【評価&レビュー】『Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)』アンデッドの王として死の軍団を率いて戦うハクスラアクションRPG!

この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)』を実際にプレイしゲームが気になっている方に向けて分かりやすく解説しています。

『Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)』はios:1,500円でインストール可能です。

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目次

レビューを読むのがめんどうな人向けにいきなり結論!

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Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)』は、2023年8月31日にiOS版が配信されたハクスラアクションRPG。本作はSteamとSwitch版(海外)にてリリースされている人気インディーズタイトルだ。

日本では『アンデッドパーティ』の名称で1作目がSwitch向けに配信されている。倒した敵を仲間に迎えるユニークなゲームシステムと、街の復興に合わせてコツコツ強くなれるゲームデザインなど、1人でまったり遊べるタイトルとなっている。

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)の評価

\ 実際に遊んだ評価 /

ゲーム性(4.0)
グラフィック (3.5)
世界観 (4.0)
コンテンツ (4.0)
BGM (4.0)
総合評価 (3.9)
※評価の基準について
Apple Store(5.0)Google Play()

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)の良い点・イマイチな点

良い点イマイチな点
死者が略奪される無情な世界観
倒した敵を仲間に即迎えるユニークさ
徐々に強くなれるゲームデザイン
日本語テキストの表記揺れ

こんな人におすすめ!

  • ハクスラが好きな人
  • 変わった切り口のアクションRPGを探している人
  • 知る人ぞ知るインディーズゲームマニア人

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)

Undead Horde 2: Necropolis
iPhoneAndroid
10tons Ltd
ハクスラアクションRPG

🛒価格→iOS:1,500円

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)とは?

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)』は、2023年3月30日にSteamにて10tons Ltdが発売したハクスラアクションRPG。本アプリ版はその移植版であり、どこでも遊べる手軽さが魅力的。

死者を蘇生させて生者が持つ「魂の壺」を回収し、ボロボロの街を再建しながら死者の魂を解放していくことになる。価格はiOS:1,500円。

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)の特徴
  • 死者が生者に迫害される世界。死者側の反撃から始まるストーリー
  • 「ようこそこちら側へ!」倒した敵をその場で仲間に加えるユニークさ
  • ネクロポリスをコツコツと再建して冒険を有利に進める

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)のゲーム内容を徹底レビュー

ここからは『Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)』がどんなゲームなのか特徴別に詳しくレビューしていこう。

死者が生者に迫害される世界。死者側の反撃から始まるストーリー

死者が生者に迫害される世界。死者側の反撃から始まるストーリー

ファンタジー作品における死者とはどのように定義されるのだろう。作中の登場人物が死ねば死者と言えるはずだが、死者の国が存在していて、そこに住む者も死者と言える。

本作の世界観では後者の意味合いが特に強い。何故なら作中における“主要キャラクターは肉体の朽ちた死者”ばかりだからだ。

死者が生者に迫害される世界。死者側の反撃から始まるストーリー

死者の街「ネクロポリス」は、全ての魂が等しく来世の慰めを求める場所だという。果たして来世を迎えるために集う場所なのか、転生できない魂たちが彷徨う憩いの場所なのかは不明。どうやら生者側と死者側で社会的に交流がある独特な世界観のようだ。

しかしある時、生者が「魂の壺」を発明したことで両者の関係に亀裂が入る。その壺とは魂を永遠に保存できる代物であったのだ。

死者が生者に迫害される世界。死者側の反撃から始まるストーリー

死んだ者の魂を保存できるのであれば、来世を迎える必要はなくなる。壺の発明は倫理観を見つめ直してもやはりタブーだ。これを機に生者は死者に対する軽蔑を始めるが、次第にその傲慢さもエスカレートしていく。

やがてネクロポリスに目を向けた生者たちは、強行的にネクロポリスへの攻撃を始めてしまう…。魂や宝物などあらゆるものが略奪されていった。

死者が生者に迫害される世界。死者側の反撃から始まるストーリー

ファンタジー作品で死者の世界と言えば、聞くだけでヤバそうな雰囲気が漂う暗黒の世界をイメージしがち。そんなステレオタイプの空気は残しつつ、明確に生者=主に人間を“悪”として描くのが本作である。

平穏な世界に侵攻して来るのはいつだって活力に満ちた人間たちだ。死してもなお、こんな仕打ちを受けるのはあんまりだが、ゲームではプレイヤーの同情心を誘いながらもスタートを迎えていく。物語はまさしく死者側の反撃…といった様相だ。

「ようこそこちら側へ!」倒した敵をその場で仲間に加えるユニークさ

「ようこそこちら側へ!」倒した敵をその場で仲間に加えるユニークさ

プレイヤーはネクロポリスの危機を察知して封印から解かれたアンデッドの王様。スカベンジャーたちの略奪によって覚醒し、ネクロポリスの再建壺に囚われた魂の開放を目指すことになる。

ゲームではバーチャルパッドでキャラクターを動かし、武器ボタンのタップにて攻撃を行うシンプル操作。また、倒した敵の死体、あるいは墓地などから共に戦ってくれる死者の兵士を蘇生できるのが特徴だ。

「ようこそこちら側へ!」倒した敵をその場で仲間に加えるユニークさ

従えている兵士には“突撃”“追従”2つの命令を繰り出せる。自ら前線で戦うのも良いが、仲間の戦闘中、敵の裏手に回って背後から攻撃を仕掛けるといった戦術も可能。

ただし、アクションRPGでもアクション性自体がそこまで高い訳ではない。戦闘力の高い相手にはこちらの戦力が優っていても、劣勢になるケースがほとんどなので要注意されたし。

