無料で遊べるスマホゲームアプリ『戦国再臨:大戦の覇者となれ』をプレイしレビューと序盤攻略を掲載しています。どんなゲームなのか気になっている方は当記事を参考にしてみてください。
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戦国再臨:大戦の覇者となれとは
2022年11月30日、HK Hero Entertainment Co., Limitedからリリースされたスマホゲームアプリ『戦国再臨:大戦の覇者となれ』。本作はかつてSEGAが運営するアミューズメント事業にて人気を博していた、アーケードゲームのライセンスを受け継ぐ戦国戦略系カードRPG。
セガサミーグループ関連企業「株式会社セガ・インタラクティブ」が展開していたゲームセンター(※ 現在の名称は「GiGO」)を訪れると、実物のカードを用いてオンライン対戦が楽しめるゲーム筐体「戦国大戦」が置かれていた時期が過去にあった…。
現在稼働は終了しているが、本作はそんな「戦国大戦」のDNAを引き継ぐスマートフォン向けアプリゲームとなる。
- かつてゲームセンターを熱狂させた「戦国大戦」の世界がスマホで新たに蘇る!
- スマホで体験できる迫力の合戦!大軍同士のぶつかり合いがアツい
- 色濃い戦国武将たちが繰り広げるおまけではないストーリー!
戦国再臨:大戦の覇者となれの評価
『戦国再臨:大戦の覇者となれ』をプレイし良い点とイマイチな点、どんな人におすすめできるゲームアプリなのかわかりやすく評価しています。
ゲーム性 | (3.5) |
グラフィック | (3.0) |
世界観 | (4.5) |
コンテンツ | (5.0) |
BGM | (4.5) |
総合評価 | (4.1) |
Apple Store(4.3) | Google Play(4.7) |
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
「戦国大戦」のIPが活きている セミオートながら見ていて楽しいバトル 付け焼き刃ではないストーリー | 昨今の3Dゲーム基準だとグラフィックが見劣りする |
こんな人におすすめ!
- 過去に「戦国大戦」をプレイしていた人
- 戦国時代の武将が好きな人
- シミュレーションゲームが好きな人
ゲーム内容を詳しくレビュー
ここからは『戦国再臨:大戦の覇者となれ』がどんなゲームなのか詳しくレビューしていきますね!
かつてゲームセンターを熱狂させた「戦国大戦」の世界がスマホで新たに蘇る!
『戦国再臨:大戦の覇者となれ』の公称ジャンルは戦国戦略系カードRPG。編成に組み込まれた戦国武将の部隊をフィールドへ配置し、一人ひとり3Dモデルで描画された足軽たちの“合戦”が楽しめる。
昨今のハイエンドな3Dグラフィック表現に比べれば見劣りする粗さがあるものの、編成に組んだ戦国武将と足軽は皆個別に描画されており、それぞれがバラけて戦闘を行っている。この描写をモバイルで挑戦するのはかなり思い切ったものだが、筆者は感動している。
作中では5つの「兵種」相性を前提としたバトルが展開。兵種にはそれぞれ攻撃間隔・攻撃距離・移動速度の3つが基本性能として設定されているほか、「突撃段階」と「混戦段階」の2フェーズで挙動も異なる。
バトルはセミオートではあるが、キャラクターの動きに緩急があるので見ていて飽きづらい。初めて遊ぶプレイヤーには物珍しく映るはずだ。
織田信長、羽柴秀吉、前田利家、柴田勝家など、誰もが一度は耳にする戦国武将はもちろんのこと、“戦国時代マニア”でしかピンと来ないような武将たちも登場。しかもイラスト&ボイスは「戦国大戦」時代のものを受け継いでいるので、どの武将もやたらと濃い。
スマートフォンゲームらしくストーリー進行はステージ制を採用している。日本地図風のワールドマップ上で駒を進めていくイメージで、寄り道できるコンテンツも多数収録。
道中には簡単なミニゲームが用意されているほか、昨今のタイトルでは当たり前になりつつある放置収益(または放置報酬)も完備。ゲームをプレイしていない間、時間経過で育成素材やゲーム内通貨が溜まるので別に悪いものではない。
むしろプレイヤーとしては助かる機能なので、ぜひ有効活用して欲しい。
アプリゲームとして生まれ変わった本作は「戦国大戦」のライセンスを引き継ぐものの、あくまで『戦国再臨:大戦の覇者となれ』であって「戦国大戦」ではない。
ファンの中にはセミオートバトルの新解釈に納得できないプレイヤーもいると思うのだが、むしろよくここまで雰囲気を崩し過ぎないようアプリ化したとも感じている。新しい「戦国大戦」の世界を筆者は応援したい。
スマホで体験できる迫力の合戦!大軍同士のぶつかり合いがアツい
『戦国再臨:大戦の覇者となれ』では、あらかじめプレイヤーが編成した戦国武将の組み合わせがバトルのカギとなる。戦闘そのものはオートで進行するが、武将が持つ「計略(スキル)」は任意で発動可能。全てを自動に任せるフルオートプレイも対応済み。
バトルではただ大軍同士がぶつかるわけではなく、時折フィールド上に設置された「大砲」などの設備を活用するのもポイントだ。プレイヤー側では部隊の操作ができないので、戦闘開始前の部隊配置で移動距離・移動速度が高いユニットを前線に出すといった、編成の工夫がここで活きてくる。
特に戦闘開始前は部隊編成と部隊配置の両方を入念に考えておきたい。例えば画像の敵ユニットの配置では「騎馬隊」を前衛、「鉄砲隊」を後衛に配置している。
前衛の騎馬隊を倒しても増援として後続に控える「刀足軽」到着までに、鉄砲隊でHPを削られてそのままトドメを刺される場合も考えられる。セミオートバトルと言えど、ユニットの特性に基づいたロジックで戦術を立てるのは基本なのだ。
大軍同士が入り乱れて足軽が戦う様子は壮観の一言。各部隊の中心にいる武将もそれぞれ計略スキルのカットインでバトル演出を盛り上げてくれる。攻撃系スキルが敵部隊に使用されれば、足軽たちもバラけて吹っ飛んでいく妙な細かさも面白い。
惜しむべき点はカメラ操作をもう少し自由に操作できれば良かった。やはり見え方自体は大多数のアプリゲームと比べても映えるものがある。
実際、計略の演出に迫力を感じさせる武将もいるし、演出ではカメラもここまで近づける。どの武将も遠めに映る割に3Dモデルが作り込まれているので、カメラ機能に力を入れないのは勿体ない。
色濃い戦国武将たちが繰り広げるおまけではないストーリー!
