この記事では無料で遊べるスマホゲームアプリ『ツリーオブセイヴァーM』を実際にプレイしどんなゲームアプリなのかを読者様に向けてわかりやすくレビュー、解説しています。
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レビューを読むのがめんどうな人向けにいきなり結論!
『ツリーオブセイヴァーM』がどんなゲームアプリなのか簡単にまとめているのでサクっと知りたい人はここだけ読もう。
ツリーオブセイヴァーMはどんなゲーム？
『ツリーオブセイヴァーM』は、imcGAMESが配信した爽快ハクスラMMORPG。元々ネクソンが配信予定だったモバイルゲーム『Re:Tree of Savior（リ・ツリーオブセイヴァー）』の旧タイトルだ。
名作MMOをモダンなシステムで再構築しており、ソロプレイヤーでもゲームが持つ深い世界観と、心惹かれる幻想的な風景の数々を楽しむことができるようになった。
ツリーオブセイヴァーMの評価
＼ 実際に遊んだ評価 ／
| ゲーム性 | (2.5) |
| グラフィック | (4.5) |
| 世界観 | (4.0) |
| コンテンツ | (3.5) |
| BGM | (4.0) |
| 総合評価 | (3.7) |
| Apple Store(2.9) | Google Play(3.4) |
ツリーオブセイヴァーMの良い点･イマイチな点
| 良い点 | イマイチな点 |
|---|---|
| 名作MMOモバイル版 一新された手軽なゲーム性 ソロプレイでも楽しめる優しい設計 | ゲーム性が薄まってしまった |
こんな人におすすめ！
- 『ツリーオブセイヴァー』の元プレイヤー
- 絵本や童話のような可愛い世界観に惹かれる人
- スマートフォンで遊べるMMORPGを探している人
ツリーオブセイヴァーM
iPhoneAndroid
imcGAMES
爽快ハクスラMMORPG
ここからは『ツリーオブセイヴァーM』について実際に遊んだ体験をもとに、詳しくレビューをおこなっていきます。
ツリーオブセイヴァーMとは？
『ツリーオブセイヴァーM』は、2023年10月18日にimcGAMESからリリースされた爽快ハクスラMMORPG。絵本のような独特のタッチで、女神たちと世界を救済する旅路を描くファンタジーストーリーが紡がれる。
オリジナル版（PC）とはシステムが異なり、遊びやすさに重点を置いている。かつてのプレイヤーは懐かしく、新規のプレイヤーは世界観に惹かれるような、今の時代らしいゲームシステムで登場した。
- ネクソン配信の名作MMOモバイル版が紆余曲折を経て新生リリース！
- モバイル向けに一新されたゲーム性。ただしモダン化の弊害も残る
- 仲間を引き連れてソロプレイでも楽しめる優しい設計！
ツリーオブセイヴァーMのゲーム内容を徹底レビュー
ここでは『ツリーオブセイヴァーM』がどんなゲームなのか特徴別にレビューしていきます。
ネクソン配信の名作MMOモバイル版が紆余曲折を経て新生リリース！
MMORPGジャンルを筆頭に、パソコン向けオンラインゲーム市場を牽引してきた韓国のネクソン。同社からかつて配信されていた名作タイトル『Tree of Savior（ツリーオブセイヴァー）』の名を耳にしたことのあるプレイヤーは多い。
同作は現在、運営移管によって開発元のimcGAMESから、直接サービスを提供されている。そして、本作『ツリーオブセイヴァーM』もまた、同様の形でリリースされることになった。
ゲームの正式リリースまでには余程の紆余曲折があったようだ。本作はもともと『Re:Tree of Savior（リ・ツリーオブセイヴァー）』の名前で登場しており、先述したようにネクソンから配信予定だった。
それが、2021年12月13日に公式Twitter（現X）より、ゲームサービスと公式Twitterアカウントの運営移管が発表され、『リ・ツリーオブセイヴァー』公式サイトも閉鎖。およそ592日後に、突然『ツリーオブセイヴァーM』の名称で事前登録がスタートしている。
