無料で遊べるスマホゲームアプリ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG(鉄オルG)』をプレイしレビューと序盤攻略を掲載しています。どんなゲームなのか気になっている方は当記事を参考にしてみてください。
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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG(鉄オルG)とは
2022年11月15日、Bandai Namco Entertainment Inc.から配信開始となったスマホゲームアプリ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG(鉄オルG)』。
本作はサンライズがおくるロボットアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の物語を追体験できるRPG。「機動戦士ガンダム」は富野由悠季を総監督とする、日本を代表する大人気ロボットアニメシリーズだ。
「鉄血のオルフェンズ」は2015年に放映された作品で、ゲームではそんな“オルフェンズの世界”を余すことなく楽しめるRPG作品となっている。
- 3Dグラフィックで繰り広げられる巨大ロボット同士のコマンドバトル!
- 漫画だけの外伝作品「月鋼」や最新作「ウルズハント」も収録!
- 複数のコンテンツをシンプルに楽しめる設計がラクチン!
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG(鉄オルG)の評価
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG(鉄オルG)』をプレイし良い点とイマイチな点、どんな人におすすめできるゲームアプリなのかわかりやすく評価しています。
ゲーム性 | (3.0) |
グラフィック | (4.5) |
世界観 | (4.5) |
コンテンツ | (3.5) |
BGM | (5.0) |
総合評価 | (4.1) |
Apple Store(2.9) | Google Play(2.6) |
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
迫力の3Dロボットバトル! 新作スピンオフ、漫画外伝も収録 手に取りやすい標準的なゲーム設計 | 新作スピンオフの主人公役の演技が色々キツイ 変わり映えしないスマホRPG感 |
こんな人におすすめ!
- 「ガンダム」シリーズが好きな人
- 硬派な世界観が好きな人
- ロボット作品が好きな人
ゲーム内容を詳しくレビュー
ここからは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG(鉄オルG)』がどんなゲームなのか詳しくレビューしていきますね!
3Dグラフィックで繰り広げられる巨大ロボット同士のコマンドバトル!
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG(鉄オルG)』は、「鉄血のオルフェンズ」シリーズの物語を追体験できるRPG。
3Dグラフィックによる迫力のモビルスーツ戦を、“ターン制のコマンドバトル方式”で楽しめるというアプリである。
冒頭からこんなことをいうのもどうかしているのだが、何かとシリーズファンにとっては悪い意味で有名になった「鉄血のオルフェンズ」を題材としているのが最大の特徴。
物語を追体験できることから、作中では随所にアニメシーンが盛り込まれている。
チャプターにあわせてバトルとストーリーパートが同時に楽しめる設計となり、バトルはターン制を採用。最大4機のチーム編成で戦うのだが、ご覧の通り機体によっては“戦いの選択肢がほぼ攻撃だけ”になりかね無い超シンプルバトルである。
戦略性が全くないわけではなく、モビルスーツには「速攻」「耐久」「特殊」「汎用」と4つのバトルタイプがあり、それぞれに役割が用意されている。もちろん、機体ごとにスキルも存在するので、編成次第では戦術の幅を広げることも可能だ。
本作はRPGかつターン制のバトルを採用しているため、機体の攻撃スキルや「必殺技」のモーション、カットインなどがやはり見応え抜群。デフォルメされたSDガンダムではなく、等身大3Dのガンダム・バルバトスが鈍器や銃火器で戦う勇姿は爽快の一言。
ちなみに「鉄血のオルフェンズ」にはお馴染みの“ビーム兵器”がほとんど登場していない。こういった事情により、まさしく“鋼と鋼のぶつかり合い”とでも形容したくなる男臭いロマンに満ちた世界観でもある。
シリーズファンからの評判は散々だが、筆者としてはゲーム映えする作品ではないかと考えている。何よりガンダム・バルバトスはカッチョいいモビルスーツだ。
漫画だけの外伝作品「月鋼」や最新作「ウルズハント」も収録!
「鉄血のオルフェンズ」は世界観&設定こそ、多くのロボット好きを熱狂させそうなポテンシャルを秘めている。しかし、ネタバレはあえて避けるが、ストーリー部分の展開に何かと勿体無い部分が多いのは事実。
それ故に本作を遊ぶプレイヤーは純粋なガンダム作品好きが多いはず。細かいところは目を瞑り、世界観・空気感さえ楽しめればそれで許容できる純粋なファンである。
特筆すべきなのは、本作に収録されているのは「鉄血のオルフェンズ」本編だけではないという点だろう。同じオルフェンズの世界を舞台にした新作スピンオフ「鉄血のオルフェンズ ウルズハント」が登場している。
ゲームでしか楽しめないオリジナル作品となり、本編とはまた違った物語が展開。こちらを目的にプレイするユーザーが多いのは自明で、オルフェンズの世界観・設定・雰囲気に関しては魅力的だからというのが主な理由ではないだろうか。
こちらの「ウルズハント」も本編部分と同様に、時折アニメーションを挟みながら物語が進行していく。ほぼフルボイスだが、ウルズハントの方は新作アニメに+αという立場上、ストーリーの更新には時間がかかりそうな印象を受けた。
ストーリーで言えば「鉄血のオルフェンズ」はTVアニメ2期まで収録とのことで、完結している分、地続きのシナリオが楽しめるのは大きい。さらに期間限定イベントでは“サイドストーリーズ”と称し、本編で描かれなかったエピソードも描くというのだ。
場合によってはこのサイドストーリーズで「鉄血のオルフェンズ」に対する評価も大きく変わるかもしれない。
なお、ウルズハントは本編の新作スピンオフだが、直接的な繋がりが現状ではほぼなく、初めて「機動戦士ガンダム」に触れる人でも問題ないと思う。ただ、主人公“ウィスタリオ・アファム”の演技にとてつもない違和感を感じてしまう人は多いはず。
誤解を招きかねないので先に断っておくが、画像のオヤジ2名は「ウィスタリオ」でも「アファム」でもない。
本作においてはコミックスで展開されていた「鉄血のオルフェンズ 月鋼」(※ 画像の機体&キャラ)も登場する。今後サイドストーリーズのシナリオに収録されれば、ある意味でアニメ化を果たしたことになりそうだが…。どのように展開されるかは今後のお楽しみである。
複数のコンテンツをシンプルに楽しめる設計がラクチン!
