この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『機兵とドラゴン』を実際にプレイしどんなゲームアプリなのかを読者様に向けてわかりやすくレビュー、解説しています。
機兵とドラゴンの概要
『機兵とドラゴン』がどんなゲームアプリなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はここだけ読もう。
機兵とドラゴンはどんなゲーム?
- 手軽なのに奥深い。複数人で臨む空戦バトルロイヤル!
- さまざまなモチーフがずらり。個性豊かで魅力溢れる「機兵」たち
- 世界観や設定も「メインストーリー」でしっかり補足!
『機兵とドラゴン』は、Donuts Co. Ltd.が2024年4月8日にiOS/Androidにて配信したリアルタイムストラテジー。価格は基本無料。『城とドラゴン』『モンスタークリエイト』『ちびロボ!』で知られるゲームクリエイター・森山尋氏が参画する。
公称ジャンルは「リアルタイム運命共同体バトル」。5分の短い時間の中で戦略を組み立て意思決定をくだす奥深さと、手軽にプレイし続けられる中毒性の高いバトルが持ち味となっている。
機兵とドラゴンの評価
\ 実際に遊んだ評価 /
ゲーム性 | (5.0) |
グラフィック | (4.0) |
世界観 | (4.5) |
コンテンツ | (3.5) |
BGM | (4.5) |
総合評価 | (4.3) |
Apple Store(4.5) | Google Play(3.0) |
機兵とドラゴンの良い点・イマイチな点
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
手軽なのに奥深い空戦バトロワ さまざまなモチーフ「機兵」たち 世界観・設定もしっかり補足 | 好きな機兵をリーダーにするとリーダースキルが固定されてしまい戦略の幅が限られる |
機兵とドラゴンの魅力を詳しくレビュー!
ここでは『機兵とドラゴン』がどんなゲームなのか魅力別にレビューしていきます。
手軽なのに奥深い。複数人で臨む空戦バトルロイヤル!
『機兵とドラゴン』は、4〜12人での空戦バトルロイヤルが展開するリアルタイムストラテジー。公称ジャンルを「リアルタイム運命共同体バトル」としているように、複数人でチームを編成して遊ぶと、プレイヤーの投票次第で試合中に待ち受ける運命が決定される。
ゲームは画面横スクロール形式のマップを採用。自動的にマップ内を動き回る「浮島艦」を守りながら、「機兵」たちを召喚し、敵プレイヤーを倒していくというものだ。
画面右側下にはプレイヤーが出撃前にデッキ編成した機兵たちのカードが手札として出現する。状況に応じて機兵をフィールド内に召喚し、敵NPCや敵プレイヤーとの戦いを進めていくことになる。
機兵ごとに出撃できる回数は決まっているので「どのタイミングでどういった機兵を召喚するのか」状況に応じて判断を下さねばならない。もちろん、戦う機兵同士には属性相性もあるので、それを考慮するのも重要だ。
難しそうに思えるかもしれない。しかしながらプレイヤーが行う操作は“画面に表示されたカードをスワイプして使う”か、“浮島艦のパワーアップを選択&投票した内容の選択”程度しかない。
より雑に言えば、基本自動で進行するオートバトルの中で、プレイヤーが行動選択に介入するくらいである。スキルの発動も自動だし、浮島艦と機兵がフィールドのどこへ向かうのかも自動なので、プレイヤーは指揮系統に集中するだけ良い。
浮島艦はフィールド内に登場している「チビドラの巣」「デカドラ」を倒すことでパーツを獲得し、パワーアップさせられる。このパーツも出撃前の編成に“補欠”というかたちで、不要カードとして排出されないよう設定可能。上手くパーツを選び有利に立ち回っていく。
また、戦闘中はこちらの浮島艦のHPや、接敵した相手の機兵から状況を判断し、投票カードを使うことで、浮島艦が取るべき行動を指定できるのがポイント。仲間とチームを組んでいれば、互いが選択した投票のいずれかがそのときに反映されるだろう。
バトルは1試合5分の時間制限が設けられている。相手を殲滅するか、あるいは生き残ってスコアを多く稼いだプレイヤーが勝利となる。必ずしも相手プレイヤーを倒す必要はなく、戦力が厳しい場合は逃げながらスコアを稼いで勝利する…といった選択肢も取れるのだ。
操作性・システムもシンプルでありながら、5分という短い時間に起伏の富んだ戦略バトルが展開されるため、手軽でいてかなり奥深いゲーム性に仕上がっていた。それゆえリプレイ性も高く、気軽にどんどん挑戦できるハードルの低い対戦が楽しめる。
さまざまなモチーフがずらり。個性豊かで魅力溢れる「機兵」たち
『機兵とドラゴン』においては、“機兵”も“ドラゴン”もどちらも戦いに欠かせない存在だ。特にバトルの要になるのはやはり機兵。作中においてはさまざま生き物をモチーフにしたと思われる個性豊かな機兵たちが登場する。
バトルは機兵の性能と出撃できる回数を考慮して、ランダムに組まれるデッキ編成で戦いに臨む。そのため、入手した機兵は補欠要因を除いて満遍なく育成しておく必要がありそうだ。
機兵たちはどこかデフォルメ気味なキャラクターデザインだが、一人ひとり3Dグラフィックで細部にこだわってモデリングされている。
