【評価&レビュー】『添丁の伝説』伝説の義賊が来る!台湾の歴史を垣間見るカンフー系横スクロールアクション!

添丁の伝説のレビューと序盤攻略

この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『添丁の伝説』を実際にプレイしゲームが気になっている方に向けて分かりやすく解説しています。『添丁の伝説』はios:1,100円(※ android:未定)でインストール可能です。

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Another Indieがリリースしている『添丁の伝説』は、Steam/Switchで好評を博した横スクロールアクション。大日本帝国が支配していた20世紀初頭の「台湾・台北市大稲埕」を舞台に、“弱きを助け強きを挫く”伝説の義賊・廖 添丁(りょう てんてい)が活躍する(※ 実在した人物)。

爽快なカンフーアクションとメトロヴァニアなダンジョン探索、まるで漫画が3Dモデル化した独自のグラフィック表現など、独特の雰囲気を持つアクションゲームだ。本作はモバイル版に適した操作性を有するが、公式ではコントローラーの使用を推奨。価格はiOS:1,100円/Android:未定。

\ 実際に遊んだ評価 /

ゲーム性(4.5)
グラフィック (5.0)
世界観 (4.5)
コンテンツ (4.5)
BGM (5.0)
総合評価 (4.7)
※評価の基準について
Apple Store(5.0)Google Play()
良い点イマイチな点
コンボを繋ぐ爽快カンフーアクション
懐かしさ漂う勧善懲悪の物語
台湾の歴史に自然と触れられる
コントローラーを持ちたくなる操作性

こんな人におすすめ!

  • 横スクロールアクションが好きな人
  • カンフー映画が好きな人
  • 歴史が好きな人

添丁の伝説

添丁の伝説
iPhoneAndroid
Another Indie
横スクロールアクション

添丁の伝説とは?

添丁の伝説』は、2023年3月1日にiOS(※ Androidは未定)で配信された横スクロールアクション。パブリッシャーはAnother Indie。Steam/Switchにおいても人気を誇るインディーズタイトルであり、有料アプリゲームとなっている。

大日本帝国に侵略された台湾を舞台に、台北市大稲埕で巻き起こる数々の事件や陰謀に主人公・廖 添丁が立ち向かう。レトロな雰囲気の街並みを探索できるほか、コンボを繋いで武器を奪い利用する“カンフーアクション”が楽しめる。

添丁の伝説の特徴
  • スタイリッシュに決めたい、ガンガン繋がるカンフーアクション
  • 気分はさながら名作アクション映画。正統派の勧善懲悪な物語
  • 台湾の歴史をその身に刻め!義賊が救う台北市のレトロな街並み

添丁の伝説のゲーム内容を徹底レビュー

ここからは『添丁の伝説』がどんなゲームなのか特徴別に詳しくレビューしていこう。

スタイリッシュに決めたい、ガンガン繋がるカンフーアクション

スタイリッシュに決めたい、ガンガン繋がるカンフーアクション

ゲームは世界中にコアなファンを持つ、いわゆる「メトロヴァニア」と呼ばれるジャンル。

横スクロールで上下左右に展開するダンジョン内を探索し、道中のトラップを回避したりギミックなどの仕掛けを解いたりして、最奥のボスエリアを目指していく。バーチャルパットは慣れが必要で、公式的にはゲームコントローラーの使用が推奨されている。

スタイリッシュに決めたい、ガンガン繋がるカンフーアクション

ゲームの構造そのものは比較的市場に出回る大多数のメトロヴァニア、といった感触だ。本作について特筆すべきなのは“殴って楽しいカンフーアクション”

攻撃ボタンの連打だけでも十分に戦えるが、そこに多彩な派生アクションを繋げていくことで、コンボを成立させて敵を圧倒するのが本作の持ち味である。

スタイリッシュに決めたい、ガンガン繋がるカンフーアクション

戦ってみるとスーパーアーマーで仰け反らない強靭なザコ敵が多数登場しており、効率良く倒す為にはコンボで手早く仕留めるか、ダンジョン内のトラップを利用するなど、アクションゲームにしては選択肢を考えさせられる。

