無料で遊べるスマホゲームアプリ『グランゼンカ : 放置型RPG』をプレイしレビューと序盤攻略を掲載しています。どんなゲームなのか気になっている方は当記事を参考にしてみてください。
グランゼンカ : 放置型RPGとは
2022年3月31日にGameberry Studioよりサービスが開始されたスマホゲームアプリ『グランゼンカ : 放置型RPG』
ゲームのジャンルは“放置ゲー”だが、題材としているテーマがテーマだ。
「スーパーロボットだと…?」
始めは意外に感じたものの、調べてみるとほんの少数だがスーパーロボットを取り扱うゲームアプリはあるようだ。無論、「スーパーロボット○戦」シリーズを除く架空のスーパーロボットたちが戦うゲームのことを指している。なお、本作はレトロライクなゲームビジュアルでスーパーロボットのアクションバトルが楽しめる放置ゲームである。
- スーパーロボットを自由に操れるニッチな需要にドストライク?
- 幅広い成長要素でどこまでも強くなれる。終わりなきスーパーロボット道への高み
- ガチャを回し放題…!?たった1日のプレイで20万個以上のジェムが入手できるのは伊達じゃない!
グランゼンカ : 放置型RPGの評価
『グランゼンカ : 放置型RPG』をプレイし良い点とイマイチな点、どんな人におすすめできるゲームアプリなのかわかりやすく評価しています。
ゲーム性 | (3.0) |
グラフィック | (3.0) |
世界観 | (3.0) |
コンテンツ | (4.0) |
BGM | (3.0) |
総合評価 | (3.2) |
Apple Store(4.1) | Google Play(3.6) |
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
ロボットがド派手に戦うオートバトル 成長の自由度と幅広さ ガチャを大量に回す爽快感 | 良くも悪くも普通過ぎる放置ゲー |
こんな人におすすめ!
- スーパーロボットをが好きな人
- 大量の敵を一掃する爽快感を求めている人
- 放置ゲームが好きな人
ゲーム内容を詳しくレビュー
ここからは『グランゼンカ : 放置型RPG』がどのようなタイトルなのか、ゲームの魅力とあわせて率直なレビューをご紹介しよう。
スーパーロボットを自由に操れるニッチな需要にドストライク?
放置ゲームは多忙な現代人を支えるある種の娯楽として、幅広く嗜まれている人気のジャンルだ。自動で戦うプレイヤーキャラクター、時間経過で獲得できる素材・ゲーム内マネーなど、ゲームを遊ぶ人なら何となく感じてしまう「面倒くささ」を半自動的にしている。
誰もがスマートフォンを起動しているだけで、ある程度キャラクターの成長が担保される仕組みは画期的ながら、ある時を堺に「娯楽とは何か?」と、急に冷めてしまうもの。
包み隠さずに申し上げるのなら、本作『グランゼンカ : 放置型RPG』もその例に漏れることはない。言ってしまえばよくある放置ゲームであるが、“スーパーロボット”という括りで言えば大いに差別化できている。
申し訳程度に冒頭から差し込まれる陳腐なストーリーは、スーパーロボットよりも昭和の特撮といった雰囲気。
しかし本作を開発しているデベロッパーは韓国の法人のようで、少なからず昭和のサブカルチャーに精通したクリエイターでなければ、この雰囲気は出せない。少しでも一般的な放置ゲームと差別化を図りたいという気概は感じ取れる。
また、放置ゲームといえども昨今ではアクション要素を取り入れた作風が多く、本作はその手のアクションRPGらしいタイトルである。バーチャルパッドで自由に動かせるし、スキルの発動も手動で行える。
見方を変えると“スーパーロボットを自由に動かせるアプリゲーム”であり、アプリゲーム市場においては十分過ぎるマイノリティ。
ビーム攻撃はもちろん「スーパーロボットだから…」で片付く、とりあえずド派手な攻撃の数々をプレイヤー主導でぶっ放せるのはロマンの一言に尽きよう。
動かしていて楽しいかは好みの問題だが、見ていてちょっと面白いぐらいの感想は出そうなものである。しかしながらスーパーロボットを操りたい特定のユーザー層には刺さるものがあるのは間違いない。
幅広い成長要素でどこまでも強くなれる。終わりなきスーパーロボット道への高み
放置ゲームとは実は存外「育成ゲーム」に近い側面を持ち合わせていたりする。それはオートバトルの報酬で獲得した大量の素材を消費して、細分化されたパラメータを上昇させていく感覚に基づいている。
本作も挙げ出すとキリがないほど大量のパラメータが用意されており、それらを自由に伸ばしていくことが可能だ。ただ、長期的に遊ぶことを見越した放置ゲームでは、各パラメータの最小から最大までのレンジが幅広く、あまり体感的な変化が感じ取れないのがネック。
そこで「戦闘力」という能力値の目安が採用されている。『グランゼンカ : 放置型RPG』でも同様で、どのパラメータを上げても戦闘力の目安がコンテンツの攻略の指針となる。
幸いなことにバトルコンテンツの物量は多め。成長度合いに応じた大量のゲームモードが用意されており、育成したスーパーロボットが活躍できるフィールドは整っている。
とはいえ、実際には高レベル帯・能力上限の高いボス、ザコ敵が多数登場するなど、考えられる上で似たり寄ったりなエンドコンテンツだと思われる。
RPGやアクションRPGなどのパラメータ成長によるメリットは、単純な強さの比例によるものが多い。しかし、レベル上限値のインフレーションがデフォルトな放置ゲームでは、高火力ダメージでザコを一蹴するサディスティックな楽しみ方もある。
本作はスーパーロボットの成長に応じ、機体のビジュアルが徐々に豪華仕様へと変貌していくのが特徴的。画像の通り最終形態は“勇者ロボ”のような風貌で、一層派手さに磨きがかかっていくようだ。
機体の種類も豊富なので、それらをアンロックしていく収集要素の一つとして楽しめる。機体を変更した場合、レベル&パラメータは引き継がれる仕様なのは親切設計。お気に入りの機体に着せ替えて、終わりの見えないスーパーロボットの育成に励んで頂きたい。
ガチャを回し放題…!?たった1日のプレイで20万個以上のジェムが入手できるのは伊達じゃない!