バトル中も3Dの機兵たちが活躍してくれるワケなのだが、カメラとの距離感の関係性でそこまでまじまじと見れる機会はない。ただ、戦闘終了時のリザルトや、スキル発動時のカットインでは表情豊かかつ、躍動感あるアニメーションで元気に動いてくれる。
ほかにもホーム画面に設定すれば機兵たちの3Dモデルを見ることは可能だ。また、スキン要素も備わっていて、将来的には“特別なコスチューム”に身を包んだ機兵たちの姿も楽しめるかもしれない(※記事執筆時点ではカラー変更系が主)。
ゲームは「バトルロイヤル」のジャンルに入るが、戦場では相手とキャラクターが被るケースも考えられる。そういった観点から見ると、スキン要素そのものはプレイヤーの個性が出せて嬉しいものだろう。
「好きな機兵がいるけどデッキ編成がランダムなのは困る…」そんなプレイヤーでも、デッキ内の“リーダー”として機兵を設定しておけば、ランダム変数の影響を受けず確実に出撃可能だ。
とはいえ、リーダーに置かれた場合は、機兵固有の【リーダーアビリティ】も発動するので、戦略から編成を考慮するようになると、外さねばならない可能性も出てきそうである。
ドラゴンは、デッキに1体だけ編成できる強力な存在となる。強力ゆえに召喚してから一定時間が経過すると帰還してしまうので使い所は、限られてくることだろう。なお、ドラゴンもリーダーとして設定できるので、一考の価値はある。
また、ゲーム内には機兵たちに迫った【機兵ストーリー】も収録。見た目や性能でお気に入りの機兵を育成するのも良いが、こちらの機兵ストーリーも忘れず読んでおきたい。
世界観や設定も「メインストーリー」でしっかり補足!
本作は独特の世界観や設定を持つが、てっきりバトルロイヤルのPvPを主軸においたがために、そもそも物語は存在しないものかと考えていた。が、実際には【メインストーリー】として、主人公たちの冒険が描かれている。
それもゲーム内のPvPが「ウキシマバトル」と呼ばれる架空競技として成立しており、主人公たちはその競技におけるチャンピオンを目指すという王道テイスト。
ただチャンピオンを目指すというものでもなく、機兵「リニア」の謎やら、ウキシマバトルの背後にある世知辛い事情やらと、意外なほどしっかり物語として成立しているのだ。
『機兵とドラゴン』はゲームの正式リリースに至るまでの間、メディアとのタイアップ記事や公式Xの更新によって、主にキャラクターの紹介とゲームシステムについて多くを発信してきた。
それが正式リリース後、フタを開けてみれば、世界観にまつわるQ&Aと芯のあるメインストーリーで、ゲームが持つバトル以外の魅力が徐々に紐解いていける構造となっている。
あくまで対戦系に特化したアプリゲームとして、本作を捉えていたプレイヤーはさぞかし多いはずだ。先に少しだけ紹介していたが、機兵ストーリーについても忘れてはならない。
ここは好みの大きく分かれる部分だが、ゲーム中におけるキャラクターのボイスが作中の世界観に合わせたオリジナル言語になっている。
せっかくボイスが用意され、ストーリー中やバトル中にもキャラクターが喋るのに、その言語が理解できないものだと少し悲しい。良い意味で捉えるのであれば、今後グローバルに展開する際、海外圏のプレイヤーと体験に差が広がらないという見方もできる。
機兵とドラゴンの序盤攻略
本作は時間ごとにバトルのメインモードが切り替わる仕組みだ。【強化バトル】は機兵&ドラゴンと、浮島艦のカードを育成する素材が獲得できる。まずはここで素材を集めて、しっかり機兵を育成しておきたい。
強化バトルは育成の進捗が反映されず皆等しく能力カンスト状態で戦える。しかし、もう一種の【ランクバトル】においては、機兵・ドラゴン・浮島艦のパーツレベル等それぞれがそのまま反映されるので注意が必要だ。なお、リセマラはしやすいので推奨としておきたい。
機兵とドラゴンのレビュー、感想まとめ(総評)
ソロでも2、3人でもチームを組んで、ハチャメチャなバトルロイヤルが手軽に遊べるのがいい。チームで戦うゲームは何かとプレイヤースキルに差が出て、ハードルが上がるもの。プレイヤーごとの負担も大きく、敬遠しがちな人は多い。
しかしながら本作では、バトルは等しく自動なので意思決定のみが特に重要視されてくる。バトル時間も短く、対戦アレルギーの人でもサクッと楽しめるのは魅力的だ。
- 手軽なのに奥深い。複数人で臨む空戦バトルロイヤル!
- さまざまなモチーフがずらり。個性豊かで魅力溢れる「機兵」たち
- 世界観や設定も「メインストーリー」でしっかり補足!
動画
機兵とドラゴンのアプリ情報
アプリタイトル | 機兵とドラゴン |
ジャンル | リアルタイム運命共同体バトル |
会社 | Donuts Co. Ltd. |
配信日 | iOS:2024年4月8日 Android:2024年4月8日 |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
公式サイト | 機兵とドラゴン公式サイト |
公式X(旧Twitter) | 機兵とドラゴン公式X |
対応機種 | iOS11.0以降 /Android8.0 以上 |
サイズ | 288.5MB |
レビュー日 | 2024年4月9日 |
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