回避やジャンプの跳躍でヒット&アウェイなバトルスタイルでも良いし、ダウンを継続して取り続ける少しねちっこい戦術でも倒せれば良い。柔軟に戦い方を変えて連続攻撃を叩き込む、自由な戦闘スタイルがアクションゲーマーには刺さるだろう

スタイリッシュに決めたい、ガンガン繋がるカンフーアクション

さらに戦闘中に腰の帯を敵に巻きつけ、敵の武器を奪い取ることもできる。剣・斧・槍・銃など、敵から奪った武器で多数のザコをそのまま相手取る姿はまさにカンフー映画的。

この巻きつけアクションもコンボに組み込むことで、地上攻撃からそのまま空中コンボへの起点になる。こうして攻撃の繋ぎ方を次々と試せるのが面白い。

スタイリッシュに決めたい、ガンガン繋がるカンフーアクション

ボス戦はフィールド内ギミックやボスの隙を突く必要があり、純粋な殴り合いこそ起こり難い。しかし、ボス戦到達までにダンジョン内トラップを潜ってきた経験はここで活きるといっても過言ではない。

ボスの猛攻は回避に徹し、ここぞという攻撃チャンスにプレイヤーが培ったカンフーコンボを叩き込む。この流れがゲームデザインとしても優れており、ボス撃破時に一層深い達成感が味わえるのだ。

気分はさながら名作アクション映画。正統派の勧善懲悪な物語

気分はさながら名作アクション映画。正統派の勧善懲悪な物語

日清戦争に敗れたことで、大日本帝国に統治されることとなった台湾。そんな激動の時代に活躍する正義の義賊が本作の主人公・廖 添丁である。

添丁は同時代に実在した人物であり、実際に大日本帝国で指名手配の窃盗犯として知れ渡っていた。恐らく実体とはかけ離れているのだろうが、本作では悪を挫く青年として描かれている。

気分はさながら名作アクション映画。正統派の勧善懲悪な物語

物語を一言で説明するのであれば、「勧善懲悪」という言葉がこれほど相応しいメトロヴァニアもそうは無いだろう。

劇中は日本だと昭和初期の漫画を思わせるコミックテイストな挿絵の数々が彩る。公式的には“中国の伝統的な漫画スタイル”とのこと。

気分はさながら名作アクション映画。正統派の勧善懲悪な物語

物語の展開は「どこかで見たことがあるけど何かは思い出せない」のオンパレードだ。虐げられる民と欲望のまま悪事を働く悪党、そして正義をその身で示すちょっとニヒルな主人公は、数々の名作カンフー映画に通ずるものがある思う。

特に武道の達人的な師匠が登場したり、冴えないけれども勇気があって凡人なりに主人公をサポートする相棒的な役回りのキャラクターなど、あらゆる王道を詰め込んだようなもの

気分はさながら名作アクション映画。正統派の勧善懲悪な物語

また、ストーリーの見せ方はコミックスタイルだが、ゲーム内音声は主に中国語仕様。しかも日本人キャラクターは日本語で喋るコダワリを見せている。この他国語同士がナチュラルに入り混じる感覚は、やはり古いカンフー映画を見ている気分になった。

「カンフー映画」と裏付けるエビデンスは生憎持ち合わせていないのだが、雰囲気自体は“ジャッキー・チェンの映画が最も近い”のではないだろうか。興味のある方はぜひ共通点を探してみて欲しい(他人任せ)。

台湾の歴史をその身に刻め!義賊が救う台北市のレトロな街並み

台湾の歴史をその身に刻め!義賊が救う台北市のレトロな街並み

『添丁の伝説』で最初にプレイヤーの目を引く要素が作中の舞台、“台北市大稲埕(たいぺいし だいだいとう)”の街並みである。

厳密にはこの世界観を描写しているコミックテイストな3Dモデルの街並みにプレイヤーの視線が釘付けになるはずだ。

台湾の歴史をその身に刻め!義賊が救う台北市のレトロな街並み

1900年代初頭の世界と言えば、まだ野口英世や伊藤博文、夏目漱石といった日本史の名だたる偉人たちが生きていた時代。明治後期辺りでまだまだ厳しい世の中だろう。

作中の台北市大稲埕を通して、当時の人たちの暮らしぶりから大日本帝国人たちの横暴な振る舞いが見えてくる

台湾の歴史をその身に刻め!義賊が救う台北市のレトロな街並み

もちろん本作はフィクションであり、どれだけの時代考証を重ねているかは開発陣しか分からない。とはいえ、実在した添丁といまだ帝国気質な日本人の姿をゲーム越しに見られる体験は非常に新鮮だ。

