなく、そのルールも全く分からない。

あくまで大人気カードゲーム「Warlock」のトレンドを把握しながら、価値の高いカードを売り捌いていくのだ。

トレンドを把握してカードを市場に流す。これぞカードショップ経営

元手の資金をベースにインターネット通販で中古または新品のカードを購入、あるいはブースターパックから入手したカードをショーケースに並べて売り上げを伸ばす…。

店舗経営シミュレーションにしては、複雑そうな要素を極力オミットしている感触で、段階的に解放されるゲームシステムも理解しやすい

トレンドを把握してカードを市場に流す。これぞカードショップ経営

お店の開店から閉店と、1日の流れの中でカードをいかに売り出すかがゲーム的な部分だろう。時間・曜日次第では「ピークタイム」が存在しているので、在庫を一気に消化する大チャンス。

お店のカレンダーから今後のカード価格にまつわる情報をチェックできるので、将来を見据えて安価買取・高価販売を繰り返していくのだ。

トレンドを把握してカードを市場に流す。これぞカードショップ経営

とりわけユニークな要素が「ニュース」。一部のカードが大会で活躍したり、禁止カード扱いされたりすると、その市場価値が極端に変化する

在庫に眠っていたレアカードが偶然2倍近い価格に変化する場合があるので、販売するタイミングが難しい。首尾よく複数持っていればそれだけのリターンが見込める。

トレンドを把握してカードを市場に流す。これぞカードショップ経営

日々変化するカードゲーム業界のトレンドを追って商売。なんだかゲームよりも仕事をしているような気分だ。しかし全体を通して複雑過ぎないシンプル設計で、そこには不思議と嫌な気持ちが生まれない。

「どの時期にどんなカードを狙うのか」そういった試行錯誤を経て売り上げを伸ばすのが快感で、気がつくと時間を忘れてゲームに没頭していた。

あらゆるイベントでお店を盛り上げろ!セールやお客さんとの交流も

あらゆるイベントでお店を盛り上げろ!セールやお客さんとの交流も

お店の売り上げを伸ばすのは基本の基であって目標とはまた少し違う。カードショップには「評判」があり、どれだけお客にサービスで尽くしたかが視覚化されているのだ。

傷物カードを高価で売ればその評判は下がるし、お客からの依頼を雑にこなしても後に引き摺ることになる。最高のお店を目指すためにも真っ当な商売を目指していく。

あらゆるイベントでお店を盛り上げろ!セールやお客さんとの交流も

カードの価格を大幅に値下げする「クリアランスナイト(セール)」の開催や、依頼に対して真摯に対応するなど、お客へのサービスで評判そのものは上げられる。

時には断腸の思いでレアカードの安価販売に踏み切る必要もあるだろう。上がった評判が一気に下落する事故も稀にあり、プレイヤーは気を抜けない。

あらゆるイベントでお店を盛り上げろ!セールやお客さんとの交流も

お店ではほかにも「ブースタードラフト」と呼ばれるイベントが開催できる。こちらは親交のあるお客をお店に呼び、カードパックの開封会を執り行う要素だ。

開催にはそれなりの資金が必要ではあるが、カードパックを3つ選択して開封できるので、運よくレアカードが入手できれば元が十分取れてしまう。

あらゆるイベントでお店を盛り上げろ!セールやお客さんとの交流も

パック開封は現実さながらとまでいかないにしても、新作パックを開ける際のワクワク感は大きい。架空のカードゲームが題材になっているとはいえ、ガチャで最高レアリティを獲得したような擬似体験が堪らないのだ。

さらに日々追うトレンド傾向のおかけで、自然とカードの価値を把握していけることから、遊び慣れてきたときほどブースタードラフトの魔力に取り憑かれやすいと思う。

あらゆるイベントでお店を盛り上げろ!セールやお客さんとの交流も

定期的に来店するキャラクターたちとの交流もゲームの醍醐味。選択肢次第では彼らから好条件の取引を求められるイベントが発生する(その逆も然り)。

明らかに価値のない中古カードが、数倍価値のあるレアカードに置き換わる可能性も捨てきれない。どのキャラクターも個性的で、中にはカードゲーム好きの“犬”までいるほどだ。

