『AFK:ジャーニー』LilithGamesの人気シリーズ最新作。幻想的な大陸を旅するファンタジアRPG!

この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『AFK:ジャーニー』を実際にプレイしどんなゲームアプリなのかを読者様に向けてわかりやすくレビュー、解説しています。

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目次

AFK:ジャーニーの概要

『AFK:ジャーニー』がどんなゲームアプリなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はここだけ読もう

AFK:ジャーニーはどんなゲーム?

AFK:ジャーニー』は、FARLIGHTが2024年8月8日にiOS/Androidにて配信した放置系RPG。価格は基本無料。Lilith Gamesの人気作「AFK」シリーズの後継作として、真っ当に進化を遂げたタイトルとなっている。

2Dから3Dグラフィックに進化を遂げても失われない「AFK」シリーズらしい、伝統のカートゥーンレンダリングで、王道のファンタジー世界をクセもなく描く。誰がいつから始めても遊べる普遍的なゲームに仕上がった。

AFK:ジャーニーの特徴
  • 後継作にふさわしい進化ぶり!「AFK」シリーズも時代は3Dへ
  • オブジェクトが登場して戦術の幅も広がりを見せる
  • 複雑怪奇で難解なストーリーとはおさらば!超王道を地で行く

AFK:ジャーニーの評価

\ 実際に遊んだ評価 /

ゲーム性(3.5)
グラフィック(5.0)
世界観(5.0)
コンテンツ(4.0)
BGM (4.5)
総合評価(4.4)
※評価の基準について
Apple Store(4.8)Google Play(4.5)

AFK:ジャーニーの良い点・イマイチな点

良い点イマイチな点
シンプルで奥深いバトル
英雄を組み合わせながら戦える
放置中も資源の獲得ができ育成が簡単
とくになし

AFK:ジャーニー

AFK:ジャーニー
iPhoneAndroid
FARLIGHT
ファンタジアRPG

AFK:ジャーニーのゲーム内容をレビュー!

ここでは『AFK:ジャーニー』がどんなゲームなのか魅力別にレビューしていきます。

後継作にふさわしい進化ぶり!「AFK」シリーズも時代は3Dへ

後継作にふさわしい進化ぶり!「AFK」シリーズも時代は3Dへ

LilithGamesが開発し、配信しているスマートフォン向け人気タイトル『AFK アリーナ』の名前を耳にしたことはあるだろうか。

いわゆる「放置系RPG」のジャンルで知られる同作は、カートゥーンなグラフィックと、フルオートで戦う手軽なRPG作品のマスターピースとしていまだに高い人気を誇る。そして、本作『AFK:ジャーニー』は『AFK アリーナ』の後継作とでも言える存在だ

後継作にふさわしい進化ぶり!「AFK」シリーズも時代は3Dへ

大きく進化したのはやはりグラフィック部分と、根本的なゲームシステムの土台部分だろう。ビジュアルは2Dから3Dグラフィックに移行し、バトルシステムもフィールド内をキャラクターたちがいそいそと動きまわる立体的なものに変化。

また、2Dから3Dに移行しても、絵本のような世界観は変わらずだ。カートゥーンレンダリングで、キャラクターと幻想的な世界観を見事に描いている。

後継作にふさわしい進化ぶり!「AFK」シリーズも時代は3Dへ

静止画はまるで一枚絵にしか見えないほど精巧なカートゥーンレンダリングのモデルであり、それはリアルタイムレンダリングの会話パートにおいても反映されている。

メインストーリーでは、3Dのキャラクターたちが表情豊かに会話を行う。キャラクターのセリフには日本語ボイスが収録されている。固有名詞も少なく、展開が分かりやすいので没入感は高い。

後継作にふさわしい進化ぶり!「AFK」シリーズも時代は3Dへ

3Dゲーム化したことによりバトル画面は横向きから見下ろし視点になった。キャラクターの動きはアクティブだが、カメラは固定。そのため、基本的に後ろ姿ばかりが写し出されていて少し残念に思う。