「ようこそこちら側へ!」倒した敵をその場で仲間に加えるユニークさ

バトルを有利に進めるためには戦闘中敵の死体を活用したり、フィールドに存在している拠点の破壊を積極的に行うのが基本のキ。ゲームを進めていけば、召喚できる兵士の種類は増え、魔法まで使えるようになる。戦術の幅は次第に広がるのだ。

さらに本作のジャンルは「ハクスラ」。バトルを繰り返し、敵がドロップした武器を付け替えていくことが成長の近道でもある。特に武器に関して言えば、編成や自分の戦い方に合ったものを選びたいところだ。

「ようこそこちら側へ!」倒した敵をその場で仲間に加えるユニークさ

兵士の種類はそれなりに豊富で、ネクロポリスに帰れば蘇生する兵士を自由にデッキ編成できる。とはいえ、ステージを攻略して行かなければその数は増えない。

新しく挑戦するステージはかなり手強く、ある程度自分なりの戦術ロジックを持たなければ間違いなく苦戦を強いられるだろう。最初のうちは挑戦する度に、慎重な立ち回りを意識させられるはずだが、それが戦略ゲーム的で面白い

「ようこそこちら側へ!」倒した敵をその場で仲間に加えるユニークさ

確かにアクション性は薄いが、リアルタイムストラテジーを取り入れたようなバトルは体験としてユニークだ。仲間をゾロゾロと引き連れて戦うのもビジュアル的な愉快さがある

ハクスラ要素との噛み合わせは正直イマイチだが、武器掘り要素がゲームのリプレイ性を高めてくれるため、無かったら無かったでそれは寂しいに違いない。エンドコンテンツとして最強の武器を求めて欲しいものだ。

ネクロポリスをコツコツと再建して冒険を有利に進める

ネクロポリスをコツコツと再建して冒険を有利に進める

ネクロポリスの復興はゲームの主な目的の1つだが、実はステージ攻略にも欠かせない重要な冒険の拠点。ゲーム開始時点だとスカベンジャーたちの侵攻によってかなりボロボロな状態だ。

街は冒険にまつわる基本的な機能が集約されているので、サブクエストが更新されたら戻って復旧を進めておきたい。

ネクロポリスをコツコツと再建して冒険を有利に進める

特に重要となるのが【ハウス】による兵種強化要素。作中には20種近い兵種が存在しており、それぞれ得意不得意が備わっている。

ハウスを活用すれば、兵種の持つ個性を伸ばせるアビリティが獲得できる。例えば【スケルトンハウス】で能力を開放すれば、スケルトンの兵士に関連したパワーアップが期待できるといったイメージである。

ネクロポリスをコツコツと再建して冒険を有利に進める

街の中央にある【肖像の神殿】では蘇生できる兵種の最大数を増やせる。役割に重きをおいたロールプレイ要素では要となる機能なので、クレジットを獲得したらこちらも優先的に修理すべきだろう。

最初のうちは連れ歩ける兵士の数がかなり少なく、だいぶジリ貧気味。それでも複数の混成部隊で編成した方が戦術の幅は広がるし、戦闘でも優位に立ちやすいのだ。

ネクロポリスをコツコツと再建して冒険を有利に進める

なお、各ステージは地続き式に接続されており、ワープポイントを開放すれば街とも行き来できるようになる。おかげで攻略に行き詰まった場合には、街へ戻って対策を考えるトライ&エラーなゲームサイクルが生まれやすい。

本作はソウルシリーズのような“死にげー”ではないし、レベルやグレードアップの恩恵が大きいことから比較的遊びやすい部類のタイトルだ。ともあれ、プレイスタイルには個人差があるので、街の機能を活用しながらコツコツ進めていくのが良さそうだ。


Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)

Undead Horde 2: Necropolis
iPhoneAndroid
10tons Ltd
ハクスラアクションRPG

🛒価格→iOS:1,500円

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)の序盤攻略

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)の序盤攻略

ゲームを始めてから3ステージ目の【泥沼】に登場するコボルト族はかなり強い。油断しているとあっという間に全滅してしまうので、兵種のアビリティ開放などは忘れずに行っておこう。プレイヤーの立ち回り方にも気をつけたい。

戦闘中複数の小隊が釣られないように、各個撃破を心がけて慎重に拠点を破壊していくのが良いだろう。

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)のレビュー、評価まとめ(総評)

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)のレビューと序盤攻略を掲載!

編成組み替えや武器を集める楽しみがある一方で、何かとクレジット要求が発生して、システム的な不便さが目立つように思う。スマートフォンに最適化された操作性は好みが分かれるも、バトル自体が簡単なので大した影響はないだろう。

本作は2作目となるタイトルだが、前作をプレイしていなくても問題がなかった。遊び込めるちょっと変わったゲームを探している人にはおすすめのタイトルだ。

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)の特徴
  • 死者が生者に迫害される世界。死者側の反撃から始まるストーリー
  • 「ようこそこちら側へ!」倒した敵をその場で仲間に加えるユニークさ
  • ネクロポリスをコツコツと再建して冒険を有利に進める

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)

Undead Horde 2: Necropolis
iPhoneAndroid
10tons Ltd
ハクスラアクションRPG

🛒価格→iOS:1,500円

動画

Undead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)のアプリ情報

アプリタイトルUndead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)
ジャンルハクスラアクションRPG
会社10tons Ltd
配信日iOS:2023年5月31日
Android:-
価格iOS:1,500円
Android:-
公式サイトUndead Horde 2: Necropolis(アンデッドホード2)公式サイト
対応機種iOS 13.0以降
サイズ520.4MB~
レビュー日2023年9月17日

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