『戦国再臨:大戦の覇者となれ』では、割としっかり戦国時代をテーマにしたメインストーリーが用意されている。当然だが「戦国大戦」の濃いキャラクターが織りなす物語が、オマケレベルの筈がない(良い意味)。
プレイヤーは織田家に仕える“軍師”として各地の戦国武将たちと対峙する。重ねてお伝えするが、キャラクターが皆濃いのだ。それはキャラクターデザインに対して同様の意味も含んでいる。バトル中なんかはキャラクターのボイスと相まってインパクト強め。
主要キャラクターの織田信長あたりはむしろ正統派過ぎて印象に残りづらい。どちらかと言えばその家臣たちの方が個性的であり、イラストひとつとっても書き込み量が凄い。これがスマホゲームとアーケードゲームのイラストに対する熱量の差なのだろうか。
「こんな迫力あるイラストでチュートリアルをされても全く頭に入ってこない」
ストーリーがある程度進行する度に戦国時代の情勢や、武将たちに迫った簡単なナレーションが差し込まれる。現在のストーリーが指し示している日本史の出来事を要点的に解説しており、適当に遊んでいてもちょっとした豆知識になりそうだ。
さらに、物語を魅力的にしているどこか憎めない敵方戦国武将たちも忘れてはならない。書き込まれたイラスト、只者ではないシリアスなオーラ、誇り高き武人としての矜持…と来て、なんだか親しみやすい会話をひとつまみ。
もしも、シナリオにボイスが収録されていればだいぶシュールな場面が連続していたことだろう。それでも次々と登場する個性強めな武将たちは、本作を楽しむために欠かせない存在である。
戦国再臨:大戦の覇者となれの序盤攻略
ゲーム内のコンテンツはかなり多めに収録されているが、序盤からそれらにアクセスすることはできない。メインストーリーを進めながら、その流れの中で少しずつ“新要素”として解放されていくので、まずはストーリーを進めるところから初めるべきだ。
なお、初回10連ガチャを何度でも引き直せるため、リセマラは特に行う必要がない。最高レアリティのSRを2枚引ける確率も高く、幸先の良いスタートを切りやすい。
戦国再臨:大戦の覇者となれの事前登録特典
事前登録者数30万人を突破した『戦国再臨:大戦の覇者となれ』を始めると、下記の事前登録特典が獲得できる。
事前登録特典
- 銅貨x20,000
- 糧秣x10,000
- 招聘令x10
- 突破丹x500
- 鉄塊x2,000
- 軍師セット(R)
- 通宝x1,000
戦国再臨:大戦の覇者となれのレビュー、評価まとめ(総評)
流石に元アーケード筐体のカードゲームだけあって、全体的な情報量の多さに辟易してしまうプレイヤーは一定数以上いることだろう。ゲーム要素を細かく分けるほど、プレイヤーには遊びの選択肢が用意されているのと同義だが、それはゲーム本編をやり込んだ者にしか伝わらない良さである。
本作はライセンス元のSEGAが監修しているとのことで、なるべく従来のファンに向けた作りにしたかったのだろうとも思う。
だが、「モバイルアプリゲーム」「基本無料」の訴求にプラスする形で「アーケードカードゲームがアプリで復活」などと、話題性の強い訴求が名前を知っているだけの新規プレイヤーを巻き込み、粗いグラフィック&セミオートバトルと、悪い前評判に先行してしまったのではないだろうか。
筆者としては“セミオートバトル”のジャンルに根ざす平凡な多数のアプリゲームよりも抜きん出ていると考える。確かに荒削りでその実全くの別物かもしれないが、アーケードカードゲームの雰囲気を再現しようするタイトルはそうそうないだろう。
- かつてゲームセンターを熱狂させた「戦国大戦」の世界がスマホで新たに蘇る!
- スマホで体験できる迫力の合戦!大軍同士のぶつかり合いがアツい
- 色濃い戦国武将たちが繰り広げるおまけではないストーリー!
HK Hero Entertainmentの別タイトル
動画
戦国再臨:大戦の覇者となれのアプリ情報
アプリタイトル | 戦国再臨:大戦の覇者となれ |
ジャンル | 戦国戦略系カードRPG |
会社 | HK Hero Entertainment Co., Limited |
配信日 | 2022年11月30日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | 戦国再臨:大戦の覇者となれ公式サイト |
公式Twitter | 戦国再臨:大戦の覇者となれ公式Twitter |
対応機種 | ios12.0以降 /Android5.0 以上 |
サイズ | 1.5GB~ |
レビュー日 | 2022年12月2日 |
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