『グランゼンカ : 放置型RPG』では、月パスやミッション報酬、実績などの項目まで細分化。獲得できるのはガチャを回すための「ジェム」が基本だ。このゲームに関して言えば、そのジェムの配布量が膨大なのである。
公称値では一日のゲームプレイで20万個以上のジェムが入手できるとのこと。最初は筆者も半信半疑で遊んでいたが、そもそもスーパーロボットの育成でキモになる武器類はガチャ排出が基本。
ガチャは武器・鞘・スキルと3種類に分けられており、火力が必要であれば「武器」と「鞘」、攻撃手段に多様性が欲しければ「スキル」と、3種類のガチャを回すのも育成手段の一つであった。
ここで気になるのは「武器」と「鞘」の違いだろう。残念ながらいくら見比べても武器と鞘に特別相違したパラメータの箇所は見受けられず、この点はゲーム内でも特に説明がない有様。一応、武器と鞘を同じ銘柄で統一すると「セット効果」が発動するようだが…。
拙い日本語が要所的に目立つのは海外デベロッパーならよくあることだが、せめて簡単なヘルプくらいは確認できても良さそうだ。
話題を戻すがミッションで貰えるジェムの獲得量はかなり多い。1つ達成するだけでも10連ガチャ分のジェムは即貯まるので、1日20万個以上というのは決して誇張ではない。
その分排出率は渋めだが、“ガチャを回す気持ちよさ”を味わいたいプレイヤーには嬉しい仕様だと思える。ダブったアイテムも一括で重ねられるので、感触的には作業感すら感じてしまうが、本作の訴求ポイントとしてはとりわけ目立つ魅力ではないだろうか。
グランゼンカ : 放置型RPGの序盤攻略
ゲームの進行はかなり単純。ステージ内の敵を倒し続けてボスバトル、ボスを倒したら次のステージに移動。そしてまた敵を狩り続ける…というもの。育成に重きを置いている放置ゲームでは特別進めるうえで迷うことは少ない。
ただ、序盤に効率よく成長する導線として、「ガイドミッション」が設けられている。初めのうちはガイドを頼りにゲームを進めていくのがおすすめだ。
リセマラは特に必要ない。レベルを確実に上げて各育成要素と、「ゲート」内のサブコンテンツを少しずつ解放していこう。
グランゼンカ : 放置型RPGのレビュー、評価まとめ(総評)
純粋なロボットゲームファンが本作を遊んだ場合と、放置ゲームを頻繁にプレイするユーザーとでは、見え方がそもそも変わってくることだろう。昨今、プレイヤーたちがアプリゲームを遊ぶ際に主軸としているのが「ガチャ要素」。
ゲーム性が乏しくても「ガチャで最高レアリティが引ければ良い」「石の配布量が多いから満足」と、残念ながらゲームを楽しむ以上にゲーム内で所有欲を満たすのが正しいとするような構図が生まれている。その基準で言えば本作は高評価に値する可能性は大いにある。
しかし、『グランゼンカ : 放置型RPG』を一つのゲームとして語るのであれば、その評価には厳しいものがある。退屈な戦闘、理解に苦しむ細分化された能力値、全体的にチープなビジュアルなど、褒める場所はスーパーロボットであるマイノリティだけだ。
放置ゲームそのものが今や“量産型”と言われるスマホゲーム界隈。本作よりもコンテンツが豊富な放置ゲームはごまんとあるし、ビジュアル面に力を入れたタイトルも多い。また、各パラメータが分かりやすいタイトルも多く現存する中で、優れているのはスーパーロボットという唯一無二のテーマ性のみである。
今後同じテーマの放置ゲームが登場した場合は、本作のクオリティが基準になるため、プレイヤーシェアを大きく損なう可能性が高いのではないだろうか。
- スーパーロボットを自由に操れるニッチな需要にドストライク?
- 幅広い成長要素でどこまでも強くなれる。終わりなきスーパーロボット道への高み
- ガチャを回し放題…!?たった1日のプレイで20万個以上のジェムが入手できるのは伊達じゃない!
動画
グランゼンカ : 放置型RPGのアプリ情報
アプリタイトル | グランゼンカ : 放置型RPG |
ジャンル | 放置RPG |
会社 | Gameberry Studio Inc |
配信日 | 2022年3月31日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
対応機種 | iOS11.0以降 /Android5.1 以上 |
サイズ | 805.5MB~ |
レビュー日 | 2022年12月8日 |
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