全く見えないわけでもないが、視点が遠いため、遠くでわちゃわちゃしている感じ。その代わりにスキル発動時は3Dキャラクターの専用演出が差し込まれるようになったので、そこは嬉しいポイントと言える。カメラワークが自由ならばもっと3Dの恩恵を享受できた。

オブジェクトが登場して戦術の幅も広がりを見せる

オブジェクトが登場して戦術の幅も広がりを見せる

本作では、バトルのシチュエーションによって、オブジェクトを利用した戦術が戦闘における一種のスパイスとなった。見下ろし視点で戦場を立体的かつ、俯瞰的に見れるからこその要素だ。

たとえば、爆発するタルは起爆させると周囲の敵に対してダメージを与える。さらに壁がフィールドの中央部に置かれたりして、チームの戦力が分断されるケースもあった。上手く使えばラクに戦いを進められる反面、オブジェクト前提のステージも今後は想定される。

オブジェクトが登場して戦術の幅も広がりを見せる

戦闘開始前にフィールドの構造や敵を確認することはできる。しかし先ほどから触れている通り、オブジェクトを活用した戦術がキモだ。

戦闘開始前にキャラクターのポジションを工夫してみたり、オブジェクトによってキャラクターそのものを入れ替えたり、どの敵を狙うのか考えたりと、戦闘開始前の下準備は確かに奥深さを増してきている

オブジェクトが登場して戦術の幅も広がりを見せる

バトルはせいぜいキャラクターのスキル発動をプレイヤーが行える程度のもので、オートモードにすると、完全自動化できてしまう。

コンテンツの難易度が高い場合、戦う敵のレベルが高いといった場合などは、プレイヤーが直接スキルを回して采配する方が良いときもあるかもしれない。そうした手動プレイ由来のメリットが強くなればゲーム性をより引き立てると思う。

オブジェクトが登場して戦術の幅も広がりを見せる

ただし、本作の根幹にあるのは曲がりなりにも放置ゲームという下地だ。「AFK=Away From Keyboard」つまるところ、キーボードから離れる意を持つこのフレーズは、“煩雑さ”と“ゲーム性”を引き換えに「手軽さ」を押し出しているからこそ支持される。

突き詰めれば戦略という名の煩雑さとゲーム性が浮上してくるので、実装されるコンテンツの舵取り次第では、ユーザーの反応も大きく変わるはず。あくまでオブジェクトは現状のスパイス程度であって欲しいし、それで十分だとも感じるが、果たしてどうなるか。

複雑怪奇で難解なストーリーとはおさらば!超王道を地で行く

複雑怪奇で難解なストーリーとはおさらば!超王道を地で行く

ファンタジーを題材としたゲームはもはや飽和状態だ。中世王道のハイファンタジー、薄暗く陰鬱としたダークファンタジー、宇宙や未来が舞台になるスペースファンタジーなどなど、異界感漂う“ファンタジー”を強く打ち出すが、いずれも設定は入り組み過ぎている。

そしてファンタジー作品が持つ設定の多さは、世界観に奥行きをもたらしてくれる一方、モバイルゲームという世界規模のマーケットにおいては、ユーザーからそこまで期待されない要素と言える。

複雑怪奇で難解なストーリーとはおさらば!超王道を地で行く

中には日本・中国などの人気スマートフォンIPで、奥深い世界観から紡ぎ出されるシナリオを楽しみとするユーザー層もある。それはゲーム配信前&配信後からシナリオを訴求したプロモーションなり、口コミの広がり方なりがあるから許容され、むしろ求められている。

ただ、いずれも核にあるのはメディアが大々的なトピックとしてアピールする「オープンワールド」「アクション」「魅力的なキャラクター」などがほとんど。それらの要素が主菜ともなれば、ユーザーは自然と副菜にあたるシナリオにも期待を抱いてしまうもの。

