この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『クロニクル・オブ・インフィニティ』を実際にプレイしゲームが気になっている方に向けて分かりやすく解説しています。
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レビューを読むのがめんどうな人向けにいきなり結論!
『クロニクル・オブ・インフィニティ』は、NEOCRAFT LIMITEDがリリースしたアクションRPG。独自の神話体系を持つ壮大なSF世界の冒険が楽しめるハック&スラッシュ(以下「ハクスラ」)で、ロビーに集うモバイル向けのMOタイトルだ。
黙々とキャラクター育成に没頭できるゲームシステムや、最大150人のバトルロワイヤルが展開するPvPなどなど、従来式の放置系ハクスラにバラエティの富んだコンテンツを網羅している。
クロニクル・オブ・インフィニティの評価
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (3.5) |
グラフィック | (4.5) |
世界観 | (4.0) |
コンテンツ | (5.0) |
BGM | (3.0) |
総合評価 | (4.0) |
Apple Store(4.7) | Google Play(4.4) |
クロニクル・オブ・インフィニティの良い点・イマイチな点
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
爽快感抜群のハクスラ系アクションRPG 圧倒的なコンテンツの物量 遊び続けることで魅力が分かるスルメ感 | 固有名詞が多くて世界観が頭に入らない |
こんな人におすすめ!
- 手軽に強くなれるゲームが好きな人
- アクションRPGが好きな人
- 爽快感のあるゲームを求めている人
クロニクル・オブ・インフィニティとは?
『クロニクル・オブ・インフィニティ』は、2023年8月17日にNEOCRAFT LIMITEDから配信されたアクションRPG。便利なオート機能を備えつつ、手動で楽しめる爽快なアクション要素が目を引く。
装備を更新して総合戦力をガンガン伸ばす中国産ハクスラゲーを踏襲しているが、オープンワールドやローグライクダンジョン、都市建設要素にマルチプレイなど、幅の利かせた多数のコンテンツが魅力的となっている。
- 爽快な攻撃アクションが楽しめる新進気鋭のアクションRPG!
- 圧倒的なコンテンツの物量に脱帽。エンドコンテンツからがスタートに
- 遊び続けることで実感できるプレイヤードリブンなタイトル
クロニクル・オブ・インフィニティのゲーム内容を徹底レビュー
爽快な攻撃アクションが楽しめる新進気鋭のアクションRPG!
『クロニクル・オブ・インフィニティ』は壮大なSF世界を舞台にしたアクションRPG。
ステージ攻略を重ねていきながら装備アイテムをどんどん更新していく中国産のハクスラタイトルを彷彿とさせる。なお、パブリッシャーのNEOCRAFT LIMITEDは香港の会社のようだ。
バーチャルパッドを用いてキャラクターのスキルを駆使しながらバトルを進めていく本作は、派手な攻撃エフェクトと軽快なアクションが戦闘の爽快感を生み出している。
この手のタイトルにしてはかなり珍しく、グラフィック表現に力を入れているのが新鮮。プレイヤーキャラクターも敵のクリーチャーもアプリゲームの基準で考えたら悪くはないだろう。
攻撃モーションが素早く、全体的にバトルのテンポは早めだが、マニュアル操作における操作感はアイソメビュー式のハクスラゲーとして順当な感触だ。
群がる雑魚敵をまとめて一掃する気持ちよさは抑えており、アクションはやや単調ながらもプレイヤーを阻むトラップ&ギミック、ボスの強力なAOE攻撃の数々と、バトルの中に確かな緩急がある。
各ステージにはミッション目標が設定されているが、こちらもプレイヤーの育成が足りなかったり、適切なギミック処理を行わなかったりするとちゃんと達成できない。
妙な表現だが、こういったタイトルの多くがどうにもプレイヤー主導で攻略させる気がなく、ゲーム内コンテンツがハリボテ状態になりがち。その点、少しでもゲーム性を楽しませようとするNEOCRAFTの気持ちが伝わる。
当然、フルオートで効率的な戦闘を行うオート機能は完備されている。育成を進めることで、装備性能によるパワープレイももちろん可能だ。その場合は若干の味気なさを感じてしまうは言うまでもない。
しかしながら、コンテンツによってはプレイヤー自身がマニュアル操作で戦った方が目覚ましい戦果を挙げられる場合もあり、PvPや防衛系のステージはその傾向が特に強い。爽快感溢れるアクションバトルの醍醐味はぜひ、自分の手で体験したいところだろう。
圧倒的なコンテンツの物量に脱帽。エンドコンテンツからがスタートに
本作はコンテンツの種類が幅広くユニークなものが多い。その1つで紹介したいのがこちらの【ガーデン防衛戦】だ。
『ヴァンパイアサバイバー』から爆発的な人気を得た“サバイバー系”、あるいは“ヴァンサバライク”なモードとなっている。ローグライトなパワーアップ要素まで備わっており、もはや完全に別のゲームである。
前述のガーデン防衛戦に連なるコンテンツ【ガーデン】では街づくりまで楽しめてしまう。