『リ・ツリーオブセイヴァー』は、クローズドベータテストが過去に実施されており、そのゲーム画面を今と比較すると、主にユーザーインターフェースの部分が大きく改修されたようだ。
本作ではスマートフォンデバイスのプレイ用により最適化され、オンラインゲーム特有の“ゴチャつきメニューレイアウト”がだいぶ解消されている。ゲームシステムやストーリー部分においても、変化したポイントはたくさんあるかもしれない。
しかし、運営移管やゲームタイトルが変化したとしても『ツリーオブセイヴァー』が持つ幻想的な世界観は何も変わらない。過去作をプレイしたことのある人ならば「形は変わってもToSだ」と、実感し得ることができるだろう。
ひと目見ただけで引き込まれそうな、絵のようなファンタジー世界はそのまま踏襲する。フィールドの雰囲気、街並み、キャラクターデザインやモンスターに至るまで、他のタイトルにはないマイノリティが誰から見てもワクワクさせてくれる。
モバイル向けに一新されたゲーム性。ただしモダン化の弊害も残る
スマートフォン向けのMMORPGでは広く普及しているオートバトル＆オートラン機能を活用したモダンなゲームプレイ。
目的のクエスト、あるいはミッションをワンタップするだけで、ほぼフルオートにコンテンツをこなしてくれるのは楽で魅力的な遊び方と言える。間違いなく本作の大きな特徴であり、オリジナル版とは異なる切り口だ。
スマートフォンで片手間に遊ぶプレイスタイルとしては正しい進化のカタチだが、それは“ほとんど放置ゲームでは？”と、問われたら返す言葉が見つからない。実際、時間に追われて、無数のコンテンツ消費に追われる現代的らしい機能でしかないのだ。
つまるところ“遊び”がほぼない。このシステムこそがMMORPGらしさを欠いてしまっているのは全くの事実で、手軽さと引き換えにゲーム性を損なったモバイルアプリらしい問題点と言えよう。
また、本作は「爽快ハクスラMMORPG」を謳っているタイトルだが、かつてオリジナル版をプレイしたユーザーならば、自らキャラクターを動かし、効果的なスキル回しで仲間と共闘するクラシックなMMOのパーティバトルをイメージしてしまう。
懐かしいオンラインゲームの影をそこに見ている訳で、プレイ前には恐らく多くの過去作ユーザーがそういったバイアスの基、ゲームに触れるだろう。実際にフタを開けてみると、爽快感皆無な半自動バトルで淡々と進む本作には、違和感が残るのではないだろうか。
手動操作が完全に消えてしまった訳ではないが、やはりユーザーの心理として「効率的」「楽」「考える必要がない」など、こういった怠惰な感情をヨシとする便利な機能群が、プレイヤーの感じる「楽しい」気持ちの定義を変えてしまった。
手強い敵を倒すために、立ち回り・スキル・装備・編成の見直しなど、攻略らしい攻略の末に辿り着いたクリアと、達成感から生まれる楽しさはない。いかにラクして育成＆コンテンツを消費するかの方向へ、楽しさの意味がシフトしているのだ。
本作のような手軽さに重きを置いた、セミオート操作のMMORPGを完全に否定するつもりはない。しかしながら、パソコンで古式ゆかしいオンラインゲームをプレイしていたユーザーが、その楽しさをどう見出せるかが1つのハードルになるのは明白だろう。
脈々と受け継がれてきたMMORPGならではの人と繋がる面白さは残るものの、ゲーム的な要素が薄まったカジュアルゲームになっている。言うなれば、忙しい人も遊べるオンラインゲームといったところだ。
仲間を引き連れてソロプレイでも楽しめる優しい設計！
『ツリーオブセイヴァーM』は【クポル】と【フェロー】2種類の仲間を連れ歩くことができ、これがソロプレイでの遊びやすさに貢献している。
クポルは妖精のような生き物で、物語におけるプレイヤーの旅路もサポートしている。戦闘に直接参加することはないが、プレイヤーキャラクターに追従してバフ効果をもたらしてくれる。あとかわいい。
フェローはプレイヤーと共闘してくれるNPCキャラクターで、バトル中は戦闘に参加し、直接サポートする。キャラクターそれぞれに個性が備わっており、ゲーム序盤は強力なスキルで大活躍が見込める。