実は本作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG』は、原作の物語や新作ウルズハントを追う以外ではかなりスタンダードなスマホRPG。一人用モードで機体・キャラクターを育成し、「ボスバトル」や「PVP」などのコンテンツで遊ぶ…といった感じである。
ややこしいのは「ストーリー」とは別に「メインクエスト」の中でも「鉄血のオルフェンズ」のシナリオが展開されるということ。
物語の時系列をチャプター式にして、バトル自体を体験できる設計にしているだけだが、特に説明がないうえ、こちらでもアニメーションが挿入されるので、プレイヤーたちは困惑しそうである。
メインクエストの方は難易度もしっかりと上昇するので、ユニットの編成を見直したり、育成に集中したりと、やたら「RPG」らしいエッセンスを感じられるはず。このあたり大多数のスマホ向けRPG作品と共通していることから、かなりシンプルで遊びやすくはある。
画像のような煩雑に見えてしまう要素の数々も、序盤は特に気にすることはない。まずはレベルをあげてメインクエストを進め、コンテンツの解放、あるいは行き詰まったら育成&キャラクターの強みを考える。
複雑怪奇で面倒なシステムは全くなく、バトル・育成・ストーリーと、3本の柱を軸に集中できる端的さ。人によっては「はいはい量産型のスマホゲーね」などと、感じてしまうのは致し方のないことだ。
あくまで「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の世界を楽しむゲームであることから、中毒性の高さ・育成の面白さ・戦略を練るバトルなど、ゲームとしてのガチガチさ加減は重視していないのかもしれない。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG(鉄オルG)の序盤攻略
まずはメインクエストを進めてコンテンツを解放するのが最優先。「対戦(PVP)」や育成素材が入手できるクエストは、それなりにチャプター数を進める必要性があるからだ。とはいえ、物語を楽しむ人が大多数を占めそうな本作に限っては、普通に「物語」から遊んでも何ら問題ではない。
リセマラに関して言えば、欲しい機体・キャラクターがいる人に限ってはチャレンジを推奨したい。リリース記念により最大30連のガチャが回せるものの、体感的な排出量は渋め。
そして、キャラクター&シーンカード(装備アイテム)、モビルスーツと、ガチャが2種類に分けられており、こだわり始めると散財しかねない危険な課金バランスである。ここは注意されたし。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズGの事前登録特典
事前登録者数30万人を突破した『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG』を始めると、下記の事前登録特典が獲得できる。
事前登録特典
- ガンダム・バルバトス(第1形態)
- 三日月&オルガ
- シーンカード
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズGのレビュー、評価まとめ(総評)
よく言えば“スタンダードなスマホRPG”。悪く言えば“量産型”。一長一短ではなく、大多数のアプリと変わり映えしないゲーム性なのは、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」という題材以上に味気ない部分。
なにも特異なゲーム性にして欲しいわけではないが、どうしてもゲーム内コンテンツのほとんどが、新作「ウルズハント」のオマケといった印象になってしまいがち。その肝心のウルズハントも、リリース初日から1話(前半)とぶつ切り配信のため、 鉄血のオルフェンズのブランド力では流石に飽きられてしまいそうである。
最大の懸念点は、そんな話数という漫画的な長期連載スタイルでありながら、主人公の演技が聞くに絶えないレベルであること。彼を演じているのは乃木坂46、AKB48の元メンバーである女優・生駒里奈さん。少年を演じる声質としては合っているのだが、話題性のためだけに素人を起用した感が強い。
惹きのある1話(前半)から大根演技が悪目立ちしているので、誰が見ても酷い有様である。せめて収録する度に生駒さんの演技が成長することを祈るしかなく、折角楽しみにしていたオルフェンズのファンがあんまりだ。生駒里奈さんにはどうにか頑張って頂きたい。
- 3Dグラフィックで繰り広げられる巨大ロボット同士のコマンドバトル!
- 漫画だけの外伝作品「月鋼」や最新作「ウルズハント」も収録!
- 複数のコンテンツをシンプルに楽しめる設計がラクチン!
動画
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG(鉄オルG)のアプリ情報
アプリタイトル | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG |
ジャンル | RPG |
会社 | Bandai Namco Entertainment Inc. |
配信日 | 2022年11月15日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG公式サイト |
公式Twitter | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG公式Twitter |
対応機種 | ios14.0以降 /Android9.0 以上 |
サイズ | 435.3MB~ |
レビュー日 | 2022年11月18日 |
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