どちらもゲーム内の息抜き的な立ち位置にあたりそうだが、研究施設のレベルに応じてアンロックできる設備すら異なる。やたらサブコンテンツが作り込まれているのが他のタイトルに見られない特徴だ。
『クロニクル・オブ・インフィニティ』では、モバイルゲームならではの特色を活かした、MOらしいマルチプレイコンテンツも複数用意されていた。
育成に必要不可欠な資金を集めるコインダンジョンから、経験値を獲得できるEXPダンジョンも、他のプレイヤーと協力して挑めるコンテンツだ。プレイヤーレベルを高めていけば、なんと最大150人のプレイヤーと戦う【アペックスゲリラ】が開放される。
残念ながら筆者のプレイでは要求されたプレイヤーレベルを満たすことができなかったため、エンドコンテンツまでは未到達。それでも大量のコンテンツが用意されていて、開発には相当なコストが発生していそうだ。
ローグライク系ランダム生成ダンジョンの【アビスの試練】、オープンワールドのマップで見知らぬプレイヤーと競争し合う【エンシェントルーインズ】、宝を奪い合う【トレジャーハント】など、遊びごたえはたっぷりである。
遊び続けることで実感できるプレイヤードリブンなタイトル
本作のように簡単な操作性と便利なオート機能でサクサクゲームが進めてしまうハクスラゲームは数多く存在している。
ただ、それらの有象無象な作品とは明確に秀でたクオリティが担保されているのが『クロニクル・オブ・インフィニティ』の強みと言えるのではないだろうか。
取っ付きにくいSF世界やビジュアルなのは認めよう。それでも全登場キャラクターにしっかり日本語ボイスが収録され、演技による個性付けも問題ナシ。文章として破城している箇所もほぼなく、ゲームアプリという製品でなら合格ラインだ。
他にも種類豊富なエネミーの数々、ボス敵ごとに異なる登場ムービー演出、決して雑ではないグラフィック表現など、中国産ハクスラゲーの多くが見習うべきポイントは枚挙にいとまがない。
この手のゲームで代表的なのは『魔剣伝説』だろうか。ごちゃごちゃしたUI、やたらと種類が多い育成要素などは無論、両者の共通点としてプレイヤーを萎えさせる箇所になる。
根本的な設計思想が恐らく共通していることから、その辺りの改善は難しいところだが、本作を遊んでみるとコンテンツのクオリティに明確な差を感じるのは非常に興味深いところ。リリース時期が異なるとはいえ、ゲームを成立させる意識がなされている。
もしも本作を俗っぽく例えるならば、“クオリティに拘って真面目に作った『魔剣伝説』”というのが伝わりやすい好例ではないだろうか。
基本は似通っているが、遊び続けていくほどハクスラに求められそうな競技性の高いモードが続々と登場し、プレイヤードリブンでそれらのコンテンツを楽しめる。あとはひと目で『魔剣伝説』のようなゲームと思われない1歩の工夫が欲しかった。
クロニクル・オブ・インフィニティの序盤攻略
まずはメインクエストを進めていき、プレイヤーレベルを上げていきながら装備やスキルの強化を地道にこなして行こう。育成が不十分の場合はボスとの戦いでわかりやすく苦戦する設計なので、厳しいと感じた時点でサブクエスト、あるいは育成系ダンジョンに手を出すと迷わないはずだ。
リセマラは非推奨。強力な装備はゲーム内でも獲得できる上、コンテンツ開放までに時間もかかる。ゲームを初めてそのまま育成に集中するのがおすすめだ。
クロニクル・オブ・インフィニティの事前登録特典
『クロニクル・オブ・インフィニティ』では事前登録特典として下記がプレゼントされる。
- ゴールド×100K
- ダイヤ×100
- SSR星3戦甲×1
- 装備ガチャ券×20
- 限定タイトル「開拓者」
- ルーペス×1
クロニクル・オブ・インフィニティのレビュー、評価まとめ(総評)
遊び続けていくとゲームを始める前の不安を大きく払拭するほど、真っ当なクオリティを体感できる珍しい放置タイプのハクスラである。
ゲーム序盤はグラフィック部分と手動操作の体験しか強みが感じられず、“量産型”と揶揄されても仕方がない。ビジュアルが持つ受けの悪さ、魅力的なコンテンツを楽しむまでの導線は考え直して欲しいというのが素直な意見だ。
- 爽快な攻撃アクションが楽しめる新進気鋭のアクションRPG!
- 圧倒的なコンテンツの物量に脱帽。エンドコンテンツからがスタートに
- 遊び続けることで実感できるプレイヤードリブンなタイトル
動画
クロニクル・オブ・インフィニティのアプリ情報
アプリタイトル | クロニクル・オブ・インフィニティ |
ジャンル | アクションRPG |
会社 | NEOCRAFT LIMITED |
配信日 | iOS:2023年8月17日 Android:2023年8月17日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | クロニクル・オブ・インフィニティ公式サイト |
公式X(旧Twitter) | クロニクル・オブ・インフィニティ公式X(Twitter) |
対応機種 | iOS9.0以降 /Android4.4 以上 |
サイズ | 1.4GB~ |
レビュー日 | 2023年8月19日 |
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