無料で遊べるスマホゲームアプリ『テイルズウィーバー:SecondRun』をプレイしレビューと序盤攻略を掲載しています。どんなゲームなのか気になっている方は当記事を参考にしてみてください。
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テイルズウィーバー:SecondRunとは
2022年11月21日、NEXON Companyからリリースを迎えたスマホゲームアプリ『テイルズウィーバー:SecondRun』は、同社が運営する人気オンラインゲームの最新作。
PC用オンラインゲームとして18年以上もの歴史をほこるロングセラータイトルであり、本作はモバイル向けに新たなグラフィックとサウンドに一新したリブート作である。そのため、副題では「SecondRun」と題されているものの、続編タイトルではない。
ゲーマー、あるいはゲーム好きなプレイヤーたちの中では広く知られており、一度ぐらいは耳にしそうなタイトルだが、「テイルズウィーバー」が初リリースを迎えたのは2003年。年月こそ感じるが、世界中のファンたちに長く愛され続けている作品となる。
- 新たな「テイルズウィーバー」はビジュアル表現の全てが美しい!
- スマホでラクに楽しめるオンラインRPGへ
- アニメ、ボイス、ドット絵!持てる全てで魅せる没入感の高いストーリー
テイルズウィーバー:SecondRunの評価
『テイルズウィーバー:SecondRun』をプレイし良い点とイマイチな点、どんな人におすすめできるゲームアプリなのかわかりやすく評価しています。
ゲーム性 | (3.5) |
グラフィック | (5.0) |
世界観 | (4.0) |
コンテンツ | (4.5) |
BGM | (4.5) |
総合評価 | (4.3) |
Apple Store(4.2) | Google Play(3.8) |
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
美しいビジュアル表現の数々 スマホで楽々遊べるゲーム性 没入感の高いシナリオ | 作業感が強いかも |
こんな人におすすめ!
- オンラインゲームのファン
- 簡単なタップ操作で遊べる作品が好きな人
- ドット絵による世界が好きな人
ゲーム内容を詳しくレビュー
ここからは『テイルズウィーバー:SecondRun』がどんなゲームなのか詳しくレビューしていきますね!
新たな「テイルズウィーバー」はビジュアル表現の全てが美しい!
『テイルズウィーバー:SecondRun』は、PC用人気オンラインRPG「テイルズウィーバー」を、新たな操作体系、グラフィック&サウンドに一新したタイトル。公式ジャンルは“共闘RPG”としている。
https://talesweaver.nexon.co.jp/library/ss.aspx
こちらのオリジナル版「テイルズウィーバー」と比較してみると、グラフィックの差は歴然。オリジナル版ではマウスとキーボードを利用した“MMORPGらしさ全開”の操作体系としていたが、本作ではバトルとUIも含めて全てがリニューアルされている。
スキルのコンボ締めに発動すると強力になる「フィニッシュ技」では、キャラクターに対応したSSR武器(スキル)の演出として、美麗なアニメーションカットインが挿入。画面いっぱいに躍動する様は結構な見応えである。
この演出はキャラクターごとに用意され、対応したスキルを所有していることが必要。ぶっちゃけ、どのレアリティでもフィニッシュ技の演出は欲しい(願望)。
オリジナル版のプレイ映像などと比較してみると、ドット絵のめまぐるしい動作は見ていて非常に気持ちがイイ。キビキビとしたアクション、ボイス付きでモダンなエフェクト、スキル発動の楽しさは十分スマホで味わえた。
また、ゲーム冒頭を少し遊ぶとすぐ実感が湧くが、“ドット絵主体のゲームなのに全体的に美しい”と断言できるグラフィックのリッチさがある。
それはシナリオの合間に時折挟まれるアニメシーンや単純なストーリーパートでの会話、ドット絵イラストとフィールドマップの親和性など、ビジュアル面の総合的な基準の高さから来るものだろう。