複雑怪奇で難解なストーリーとはおさらば!超王道を地で行く

『AFK:ジャーニー』は、これまで均一な粒度の温度感で、断片的に世界観を構成しているロケーション、そこに息づくキャラクターたち、放置で遊べるゲーム性などを公式SNSやメディアを通してアピールしてきた。

大衆にとってフックになるほど魅力的なデザインのキャラクターがいるわけでもなく、楽しみになるほどの魅力的なゲーム性もない。主菜を決めないことでシナリオ面への期待値は上げてこなかったのだ。だが、それが返って反発する形でプレイヤーを逆に引き込んだ。

複雑怪奇で難解なストーリーとはおさらば!超王道を地で行く

『AFK:ジャーニー』は、誰もが一度くらいは耳にしたことのあるフレーズ、またはそれをもじった単語で構成された親しみやすい王道のファンタジー世界だ。記憶を失った主人公…と、ありふれた設定は少しだけ変えて“記憶を失いやすい主人公”に仕立てている。

さらに固有名詞を前提とした、ファンタジーでお約束の重厚なシナリオ運びは概ね無視。行き当たりばったりな冒険を軸にキャラクター同士の軽快な掛け合いで、スラスラと会話が頭に入ってくる。ファンタジー世界でのファンタジー過ぎない旅路である。

複雑怪奇で難解なストーリーとはおさらば!超王道を地で行く

ちょっとの見聞で誰もが直感的に「ああ、こんな人物なんだな」と、理解できるステレオタイプなキャラクターづくりもこうしたストーリーの流れに起伏を生み出してくれる。

物語は記憶を取り戻しながら各地の事件を解き明かす超王道モノだが、プレイヤーたちがそこまで注目していなかっただけに、思いのほか理解しやすいストーリー展開が面白く感じてしまう。多くのプレイヤーが楽しめる物語とは、本作程度の塩梅加減ではないだろうか。


AFK:ジャーニー

AFK:ジャーニー
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ファンタジアRPG

AFK:ジャーニーの序盤攻略

AFK:ジャーニーの序盤攻略

マップを探索しながら物語を追うメインストーリーと、ステージを進めることで放置収益の獲得量を伸ばす【AFKステージ】の2つが主なモード。どちらもキャラクターの成長には欠かせないモードだが、ゲームの進行上両輪で進めることが求められてくるので、マメなキャラクター育成をしておきたい。なお、時間効率を考えるとリセマラは不要でいい

AFK:ジャーニーのレビュー、感想まとめ(総評)

AFK:ジャーニーのレビュー、感想まとめ(総評)

「AFK」シリーズの人気は世界規模で見ればかなり高い。また、前作にあたる『AFKアリーナ』は日本の人気IPとも積極的にコラボレーションしており、本作においても期待できそうな感じだ。

コラボが実現すれば、初動で大きく集客できなくても、継続的に新規プレイヤー層を開拓できるような緩いゲームの遊び口である。また、放置系RPGの強みはシナリオを訴求しないために、いつからプレイしてもユーザー心理に訴える「今更感」がない。こうした普遍性を持つ本作は、遊び込める底の深さも浅いので、日本では長期的なスパンで顧客を獲得していきそうだ。

AFK:ジャーニーの特徴
  • 後継作にふさわしい進化ぶり!「AFK」シリーズも時代は3Dへ
  • オブジェクトが登場して戦術の幅も広がりを見せる
  • 複雑怪奇で難解なストーリーとはおさらば!超王道を地で行く

AFK:ジャーニー

AFK:ジャーニー
iPhoneAndroid
FARLIGHT
ファンタジアRPG

動画

AFK:ジャーニーのアプリ情報

アプリタイトルAFK:ジャーニー
ジャンル放置系RPG
会社FARLIGHT
配信日iOS:2024年8月8日
Android:2024年8月8日
価格基本無料(ゲーム内課金あり)
公式サイトAFK:ジャーニー公式サイト
公式X(旧Twitter)AFK:ジャーニー公式X
対応機種iOS11.0以降 /Android5.1 以上
サイズ1.5GB
レビュー日2024年8月8日

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