クポルと異なり、フェローは最大2人まで編成可能だ。バッファー＋タンク、ヒーラー＋アタッカーのように、擬似的にロールプレイングなバトルを行える。なお、クポルとフェローはガチャ要素でもある。
ギルドメンバーやフレンドとコンテンツを楽しむだけではなく、野良プレイヤーたちにも優しい仕様と言えるだろう。
少なくとも序盤は、特別なゲーム内コンテンツに触れでもしない限り、サブクエストもサクサク進めてしまえる。特にフェローの恩恵は強く、周回系ダンジョンでも引き連れていけるのがポイント。
本作は一応“ハクスラ”ジャンルということで、武具も比較的入手しやすい。【自動装備】機能を活用し、装備を更新していくことで、戦闘力を簡単に引き上げられるのはMMO初心者が触りやすい点だ。
ときにはオンラインゲーム内で自分の個性をアピールすることも忘れてはならない。街のお店では衣装・髪型の変更が行える。仲間を引き連れ、自分らしいプレイヤーキャラクターで、なりきりプレイに没頭できる楽しみに繋がるはずだ。
ツリーオブセイヴァーM
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爽快ハクスラMMORPG
ツリーオブセイヴァーMの序盤攻略
本作はメインクエストとサブクエストで主に2種類のクエストが登場している。序盤はレベリングのことを考えて、積極的にサブクエストの消化に当たるのがオススメ。クエスト中は獲得アイテムで手持ちがかさばるため、適度に整理しておこう。
リセマラは非推奨。MMORPGの特性上、1プレイにかかる時間はやや長めだからだ。できれば初回のガチャだけで済ませておきたいところ。
ツリーオブセイヴァーMの事前登録特典
事前登録の特典として『ツリーオブセイヴァーM』では下記のアイテムが貰える。
- 樹の子アームバンド×1
- 樹の子コスチューム×1
- 記憶の石の鍵了×15
- 修道女院の鍵×15
- 銀の寺院の鍵×5
- 分裂特異点の鍵I（Lv.1~80）×5
- 水品回応の鍵I（Lv.1~40）×5
- スタイルショップクーポン×150
- フェロースカウト契約書×10
- クポルスカウト招待状×10
- ［UR確定]フェロースカウト契約書×1
ツリーオブセイヴァーMのレビュー、評価まとめ(総評)
本作から『ツリーオブセイヴァー』の世界に入っても、物語や世界観に慣れるのはそう苦労することもない。しかし、このゲーム性がかつてMMORPGが盛況だった時代に、人気を集めていたシステムの1つと考えてはいけない。
モバイルアプリ化にあたって大幅に簡略化されており、作品の源流を楽しみたいのであれば、Steamで配信されているオリジナル版に触れるべきだろう。
- ネクソン配信の名作MMOモバイル版が紆余曲折を経て新生リリース！
- モバイル向けに一新されたゲーム性。ただしモダン化の弊害も残る
- 仲間を引き連れてソロプレイでも楽しめる優しい設計！
ツリーオブセイヴァーM
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爽快ハクスラMMORPG
動画
ツリーオブセイヴァーMのアプリ情報
| アプリタイトル | ツリーオブセイヴァーM |
| ジャンル | 爽快ハクスラMMORPG |
| 会社 | imcGAMES |
| 配信日 | iOS：2023年10月18日 Android：2023年10月18日 |
| 価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
| 公式サイト | ツリーオブセイヴァーM公式サイト |
| 公式X(旧Twitter） | ツリーオブセイヴァーM公式X（Twitter） |
| 対応機種 | iOS14.0以降 /Android7.0 以上 |
| サイズ | 260.1MB~ |
| レビュー日 | 2023年10月26日 |
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