「もともとはドット絵のゲームだし、実は大して力を入れていないのでは?」
そのように考えるプレイヤーも中には居るかもしれない。だが、数多のオンラインゲームで着実に成長してきたネクソンも、「テイルズウィーバー」という虎の子のIPで手を抜くわけがないのだ。
わざわざガチャ演出のためにハイクオリティな3DCGキャラクターを登場させたり、ストーリーパートのキャラクターイラストは表情豊かにアニメーションする。
ドット絵も劇中のシチュエーションにあわせてコロコロ変化するが、これまた芸の細かさが光るポイント。昨今では“HD-2D”と呼ばれるドット絵+3DCGならではの光源処理がリメイク手法の一つとして人気を博している。
しかし、『テイルズウィーバー:SecondRun』は違う。オリジナル版の表現を解体・新構築するのではなく、原本を忠実かつイマドキに練り直したと言えよう。
これは筆者の憶測で申し訳ないが、きっと「テイルズウィーバー」全盛期に青春を謳歌した人たちも、“解釈違い”といったことにはならないはずだ。それだけオリジナル版の忠実さを残そうとしている努力は大きい。
それゆえに、3Dグラフィックに慣れたプレイヤーにとっては古くささを感じてしまう点もありそうだ。
スマホでラクに楽しめるオンラインRPGへ
『テイルズウィーバー:SecondRun』では操作体系も一新されていると表現したが、実際のところその言葉の通りである。基本無料のPC用オンラインゲームが、いくら“原作リスペクト指数”高めのリメイクであろうとも、スマートフォンゲーム化への弊害は必ず起こり得る…というか本作では起きている。
ビジュアル面の進化は目を見張るものがある一方で、ゲーム性に関しては不満を残すプレイヤーはきっと多い。何がと問われれば、MMORPGらしさがゴッソリ抜けてしまっている。バーチャルパッドの移動、タップ操作のスキル発動と、根本的なエッセンスは残しつつ、かなりマイルドなオンラインRPGに仕上がっているのだ。
かつてオリジナル版を楽しんだ人にとっては期待値を大きく下回る場合もあるし、中には「今ぐらいライトなゲーム性で良い」と満足する人もいそうだが…。それはスマートフォン縦画面をベースにしたがために失われた良さか、あるいは“現代のオンラインゲーム”としての解釈によるものか。
スマートフォン向けに最適化されたとは言うが、どちらかと言えば“簡略化された”が正しい。オート操作は便利で「クエスト」タップのオートラン機能とあわせれば、スキル発動以外は自動操作である。
快適さは確かに大切だが恐らく「テイルズウィーバー」のIPで求められているのは、攻撃・スキル・フィールド移動を自前で行う楽しさではないかと思うのだ。
オート機能など、現在では実装されているのが当たり前の時代。しかし、それゆえに昔ながらのオンラインRPGでよく見受けられた、フィールド上での他プレイヤーとの交流要素は現状かなり薄い。
便利な機能で快適さが増したため、同じ空間で雑談・狩りを楽しみ、その世界の冒険者としてロールプレイする楽しみが格段に薄いのである。
リメイクとは本当に難しいもので、断腸の思いで古参プレイヤーを切り捨てるのか、もしくは新規プレイヤーを獲得するため時代のトレンドに合わせるのか、こればかりはどう転ぶか分からないもの。ゲーム業界としても“オンラインRPG”の意味を再定義し直さなければならない時期なのではないかと思う次第だ。
アニメ、ボイス、ドット絵!持てる全てで魅せる没入感の高いストーリー
冒頭から「テイルズウィーバー」の世界観を描いたアニメシーンが挿入され、初見を含めて多くのプレイヤーが引き込まれるに違いない。剣と魔法の超王道モノなファンタジー世界を舞台に、過去に起きた戦いとそのあらましが語られる。
チュートリアルではプレイヤーが選んだキャラクターの素性について、数々の伏線を残しながらボイス付きの会話で進行していく。
既にお伝えした通りだが、ストーリーパート上での立ち絵はアニメーションしている。作中ではこのアニメーション動作、キャラクターボイス、表情豊かなドット絵と、三つの要素が遊び手に強い関心を促してくれる。