あらゆるイベントでお店を盛り上げろ!セールやお客さんとの交流も

カードゲームショップの経営をこなしながら、お客たちとのコミュニケーションを続け、お店を盛り上げていく。

ここまでのプロセスはそう難しいものではないので、システムを理解していくチュートリアルが済む頃には身体に染み付いているはず。そうなればカードショップ店員としての素質を自ら見出したようなものと言えそうだ。

お店と主人公に待ち受けるさまざまな厄介ごとを乗り切る物語

お店と主人公に待ち受けるさまざまな厄介ごとを乗り切る物語

『Kardboard Kings: Card Shop Simulator』では、お店の経営を続けていく中で「メインストーリー」が進行する。主人公が父から譲り受けたカードショップはかなりの曰く付きで、トラブルすらも引き継いでしまったことになる。

作中では自称共同経営者のオウムことジュゼッペの導きで、訪れるトラブルや主人公にまつわるエピソードなどが少しずつ紐解かれていく。

お店と主人公に待ち受けるさまざまな厄介ごとを乗り切る物語

父のかつての旧友である人物が突如来店してきたりと、メインストーリーの進行は些か急である。

しかしそれを体験する限りでは決して悪いことではなく、むしろカードショップ経営で一本調子になりがちなタイミングを崩してくれた。ゲームプレイにちょっとした起伏があるのだ

お店と主人公に待ち受けるさまざまな厄介ごとを乗り切る物語

物語も先が気になる思わせぶりな描写が多数あり、作中世界でどれほど「Warlock」が重要なカードゲームであるかを察せられる。

中でも通常のレアカードとは一線を画す「レジェンドカード」の存在は物語におけるキーアイテム。主人公はそんなカードを巡る出来事に巻き込まれる。

お店と主人公に待ち受けるさまざまな厄介ごとを乗り切る物語

カードショップ経営」をゲームの中心に置きつつもそれを彩る断片的な物語描写は、いち経営シミュレーションのそれではない。

物語と絡ませることでゴールを暗示しており、インディーズゲームらしくキリ良く遊び切れるのが好印象だ。どのような結末が用意されているのか、一見の価値はあるだろう。

Kardboard Kings: Card Shop Simulator

価格:2,050円

Kardboard Kings: Card Shop Simulatorの序盤攻略

Kardboard Kings: Card Shop Simulatorの序盤攻略

カレンダー、ニュースチェックから流行を探って事前にカードを集めておく。これが本作における基本原則だが、突発的に発生する依頼がややクセ者だ。悪くない取引条件でこちらの手にないカードを要求する場合が多いので、ある程度在庫は揃えて置きたくなる

ただ、傷物カードを送ればお店の評判も下がるため、序盤の資金に余力がないとき以外はあまり気にする必要はないかもしれない(好条件でなければスルー推奨かも)。まずは経営の自由度を高めるために、資金の余力が生まれるほどの黒字を達成しておきたい

Kardboard Kings: Card Shop Simulatorのレビュー、評価まとめ(総評)

Kardboard Kings: Card Shop Simulatorのレビュー、評価まとめ(総評)

コアなニーズを満たせる経営シミュレーションかと思えば、むしろソフトな遊びやすさで経営シミュレーション初心者でも楽しめるタイトルだ。物語やキャラクターとの交流イベントも、パターン化されて退屈なルーティンを紛らわしてくれる

一つ気になったのは日本語ローカライズに粗が目立つこと。登場人物の会話が成り立っているようで、首を傾げたくなるシーンが頻繁に見られた。会話テキストの選択肢は特に適当で真意が全く掴めない。遊ぶのに大きな問題がないにしろ、違和感を多々感じた。

Kardboard Kings: Card Shop Simulatorの特徴
  • トレンドを把握してカードを市場に流す。これぞカードショップ経営
  • あらゆるイベントでお店を盛り上げろ!セールやお客さんとの交流も
  • お店と主人公に待ち受けるさまざまな厄介ごとを乗り切る物語
Kardboard Kings: Card Shop Simulator

価格:2,050円

動画

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Kardboard Kings: Card Shop Simulatorの基本情報

ゲームタイトルKardboard Kings: Card Shop Simulator
ジャンルカードショップ経営シミュレーション
会社Akupara Games
配信日2022年12月8日
価格2,050円
対応ハードSwitch/Steam
サイズ841.0MB~
レビュー日2023年3月18日
Kardboard Kings: Card Shop Simulator

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