架空のファンタジー世界では無いから、作品の裏に見える台湾や日本の歴史を結びつけてみると、世界観そのものが広がって見える。

台湾の歴史をその身に刻め!義賊が救う台北市のレトロな街並み

歴史を学ぶ観点から見ても、ゲームと合わせて大まかな時代の雰囲気・出来事を掴めるのは隠された魅力ではないだろうか。

少なくとも「日清戦争の直後に大日本帝国が台湾を統治下においたこと」「廖添丁という名の人物が実在したこと」はゲームを遊ぶだけで覚えてしまえる。

台湾の歴史をその身に刻め!義賊が救う台北市のレトロな街並み

何より本作をキッカケに台湾への造詣が深まる人はゼロではないし、歴史を学び直す機会になった人もいるかもしれない。確かに作中の街並みはレトロで美しく、発展途上にあるかつての台湾を楽しめる。

だが、その裏には「戦争」という大きな闇が根づいており、義賊・廖添丁の活躍はその闇を打ち払う当時の人々の希望だったのだと、遊んだあとなら言えそうだ。ただのアクションゲームとしてではなく、歴史への造詣も深まりそうな一作品だと伝えたい


添丁の伝説

添丁の伝説
iPhoneAndroid
Another Indie
横スクロールアクション

添丁の伝説の序盤攻略

添丁の伝説の序盤攻略

最初のダンジョンである下水道は地形トラップが多く、フックショットを用いた回避方法が度々要求される。ややクセのある仕様なので、ぜひともこの最序盤で物にしておきたいテクニックだ。

また道中、耐久力の高い敵も登場するが、無理にコンボを決める必要はない。武器を奪って攻撃した方が撃破しやすいので、機転を効かせて立ち回ろう。

添丁の伝説のレビュー、評価まとめ(総評)

添丁の伝説のレビュー、評価まとめ(総評)

本作はゲーム開始時にコントローラー使用を推奨するほどアクション性が高いタイトルだ。筆者はバーチャルパッドで遊んだものの、ダンジョン攻略の過程でボタン入力が必要なタイミングで上手くボタンを押し切れない事象を経験した。

これはバグではなく、単純に操作ボタンを押せていないワケだが、シンプルに物理ボタンで操作した方が遊びやすいといった問題なのである。空中フックショット、空中回避はタッチだとさらに難易度が高い。操作性の部分でやはりコントローラーを用意するのは正解なのだろう。

添丁の伝説のレビュー、評価まとめ(総評)

メトロヴァニアなジャンルの中では戦闘部分、とりわけコンボアクションにバロメータを振っているのが好感触。そして一見すると誰でも楽しめる勧善懲悪のストーリーを表に出しつつも、台湾の根深い歴史を題材にしたテーマ性ある作品であった。

添丁の伝説の特徴
  • スタイリッシュに決めたい、ガンガン繋がるカンフーアクション
  • 気分はさながら名作アクション映画。正統派の勧善懲悪な物語
  • 台湾の歴史をその身に刻め!義賊が救う台北市のレトロな街並み

添丁の伝説

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動画

添丁の伝説のアプリ情報

アプリタイトル添丁の伝説
ジャンル横スクロールアクション
会社Another Indie
配信日iOS:2023年3月1日
Android:未定
価格iOS:800円
Android:未定
公式サイト添丁の伝説公式サイト
公式Twitter添丁の伝説公式Twitter
対応機種iOS14.0以降 /Android未定
サイズ1.2GB~
レビュー日2023年3月11日

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