物語の演出を彩るスチルイラストの見せ方にも工夫を感じられる。単に盛り上がる場面でイラストを出すのではなく、シナリオの展開上何かしら“強い意味性”を孕んだ箇所においてこそ登場している印象だ。
この見せ方自体はオリジナル版とほぼ同様だと思われるが、現代的にブラッシュアップされたイラストの数々は、新たに「テイルズウィーバー」を知った人にも決して古くささを感じさせない。
BGMもオリジナル版を経験したプレイヤーにはきっと懐かしく聞こえてくるはず。プレイアブルキャラクター全員に個別のストーリーが用意され、それらが次第に重なる構造もオリジナル版をリスペクト。
持てる全てのビジュアル表現でシナリオに対する没入感を高めており、正直ストーリーだけをずっと追っていきたいとすら思えた。18年以上綴られてきた重厚な世界観にハマったら、自ずと遊び続けるハメになるのだろうが…。
テイルズウィーバー:SecondRunの序盤攻略
まずはキャラクターごとに個別の「メインストーリー」を進めて主要機能を解放しておこう。全ての機能が解放されるまでには、ある程度ストーリーを進める必要性があるのだ。また、オートラン&オートバトル機能は早くから解放されているため、フィールドが広い本作においては特に迷わず進めるだろう。
リセマラについてはチャレンジを推奨。本作のガチャはプレイアブルキャラクターの中から2名を選択し、その専用武器(スキル)の排出率を上げる選択式のピックアップとなっている。初回分のガチャでは1名のみを対象にしたガチャが引けるため、最初の段階で欲しい武器を獲得しておくのが望ましい。
テイルズウィーバー:SecondRunの事前登録特典
事前登録者数100万人を突破した『テイルズウィーバー:SecondRun』を始めると、下記の特典が獲得できる。
事前登録特典
- 伝承石×6,000
- 限定スタンプ
- 限定アバター5点
- 限定足跡アバター1点
- 応急ポーション×50
- 経験値ポーション(中)×20
- 100,000SEED
- SR武器ランダムボックス×1
- SR防具ランダムボックス×1
- 事前登録限定SSR武器交換ボックス×1
テイルズウィーバー:SecondRunのレビュー、評価まとめ(総評)
「テイルズウィーバー」のIPがゆえにコアなMMORPGを期待していると、肩透かしを食らうかもしれない。それだけスマートフォンのプラットフォームで再始動した代償は大きい。
逆説的に言えば『テイルズウィーバー:SecondRun』こそが、数多くのオンラインゲームを運営してきたネクソンのアンサーなのだろうと思う。つまるところカジュアルに遊べてラクに繋がれるMMOこそが、現在の市場で望まれているとも分析できる。
ただ、便利機能の充実さがMMORPGらしさを欠いてしまっているのは事実。作業的になってしまうのは残念でならないが、その分ゲーム内コンテンツを盛り上げて貰いたいところ。
なお、現代のスマートフォンゲームに見劣りしないグラフィック、親しみやすいキャラクターたちと世界観など、新時代のテイルズウィーバーとして見たら、ビジュアル面の満足度は非常に高い。一度は触れて欲しいネクソン渾身の一作品だ。
- 新たな「テイルズウィーバー」はビジュアル表現の全てが美しい!
- スマホでラクに楽しめるオンラインRPGへ
- アニメ、ボイス、ドット絵!持てる全てで魅せる没入感の高いストーリー
NEXONの別タイトル
動画
テイルズウィーバー:SecondRunのアプリ情報
アプリタイトル | テイルズウィーバー:SecondRun |
ジャンル | RPG |
会社 | NEXON Company |
配信日 | 2022年11月21日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | テイルズウィーバー:SecondRun公式サイト |
公式Twitter | テイルズウィーバー:SecondRun公式Twitter |
対応機種 | ios11.0以降 /Android5.1 以上 |
サイズ | 3.3GB~ |
レビュー日 | 2022年11月21日 |
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